July 10, 2026

Daily Oregraph: 霧の昭和化効果

 本日の最高気温は18.9度。雨のち曇り。

 昨夜からの雨は昼前に上がったけれど、霧がやや深い。雪と同様に霧は白の威力をもって七難を隠してくれるから、歩きなれた近所の裏道を撮るなら今だと思って外に出た。

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 ここは前回の記事の写真を撮ったすぐ近くで、ぼくのお気に入りの場所なのだが、道路の正面と右側の比較的新しい家々がなんとなく不似合いなため、絵になりにくいのである。

 霧がもう少し濃ければいうことはないのだけれど、なんとなく昭和風の景色が再現できたんじゃないかと思う。もの売りのおじさんなんかがリヤカーを引いて通ったころはこんなだったと記憶している。

 この間釧路の霧日数が激減したという記事を書いたばかりなのだが、今年は霧の勢力がやや復活したようにみえる。なんでもハッキリ・クッキリさせればいいというものではない。曖昧にして微妙というのは日本人の美意識(だけじゃないか……)にもかなっているし、物憂くやるせない気分をもたらす霧の効果に注目してみるのも面白いのではないだろうか。

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June 13, 2026

Daily Oregraph: 裏庭画報 ギョウジャニンニク開花

 本日の最高気温は15.9度。曇り。

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 ギョウジャニンニクが開花した。まだ満開ではないけれど、アップで見ると花の特徴はよくわかると思う。

 どう好意的に見ても美しいとはいえず、ぼくなどは一種の不気味ささえ感じるのだが、広い世の中には「いや、気に入った」とおっしゃる方がいるかも知れない。とにかく異色の花であることは確かである。

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 シャクは花そのものはコンロンソウ同様に地味だけれど、いくつにも分岐して咲いているところに変化が感じられる上に、背が高くスラっとしているから、ずいぶん得をしている。春採湖畔では群落を見られるが、なかなかの壮観である。

 シャクが咲けばいよいよ夏だなあという気分になるけれど、それにしては気温が上がらない。

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June 07, 2026

Daily Oregraph: 裏庭画報 コンロンソウ

 本日の最高気温は12.7度。曇り一時雨。

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 毎年のことではあるが……コンロンソウが咲いた。気の毒なくらい地味な花だけれど、みなさんどうかごひいきに。その他大勢のような扱いはかわいそうだから、ぼくはひそかに応援しているのである。

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 さてギョウジャニンニクのツボミはこうなった。開花は間近である。しばし待たれよ。

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June 03, 2026

Daily Oregraph: 裏庭植物観察

 本日の最高気温は18.2度。曇りときどき晴れ。

 野菜に水をやるついでに植物観察としゃれこんだ。

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 ギョウジャニンニクのツボミのひとつが展開しはじめた。ニリンソウのツボミとはえらいちがいで、優雅さに欠けるだけはなく、どこか不気味な感じさえするのだが、ついつい見とれてしまうのである。

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 クサノオウ。あちこちで咲いているから、けっしてめずらしい花ではない。しかし近寄って見れば見るほど奇妙な花である。毛玉のようなのはツボミなんだろうが、これもあまり気味のいいものではないと思う。

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 エゾノクサイチゴ(だと思う)。実はもっと形のよい立派な花がほかにいくつもあったけれど、どれも虫が食って小さな穴がたくさん開いていた。ずいぶん以前には、時期になると小さな赤い実をつけていたのだが、残念ながら最近では収穫ゼロ。

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 今年もチゴユリが咲いた。派手さもなければずうずうしくもなく、控えめに小さな花をつけるところがいい。どこぞの首相にはぜひ見習ってほしいものである。

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May 27, 2026

Daily Oregraph: 裏庭画報 ギョウジャニンニクのツボミ

 本日の最高気温は13.0度。曇り。

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 ギョウジャニンニクのツボミ。薄い皮膜に包まれた小さなツボミは、やがて放射状に広がって奇妙な花を咲かせる。美しいとはけっしていえぬ花だけれど、ふしぎな引力が働いて、ついつい見入ってしまうのである。

