March 26, 2024

Daily Oregraph: 裏庭に花はなし

 本日の最高気温は 5.5度。晴れ。

 いっぺんに暖かくなった。車の中はポカポカである。

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 例年なら裏庭に咲いているはずのフクジュソウが見当たらない。去年草取りをしすぎたせいで姿を消したのかもしれない。ほんとうに加減がむずかしい。

 しかたがないからエゾヤマザクラのツボミをパチリ。こうして見ると老木であることがよくわかる。たぶん軽く力を加えただけで枝がポキリと折れてしまうだろう。しかし花を咲かせてくれるうちは切り倒してしまいたくはない。

 ホーソーンの『緋文字』を読み終え、お次はがらりと趣向を変えてオスカー・ワイルド(Oscar Wilde, 1854 - 1900)の戯曲集を選んだ。堅苦しいピューリタンの世界を離れて気分転換しようと思ったわけだが、『レディ・ウィンダミアの扇(Lady Windermere's Fan)』を読み始めたら、さっそく Puritan という単語が現れたのには笑った。

 ワイルドといえば頭脳明晰、才気煥発、機智縦横、ああいえばこういうの代表みたいな人物(ただしどこぞの軽薄な「論破王」などと比較してはいけない。大秀才のワイルドに失礼である)だから、言葉につまるということは絶対になかったはずである。芥川龍之介の『侏儒の言葉』などは明らかにワイルドの影響を受けているけれど、失礼ながら切れ味はワイルドのほうが一枚も二枚も上手だと思う。

 セリフを読んでいるとチクチクと挑発的なところがあるし、きらめく才気がちょっと鼻につくと感じる人がいてもおかしくはない。しかし『ウィンダミア』には人情味もあって、後味は決して悪くはないと僕は思った。

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August 27, 2023

Daily Oregraph: 裏庭画報 赤コスモスの謎

 本日の最高気温は 28.1度。曇り。

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 暑い日が続いている。今日は少しましだけれど、昨日までは非常に湿度が高く、ベタベタして気持が悪かった。

 さて昨年は盛大に咲き誇ったコスモスが今年は雑草に負けたらしく、白い花をたった一輪だけ確認したことは12日にご報告したとおりである。しかしその花は数日後にあっけなく姿を消してしまい、わずか一年にして絶滅したかと思われた。

 ところが今朝行ってみると、そこからずいぶん離れた、しかも去年はひとつも花を咲かせなかった場所に、鮮やかな赤い花を確認した。つぼみもいくつか見える。植物の世界はまったく奇々怪々である。

 『エリア随筆(正・続)』をやっと読了した……といっても、どこまで理解できたかまるで自信はない。そこでネットを検索しまくったら、ありがたいことに、正編のみだけれどたいへん詳しい注釈つきのテキストがみつかったので、もう一度注を参照しながら通読することにした。「よし、注釈があるんならおれも挑戦しよう」という、たぶん数千人に一人はいるであろう(笑)奇特なお方はぜひ。

 そうはいっても、同じ作品を繰り返すのはいかにもつらいので、クリスティのミステリを併読することにした。『青列車の謎(The Mystery of the Blue Train)』というのだが、知るや君? 題名が涼しそうなのはうれしい。

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August 19, 2023

Daily Oregraph: 裏庭画報 見なれぬ花

 本日の最高気温は 27.1度。晴れのち曇り。

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 数日ぶりにのぞいてみたら、こんな花が咲いていた。正体はなにかわからないけれど初めて目にするもので、花はアジサイに似ているような気もする。たぶん越境してきた園芸種だろう。しかし園芸種は星の数ほどあるから、調べるのはやめにしておく。

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 こちらは15日に通りかかった釧路小学校前でみつけたエゾトリカブト。わが家でも数年前までは咲いていたのだが、いつの間にか姿を消してしまった。美しい花だと思う。猛毒の花が美しい、あるいは美しい花には毒があるというのは、ちょっとした教訓話のようでおもしろい。

 『エリア随筆』(1823~1833)はなかなかはかどらない。なぜはかどらないかは、読んでみればすぐにわかる。見なれない単語が次々と登場する。わざと古い言い回しをしている。ダッシュを多用しているせいで、文章の路地に迷い込んでなかなか脱出できないことがある。古典の素養がないと固有名詞を調べるのに死ぬほど時間がかかる……などなど、根気を養うには最高の素材といえるかもしれない。

 テーマによってはわかりやすいものもあるし、ふむふむなるほどと共感できるところも少なからず、ウィットに富んでいるからおもしろいのだが、とにかく文章は全体的にわかりにくい。『国富論』(1776年)のほうが(内容を正しく理解できるかどうかはともかく)文章ははるかに明晰で読みやすいのだから、ジャンルがちがうとはいえ、ビックリすること請け合いである。

