October 05, 2026

Daily Oregraph: アオサギふたたび

 本日の最高気温は18.8度。晴れ。

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 先日ご紹介した春採湖のアオサギを、望遠で撮ってみることにした。

 CASIO のコンデジ(EXILIM EX-ZR3000)は300ミリまでの望遠付きだから、こういうときには役立つのだが……晴れた日の野外では背面液晶がほとんど見えないのが難点である。ぼんやり輪郭が識別できる程度なので、ほとんど勘に頼ってエイヤッとシャッターを切るしかない。やはりファインダーは必要なのだ。

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 撮影場所はあまりよくないけれど、残念ながら短いバスの待ち時間にバス停付近から撮っているので動けない。それでもこのくらいズームするとアオサギがアオサギであることはよくわかる。

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 もっとズームするとアオサギ君たちの表情らしきものが見えてきた。この連中、前回はジッと動かなかったが、今回はわりと活動的で、見ている途中で二羽ほどバタバタと飛び立った。ぼくには飛ぶ鳥をカッコよく撮るほどの腕前はないし、そもそも液晶モニターがほとんど見えないカメラでは撮りようがない。

 それなら一眼用の望遠レンズを買えよ、という話になるけれど、ムダづかいになるから買いません(笑)。鳥は鳥屋さんにお任せします。どなたか春採湖畔に出かけ、どうか会心の一枚を撮ってお見せください。

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July 12, 2026

Daily Oregraph: ISO 6400 でお祭り気分

 本日の最高気温は24.6度。曇り一時晴れ。

 昨日は厳島神社の例大祭二日目。21時までイベントが行われるというので、カメラのテストをかねて見物することにした。暗所での写りに興味があったのである。

 ISOオートにまかせたら、二枚を除きすべて ISO 6400 であった。しょうもない試し撮りばかりだけれど、何枚か選んでみた。少しはご参考になるかもしれない(お顔がわかる場合はどれも目元にボカシをかけておいた)。

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 それほど人出はあるまいと予想したとおり、鳥居付近に人影は少ない。やれやれよかったと思ったのだが……

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 おいおい冗談だろう。なんだこの長蛇の列は?

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 う~む、これではまるで初詣と変わらないではないか。画面の左右に移動するのもむずかしい混雑ぶりであった。釧路市民はイベントに飢えているのだろうか。

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 輪投げや射的などの露店が出ていたけれど、ひょっとしたら地元の人々の出したお店なのかもしれない。この写真は ISO 4000 だった。

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 これはスーパーボールすくいだったと思うが、記憶は曖昧である。これも ISO 4000 で、等倍でチェックしてみると、ISO 6400 よりも明らかにノイズは少ない。

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 豚串。いかにもうまそうだが、この人ごみの中で買い食いしようという気にはなれず、ポケットに用意していた小銭は結局使わずじまいであった。

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 境内の混雑に恐れをなして米町公園へ避難し、港を一枚撮ってみた。このとき19時48分、空にはまだ明るみが残っていた。鳥居前に到着したのが19時33分だから、お祭り気分を味わったのはわずかに15分であった。

 さてざっと写真をながめてみたところ、ノイズの目立ち方は絵柄によってもちがいがあることを再認識した。最後の写真などは等倍にするとノイズがひどく目立つのである。

 前にも申し上げたように、画像サイズを半分以下にするとノイズはほとんど気にならない。日常縮小してながめるぶんには十分な画質だと思う。しかし大きいサイズでプリントするつもりなら、このカメラ(LUMIX G100D)の場合、ISO 4000 と 6400 ではノイズにかなりの差が見られたので、やはりオート ISO の上限を 3200 にとどめておいたほうが無難だろう。

 試し撮りの結果、ISO 6400 だとカメラをしっかり構えれば、ふつうの場面では手振れの心配はない。しかし ISO 3200 だとシャッター速度は半分になるから、気合を入れて撮らなくてはならないと思う。乏しい経験上 1/15 秒と 1/8 秒とではまるで難易度がちがうからだ。

 気合を入れるのはいやだとおっしゃるなら対策は二つある。一つは明るいレンズ、もう一つは強力な本体内手振れ補正機能のついた高級カメラ。つまりどちらも余計に金がかかるし、重量も増える。どうですか、それも困るでしょう?