 毎年写真を撮って掲載しているから「なんだ、またかよ」といわれそうだが(笑)、まあそうおっしゃらず、咲いたらお目にかけるので、どうかしばしお待ちいただきたい。

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May 21, 2026

Daily Oregraph: 裏庭画報 ユキヤナギ-生き残った一枝

 本日の最高気温は18.9度。曇り時々晴れ。

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 昨年雑草を刈ったときに誤っていっしょに切ってしまい、これはもうダメだなとあきらめていたユキヤナギが、たった一枝だけ生き残っていた。一番上の大きい花はニリンソウである。

 こいつは小さな花をつけた長く細い枝をたくさん伸ばして、どんなもんだいといばって見せるところが値打ちだから、枝がたったひとつではさっぱり見栄えがしない。しかし今となっては貴重な存在なので、ぜひ生き延びてほしいものだ。

 さて来年はどうなるだろうか?

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May 07, 2026

Daily Oregraph: 裏庭画報 スミレの花咲くころ

 本日の最高気温は14.2度。晴れたり曇ったり。

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 オオバナノエンレイソウが咲きそろい、そのまわりをニリンソウが取り囲んでいる。いっぺんににぎやかになったのはうれしいけれど、木を伐ったり塀を直したり、あちこち手を入れたここ数年の間に、花の種類がずいぶん減ってしまったのは残念である。

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 おやおや、いつの間にかスミレが咲いているな。こいつは数年前にやってきた越境組なのだが、みかけによらず生命力が強いらしく、すっかり根づいてしまった。たぶん園芸種だろうと思うのだが、頼みもしないのに勝手に生えてきたのだから、わが家では雑草扱いである。しかし色がハイカラできれいなので、できるだけ足で踏みにじらぬようには気をつけている。

 見渡せば毎年おなじみの雑草が成長しはじめてきた。もうじき雑草との戦いがはじまる。

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April 29, 2026

Daily Oregraph: 裏庭画報 ニリンソウ開花

 本日の最高気温は6.8度。曇りのち晴れ。

 この時期に6.8度といえばかなり低温だけれど、

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ニリンソウが開花した。

 前回ご紹介した生意気そうな(?)ツボミが真っ先に咲くと思いのほか、すぐ近くの花のほうが先に開いたのである。

 策謀をめぐらしてプリマ・バレリーナの地位を奪い取った前回のツボミとはちがって(まるで昔の少女漫画の世界だね)、こちらはつい最近までは地味で目立たなかったのに、いつの間にかアッと驚くほどの変貌を遂げた少女のような感じがする。お金持ちのわがままなお嬢さまよりも、実は育ちがよいのであった。

 そんなバカなことをいっているうちに、小松菜を植える準備をする時期がやってきた。やれやれ、どっこいしょ。

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April 27, 2026

Daily Oregraph: 裏庭画報 ニリンソウのつぼみ

 本日の最高気温は10.8度。曇り。

 曇り空で気温もそう高くはなかったから、あまり期待していなかったのだが、

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オオバナノエンレイソウが一輪開花していた。

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 こちらはニリンソウのツボミ。絵に描いたような清純派だが、人間がそうであるようにこの時期はごく短く、あっという間に過ぎてしまう。下にその証拠をお目にかけよう。

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 このように花を開く一歩手前になると、それまでは「恥ずかしいからそんなに見ないでちょうだい」という顔をしていたのが、「もうじき咲くからよく見ていてね」といわんばかりに、急に大胆になったように見えるから不思議だ。

 このままだんだん思い上がって、低収入の男とはおつきあいしたくありませんなどと言い出しそうな気がする。いやだね、まったく。

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April 23, 2026

Daily Oregraph: 裏庭画報 キバナノアマナ

 本日の最高気温は11.4度。晴れ。

 オオバナノエンレイソウはまだツボミのままだったが、

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キバナノアマナが咲いていた。小さな花だけれど、なかなか存在感がある。

 いま盛りなのはエゾエンゴサクである。

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 赤から青まで微妙にちがう花の色が見どころだと思う。ずいぶんにぎやかだから、こいつで花見をするのも悪くないかもしれない。

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