 おまけにぼくの手元にあるテキストは活字が細かいので読み取りにくく、ときどき読みちがえたりするから、腹が立つやらくやしいやら……本をお求めになるときは、値段だけではなく(笑)、こういう点も考慮に入れて選ばれるようご忠告しておきたい。

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June 17, 2023

Daily Oregraph: ハズリットからラムへ

 本日の最高気温は 21.6度。晴れ。

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 ヤマブキショウマ。春採湖畔でもみかける植物である。若芽は食用となるのだが、わが家ではたった一株なので食ってしまうわけにはいかないし、第一ぼくには若芽を見分けるほどの眼力がない。

 さてずいぶん時間がかかったけれど、やっとハズリットの著作集を読み終えた。この人は文章がうまく随筆の名手である。しかし性格にはやや難があって、世間と衝突を繰返しながら一生を送ったらしい。

 真実(truth)と自由(liberty)を旗印に、いったんこうと決めたら、その後事情がどう変ろうとてこでも動かない。妥協ということを知らないのである。たとえ年来の知人であっても、途中で心変わりするような人物に対しては、情状を酌量せずに容赦なく非難を浴びせるから、必要以上に敵を多く作る。自ら「ぼくはどうしてみんなにこれほど嫌われるのか知りたいものだ」とこぼすくらいで、有力者に取り入って楽な人生を送るなど無理な相談であった。

 この人には Liber Amoris (『愛の書』ほどの意味かと思う)という一編があって、たいていの文章には驚かないぼくも、これにはビックリ仰天した。これは当時43歳の彼が下宿屋の19歳の娘に恋慕して、俗にいえば「女に手玉に取られ」た挙句に振られてしまった事件の顛末を赤裸々に描いたものだ。言い寄っても言い寄っても結婚の承諾を得られなければ、たいていはすっぱりあきらめてしまうものなのに、この人の辞書には「撤退」の文字がないので、読者を散々いらいらさせながら、悲惨な結末へ向かって突貫するのである。

 いい年をして馬鹿じゃないか、あいつ一体どうしちゃったんだ、というのが当時一般の反応だったかと思うけれど、男が女の色香に迷うのはよくある話で、ひょっとしたらあなたにだって経験はおありかも知れない(笑)。ぼくが驚いたのはそこじゃない。これを世間に発表したことである。こんなみっともない話を公にすればどうなるかは容易に予想がつくから、ふつうならせいぜい親友に愚痴をこぼすくらいですませるだろうと思う。

 真実一路の人物だからウソはつけないということもあるのだろうが、たぶん思ったことはすべて書かずにはいられなかったのだろう。出来はともかく、文学史上希有の怪作といえるのではないか。

 このハズリットの長年の友人に『エリア随筆(The Essays of Elia)』の作者チャールズ・ラム(Charles Lamb, 1775-1834)がいる。今どき彼の随筆を読む人は研究者くらいなものだろうが、(ぼくの曖昧な記憶によれば)旧制高校あたりではよく読まれていたはずである。

 ハズリットを読んだのも何かの縁、次は『エリア随筆』と決めた。ああ、ますます21世紀から遠ざかる……

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May 07, 2023

Daily Oregraph: ふたたび19世紀へ

 本日の最高気温は 8.9度。曇りときどき晴れ。

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 エゾヤマザクラ満開。

 『ガリヴァー旅行記』読了。あまりにも有名な作品だから、内容については今さら触れる必要はないと思う。子ども向け絵本にできるのは小人国と巨人国くらいのもので、だんだん諷刺が辛辣の度を増し、特に最後の馬の国では人間(Yahoo?)のだめさ加減が容赦なく描かれているから、いかに工夫しても紙芝居にして小学生に見せるのは無理だろう。

 拾いものだったのは、ペンギン版のマイケル・フット氏(Michael Foot, 1913 - 2010)の解説がべらぼうにおもしろかったこと。とにかく文章がうまい(と横文字の不得意な日本人が感心するんだから、本当にうまいにちがいない(笑))。この人は英国労働党の党首を務めたこともある、左派の大物政治家なのだが、総選挙には弱かったらしい(だから政治家なんかにならず、評論に専念してくれればよかったのに)。

 さてお次は上記解説にも紹介されている、スウィフトとは政治的立場は異なるものの、そのよき理解者であった William Hazlitt, 1778 - 1830(ウィリアム・ハズリットまたはヘイズリット)のエッセイ集を読んでみることにした。20世紀のフォースターから 18世紀に逆戻りし、ふたたび 19世紀というわけ。このぶんだと生きているうちに 21世紀文学を読めそうにないなあ(笑)。