 結論。ぼくみたいに金のないみなさまには、気合を入れて撮ることをおすすめしたい。昔の人がいったように(?)、貧よく富を制す。いずれ ISO 3200 で夜の写真に挑戦してみたい。

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July 04, 2026

Daily Oregraph: 動画時代の写真機 (3)

 本日(7月3日)の最高気温は16.2度。曇りのち晴れのち曇り。

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 近くまで行ったついでに、春採湖畔のミヤマニガウリに挨拶してきた。今年も元気に活躍しはじめているのはなによりであった。

 さてせっかくの機会なのでこれまでに自分の撮った動画ファイルを見直してみた。

 試し撮りしてすぐに削除したものを除いて、現在ハードディスクに残っているのは、2006年から2021年までの16年間にわずか24本だから、一年あたり1.5本とは、ほとんど撮っていないにも等しいと思う。

 撮影時間は4秒(!)から5分3秒まで、1本平均約1分30秒という短さである。どれもつまらなくて、断然多いのが船舶荷役風景という通好み(?)の内容である。下の写真はその一例である(2013年11月12日網走港にて)。

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 こんな動画を見せられて喜ぶ人はめったにいまいと思う。もちろんなにがしかの記録的価値はあるから、百年後にどこかの大学の先生が欲しがるかもしれないけれど(?)。

 ではどうしてこんな結果になったのだろうか?

 ひとつにはぼくがたとえばお祭りなどイベントの混雑が苦手だからだけれど、当時のコンデジの動画機能では、雑踏の中ではブレにブレて満足な撮影ができなかったことも理由に挙げられるかと思う。

 しかし一番の理由は、ぼくには動画撮影の才能がまるでないことだと思う。どう撮っていいのかわからないのである。ただ動いている画面を見せられたって退屈するばかりで、やはり起承転結をそなえた構成は必要だろう。それには当然編集作業がともなうから、動画を扱うアプリも必要なら、その操作も勉強しなくてはならない。作業には時間もかかるだろう。

 撮りたいと思う題材もなければ、撮ろうとする熱意もなく、撮影の技量もないのではお話にならない。とはいえ動画自体は嫌いじゃないから、人様の撮った作品はありがたく拝見しているわけで、最近は腕のいい方が多くて感心している。

 動画を撮る方が増えたおかげで、カメラの性格も明らかに変わってきた。高級な一眼カメラを使えば、アマチュアでも才能さえあれば高画質の「映画」を撮ることだって可能なのだから驚きである。ただしスチル写真のようにまぐれで(笑)そこそこの作品ができてしまうことはめったにないような気がする。総合的な構成力が要求されるからだ。

 なにはともあれ、表現の可能性が拡大されるのはいいことだと思う。政治の世界ではろくなことがないだけに、せめて映像の分野ではやる気のある若者(もちろん爺さん婆さんでもいいけれど)が活躍されんことを祈っている。たとえ高価な機材は買えなくとも、普及品を駆使してアッと驚くような作品を見せてほしいと思う。

 このたび過去の動画を見直してつくづく自分の才能のなさに嫌気がさしたし、もはや船舶荷役を撮る機会もなくなったので、ぼくはおとなしく散歩写真を撮りつづけることにした。動画ファンよ、がんばれ。

【追記】大事なことを書き忘れていた。動画撮影というのは、あたりまえの話だが、一定の時間連続して撮りつづけなければならない。たとえば散歩の場合で考えると、気分次第でシャッターを切ったり切らなかったりするのとちがって、足元に気を配りつつ長時間集中しなくてはならないから、とても散歩を楽しむどころではない。そんな苦労をしてまで撮りたくはないのである。

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July 02, 2026

Daily Oregraph: 動画時代の写真機 (2)

 本日の最高気温は17.1度。曇り。

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 くしろ、くしろ、くしろ、くしろ……おお、暖かいご声援まことにありがとうございます。(7月1日撮影)

 さて LUMIX の G100D だが、まだ十分使いこなせてはいないけれど、気のついたことをいくつか。

 サイズ・重量については、無理なく片手で持ち歩けるから特に不満はない。もちろんもう一回り小型のコンデジにファインダーがついていればいいのだが、それが望めない以上、散歩用カメラとしてはこれが最善の選択のひとつではないだろうか。

 特筆すべきはファインダー(EVF)だろう。とても見やすいし撮りやすい。これあるがゆえに、多少欠点があろうともまあいいか、と思えてしまうくらいのすばらしい出来である。一通り初期設定をすませ、背面の可動液晶モニターを閉じてしまえば、まるで昔のシンプルなカメラのような気分で使うことができる。つまりファインダーをのぞいてシャッターを切るだけだから気持ちがいい。

 問題なのはその初期設定に手間がかかることだ。最近のカメラはやたら多機能で設定項目がたくさんあるからなおさらである。目的とする設定の場所にたどりつくのが一苦労なのだ。

 一番とまどったのは、固定したはずの AF ピント位置が、ファインダーに顔の一部が触れると、なぜかズレてしまうことだった。なんとか AF というしゃれた機能を使わない(使えない?)ぼくは、ピント位置に中央一点を指定したのだが、いつの間にか右下などに動いているのだ。故障かしらと思って調べたら、そうではなくて仕様らしい。これは タッチパッド AF の設定を変更することによって改善されたが、どうも納得できない。

 そのほか苦労したいくつかの細かい設定は省くとして、みなさまご興味をお持ちであろう点について。

 まず電池の持ちだが、悪いとはいえぬまでもあまりよろしくはないから、予備電池はひとつあったほうがいいと思う。少しでも長持ちさせるためには、エコモードを設定しておいたほうがよさそうだ。

 付属のおまけレンズは、焦点距離が 35 mm 換算 24~64 mm(F 3.5~5.6)の沈胴型で、もちろんさほど高級なものではない。しかし写りはぼくの用途では必要十分だし、重さがわずか 67 g というのは助かる。ボケ味がどうのというお方はもっと明るいレンズをお求めになるといい。しかしこのカメラにごついレンズは似合わないから、余計なお世話だが、コンパクトなもののほうが扱いやすくていいんじゃないだろうか。

 そして多くの方が関心をお持ちのノイズ。このカメラの ISO感度は 100(拡張時。ふつうは 200)から 25600 まで。ひと昔前だと 25600 とはありえない数字であった。最高感度ではノイズが出まくるから、ノイズに寛容な人であってもさすがに選ばないだろう。お詳しい方の意見に従えば、最高感度の四分の一、つまりこのカメラだと 6400 までなら実用になるらしい。

 そこで試してみた結果をお目にかけたい。

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 これは ISO 6400 で撮影したものだが、サイズを縮小しているから、いいんだか悪いんだかよくわからないと思う(実はそこがポイント)。

 では上の画像の赤枠内を等倍で確認してみよう。

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 どちらもうまくノイズを処理しているけれど、さすがに ISO 3200 になるとノイズがはっきりわかるし、6400 では一層ザワザワしている。

 「う~む、やっぱりノイズが多くてダメだね」とおっしゃるかもしれないが、ちょっとお待ちいただきたい。このカメラで撮った写真は一枚当たり 5,184 × 3,888 画素もあるから、たいていのパソコンの液晶モニターでは、画像全体を等倍で見ることはまずないと思う。たとえ大きなモニターで見るとしても、一度に全体を見るには相当の距離を取る必要がある。

 つまりこの程度のノイズならさほど気にはなるまいというのがぼくの考えである。それにあら探しが趣味というならともかく、写真を見る分にはなんの支障もないのではないだろうか。

 もちろん ISO 感度が高くなればなるほど、いわゆる塗り絵的に細部の描写が甘くなったり、色乗りが悪くなったりするはずだが、人間の眼は精密な測定器じゃないし、ぼくたちは商品撮影をするようなプロじゃない。散歩のついでにパチリとシャッターを切る分には、ISOオートの最高感度を 6400 に設定してもOKですよ。

 というわけで、あとは設定のことは忘れてシャッターを切るだけ。しかし写真機+おまけ動画機能だったのが逆転しつつある現在、ぼく自身がこれまでどんな動画を撮ったのかについて、次回の記事で振り返ってみたい。

【追記】大事な点を書き忘れていたので、忘れぬうちに。

 このカメラの本体内には手振れ補正機能がない。昔のカメラにはそんなシャレた機能はなかったし、現在ではISO 感度を高く設定できるから、個人的にはそれほど困らないけれど、今やたいていの普及品コンデジにもこの機能は付属しているのだし、あればあったでありがたいことはまちがいない。たぶん次期製品には追加されるのではないかと思う。なおおまけけレンズには手振れ補正機能がある。

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June 29, 2026

Daily Oregraph: 動画時代の写真機 (1)

 本日の最高気温は18.8度。曇り一時晴れ。

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 しょうもない写真でお目汚しだけれど、一応は生存証明。色がくすんで見えるのは、ここしばらくつづいている曇り空のせいだと思う。

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 上の写真を撮った新しいカメラはこれ、マイクロフォーサーズの LUMIX DC-G100D(おまけレンズつき)である。このシリーズには G99 という機種もあって、価格はたいして変わらないけれど、機能的・性能的には明らかに G100D よりもレベルが上だから、一回り大きく重いところが苦にならなければ、断然そちらをおすすめしたい。ぼくも20歳若ければ G99 にしたかもしれないが、もはや重いものを持ち歩く根性がないので、サイズ(本体 115.6 mm×83.1 mm× 54.2 mm)、重さ(本体+バッテリー+SDカード 346 g ただしレンズ重量を除く)を優先して G100D を選んだ。

 本当はこれよりも一回り小さいコンデジが欲しかったけれど、ファインダー(EVF)付きの手ごろな製品が見つからなかったのと、最近はコンパクトとはいいながらかなり大型のものも少なくないので、片手で持っても扱える G100D で手を打った。