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April 19, 2023

Daily Oregraph: 眺めのいい部屋から

 本日の最高気温は 10.1度。晴れ。

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 ウルフの『オーランドウ(Orlando)』の次には E. M. フォースター(E. M. Forster)の『眺めのいい部屋(A Room with a View)』(1908年)を読んだ。

 フォースターの小説では『最も長い旅(The Longest Journey 邦題は定まっていないようである)』(1907年)を以前読んだことがあるけれど、おもしろいんだかおもしろくないんだか、ぼくにはよくわからない作品であった。しかし『眺めのいい部屋』は最後まで退屈せずに読めた。映画化するなら監督は小津安二郎あたりかな(?)。

 この小説は舞台設定こそまるで異なるものの、なんとなく『オーランドウ』と似通った空気を感じたので、たぶん……と思って確かめてみたら、やはりウルフとフォースターとはブルームズベリー・グループ(Bloomsbury group)というつながりがあった。

 ブルームズベリー・グループというのは当時英国最高のインテリ・サークルで、(例によって手抜きをするが(笑))興味をお持ちの方にはググっていただきたいと思う。

 さて続いて手にしたのは、なんとスウィフト(Jonathan Swift)の『ガリバー旅行記(Gulliver's Travels)』(1726年)である。昔翻訳で読んだことはあるのだが、原作のほうは80頁あたりで放り出したままだから、今回は最初から最後まで丁寧に読んでみようというわけだ。

 あらためて頁をめくってみると、1726年といえば秋成や馬琴より古いのに、日本語の古典文法がまるで駄目なぼくにとっては、こちらのほうが文章明晰でかえって読みやすい。たぶん多くの方が同じ印象を受けるはずで、一体どうなっているんだと首をかしげること請けあいである。ただし風刺の対象がなんであるかは、歴史に弱いぼくには巻末の注釈を見ないとさっぱりわからない。結局勉強が足りませんな。

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April 02, 2023

Daily Oregraph: 飛ぶ鳥を落とす寒さ

 本日の最高気温は 8.6度。晴れ。

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 中途半端に切った木の幹から無数の枝が生えている。このまま放置したらどうなるのだろうか?

 ヴァージニア・ウルフ(Virginia Woolf)の『オーランドウ(Orlando)』を読み終えた。これは大変風変りな小説で、うんと乱暴にいえば、伝記の体裁を取った大人向けファンタジーである。

 16世紀に誕生して20世紀まで生きた主人公が、男として女と結婚したのち30歳にして突如女性に変身し、やがて男と結婚して男子を産むという途方もないストーリーだから、LGBT差別禁止法に反対する人ならたまげて腰を抜かすんじゃないだろうか(書かれたのは1928年ですよ、どうか腰を抜かしてください)。

 作品の解釈については頭脳明晰な諸先生にお任せするとして、the Great Frost (1708~09年に西欧を襲った大寒波)がどう書かれているか、ちょっとだけご紹介することにしよう。

 空中で凍りついた鳥たちが石のように地面に落下した。ノリッジでは健康そのものの若い田舎女が道路を渡りはじめたが、街角で氷のような突風に見舞われるや、人々の見ている前で粉々にくだけて土ぼこりとなり、屋根の向こうに吹き飛ばされてしまった。(第1章)

 いくらなんでも恐ろしすぎてたぶんホラ話だとは思うが(笑)、これから想像できるように、内容はユーモアに富んでいるし皮肉も効いており、土ぼこりにならず生き残った21世紀の保守派がどうお感じになるかは知らないけれど、ぼくは案外読みやすい小説だと思った。

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December 08, 2022

Daily Oregraph: なにごとにも終りが……

 本日の最高気温は 4.8度。晴れ。

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 これは昨日撮った写真だが、今日も天気はほとんど変らない。風さえ弱ければ、歩くのは苦痛ではない。

 ウォーの『もっと旗を』(Put Out More Flags)を読み終えた。面倒くさいので(笑)詳しく感想を書くつもりはないが、はみだし者の主人公はちょっぴり植木等の無責任男を連想させる異色の人物である。しかしどちらかといえばやや知識層寄りの小説で、ディケンズよりも客層(?)は限られるように思う。

 つづいてはグレアム・グリーン(Graham Greene)の『情事の終り(The End of the Affair)』(1951年)に取りかかった。これもかつて途中まで読んで放り出した作品である。放り出したとはいっても、傑作の誉れ高い小説だから、悪いのは作者ではなく自分のほうだ。今ごろになって罪滅ぼしというわけ。

 まだ三分の一しか読んでいないけれど、人間同士たとえ肌を密着させて一時の陶酔は得られようとも、その間には防ぎようのない冷たい隙間風が常に吹いている……という寒々とした感じがする。けっしておもしろおかしい娯楽作品ではないが、身につまされるところもあれば、さすが『第三の男(The Third Man)』の作者らしく謎解きの興味もあって、読ませる。

 ところで The End of a Love Affair というジャズの名曲をご存じだろうか? もちろんグリーンの小説とは何の関係もないけれど、しんみりしたいい曲だからビリー・ホリデイの絶唱をクリックしてお聴きあれ。

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November 22, 2022

Daily Oregraph: 20世紀へ

 本日の最高気温は 11.3度。晴れ。

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 おだやかな水面からもわかるように、風が弱くポカポカとした散歩日和であった(写真は北埠頭接岸中の巡視船「そうや」)。

 『ピクウィック・ペーパーズ』を読了した。この作品はしばしばわが『東海道中膝栗毛』に比せられるようだけれど、主人公一行が旅先で滑稽な失敗を繰り返すところが似ているというだけで、読めばすぐにわかるように、ずいぶん印象は異なる。滑稽一辺倒ではなく、どことなく悲哀を感じさせるところは、やはりディケンズ調だなと思う。

 若きディケンズの大出世作だし、成立の過程も興味深く、文学部の飯の種(笑)としても非常に価値があり、大勢のえらい先生たちが寄ってたかって研究の対象にしているから、素人の出る幕などはない。当時英国では文字を読める人ならだれもが知っていたというくらいの超ベストセラーで、おもしろいこと請け合いだから、機会があったらお読みになってご損はないだろう。

 さてまじめな研究は文学部の諸先生にお任せするとして、残り時間の少ないジジイはさっさと次へ進まなくてはいけない。それならもっと速く読んだらどうだといわれそうだが、年を取ると万事に時間がかかり、特に読書に関してはスピードの低下が著しく、なかなかそうはいかないのである。

 ぼくが一番落ち着くのは19世紀なのだが、ちょいと20世紀に寄り道して、今回はイヴリン・ウォー(Evelyn Waugh, 1903-1966)の『もっと旗を(Put Out More Flags)』である(付記参照)。

 それから再び19世紀に戻るつもり。積ん読組の本はまだ山ほど残っている。ああ……

【付記】ウォーの戦争三部作については記憶が混同し、うっかり誤記してしまったので訂正しておきたい。第一作が Men at Arms (1952) 、 第二作が Officers and Gentlemen (1955)、そして第三作が Unconditional Surrender (1960) である。Put Out More Flags (1942) は、やはり第二次世界大戦を扱ってはいるが別の作品系列に属する。どうもボケが始まったらしく、今ごろになって気がついた。白旗を掲げて無条件降伏するしかなさそうだ。(2022-12-06)

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October 17, 2022

Daily Oregraph: 落葉を拾う

 本日の最高気温は18.2度。曇り。

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 エゾヤマザクラの木にはまだこれだけ葉が残っている。しかしそろそろ放ってもおけないので、今年はほとんど使わなかった畑の落葉拾いをした。

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 大きな袋の三分の二ほど拾っても、残念ながらたいして成果はなかった。毎年のことではあるが、空しい作業である。葉がすっかり散ってから、もう一度チャレンジしよう。

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 コスモスやエゾノコンギクが終わりかけた今異彩を放っているのがこれ。キク科であることは一目でわかるけれど、名前はわからない。昨年まではなかったから、たぶん越境組の園芸種ではないかと思う。

 ドナルド・キーン『日本文化史』を読み終えた。文体は明晰そのものでわが国文学者の文章よりもわかりやすい(笑)。作家や作品の欠点や限界をはっきり指摘しながらも、背後に存在する温かい目が感じられ、まったく嫌味がない。特に「松永貞徳」の章などは公平な批評として見事だと思った。

 「日清戦争(The Sino-Japanese War)」も教えられるところの多い章だが、「大東亜戦争(The Greater East Asia War)」の章は、いわば歴史修正主義に対する毒消しの妙薬でもあり、ネトウヨ諸君必読文献といっていい(読まないだろうけどね)。たくさん引用されている、とても正気とは思われない(しかも知識人や文人の書いた)当時の文章を読むと、いかに統一教会と紙一重のカルトに毒されていたかが、そして最近の出来事を考え合わせれば、同じ病がまだ癒えていないことがよくわかる。

 日本人にとっては顔が赤くなると同時にひどく耳の痛い内容なのだが、けっして戦勝国民が敗戦国を見下すといった傲慢な態度ではないから、よき友人の親身の助言としてすなおに読めるのはキーン先生のお人柄だろう。膨大な知識量を基礎とした日本史概説としてもお薦めできる。

 さて本棚の落葉拾い、次なる一冊は……またしても19世紀に戻って、ディケンズの『ピクウィック・ペーパーズ』(The Pickwick Papers)を選んだ。大長編だから少し時間がかかるだろう。

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