 これから数回に分けて、このカメラについて使用感などをボツボツと書いてみたい。

 さてカメラを選ぶ前に YouTube で多くの方の製品レヴューを拝見したのだが、そのほとんどが動画性能に対する批評(不満が多いと見た)だったのには驚いた。ぼくみたいに写真機なんだから動画なんてどうでもいいと考えている男は、どうやら博物館行きらしい。

 ちょっとだけ動画を試してみたが、たしかに手振れ補正は弱いし、これは歩きながら動画を撮影するのに適したカメラじゃないと思う。しかし写真機としてはまあまあの出来ではないだろうか。

 YouTube 全盛だから動画の時代になったことはわかるとして、もうひとつ「自撮り」に関する関心が高いのにも一驚した。自撮りといっても、単に自分を撮るというのではなく、たとえばカメラに自撮り棒(?)を取りつけて、自分の顔を写しながら街を歩いたりすることを指すらしい。

 なるほど YouTube ではその手の動画をよく目にするが、ぼくなどは(まことに失礼ながら)「あなたの顔よりも街の景色を見せてよ」といいたいのである。同じく撮影者が顔を出しても、ニュースの時間のアナウンサーのように、きちんとデスクに着席して話してくれる分にはまったく抵抗を感じないのだが、歩いている最中の撮影者の表情を見せられるのはなぜか違和感を感じるのだ。どうして街を歩きながら自分の顔を見せたがるのだろうか? わが顔など見たくもない(笑)ぼくからすれば謎でしかない。

 次回は G100D の長所短所について、もう二三日使ってみてからレポートする予定である。

【付記】上の写真のカメラにつけたストラップはなぜか Nikon 製である。カメラ付属のストラップはよくあるゴワゴワしたもので、手首に巻きつけて使うには適さない。写真のストラップは昔買った別売り品で、柔らかい布製だからたいへん使い勝手がいい。しかもレトロな金具がカッコいいのである(笑)。

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June 25, 2026

Daily Oregraph: 見えぬものは撮れぬ

 本日の最高気温は16.5度。曇り一時晴れ。

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 いまあちこちで咲き誇っているのがミミナグサである。これにはいくつか種類があって、正確にはなんとかミミナグサというはずだが、調べるのが面倒なのでご容赦いただきたい。

 一昨日カメラを話題にしたついでに申し上げると、上の写真は CASIO ZR3000 で撮影した。「プレミアムズーム」というモードで撮ったのだが、実によく写ると思う。もちろんマクロに弱い、起動に若干時間がかかるなどの難点もあるが、一番の泣き所はファインダーがないことである。

 頑迷な保守派(笑)といわれてもしかたがないけれど、写真はカメラのファインダーをのぞいて撮るもんだ、と思うのである。そういう時代に育ったせいだろう。

 ところが今やほとんどのコンデジからファインダーは消えてしまい、ぼくの手持ちでは ZR3000 にも TG-7 にもない。このたびは YouTube などでいろいろ調べたのだが、なんと Canon の価格十数万円(!)という最新高級コンデジにもファインダーがないのである。

 背面の液晶モニターでも写真は撮れるし、手を伸ばして撮影できるなどの利点もあるけれど、晴天の戸外では画面がほとんど(ときにはまったく)見えない。だからほとんどノーファインダー状態での撮影になってお困りになった方も少なくないだろう。OLYMPUS の PL1s (廉価品とはいえレンズ交換式マイクロフォーサーズですぞ)を使ったぼくは液晶画面の見えにくさに癇癪を起して、わざわざ別売りの EVF(電子ビューファインダー 写真下)を買うはめになったのである。

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 「見えないものは撮れない」のだから、「写真機」メーカーにはファインダーをつける義務があるとさえぼくは思うのだが、いかがだろうか。見え味がいいのわるいのと贅沢はいわない。安いコンデジなら、撮影範囲が確実に把握できさえすればいいのである。Make it possible を売り物にしている(笑)天下の Canon にできないはずはないと思うよ。

 というわけで、このたびはファインダーつきのカメラを購入した。適当な価格のコンデジには該当品が見当たらなかったので、コンデジより一回り大きいマイクロフォーサーズ。え、Canon じゃないよ、ごめんね。

 もとより見せびらかすほどの高級品ではないけれど、二三日使ってみてからお目にかけたいと思う。

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June 23, 2026

Daily Oregraph: カメラが壊れる日

 本日の最高気温は13.2度。曇り。

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 雑草生い茂る中ヤマブキショウマの咲く裏庭は庭とはいいにくく、どこの山道かと疑われる景色である。

 植物の様子を見ると季節は順調に進行しているようだが、気温はなかなか上がらず、肌寒い日がつづいている。

 さて人が必ず死を迎えるように、ものもいつかは壊れる。実際ここ数日の間にデジカメが二台、立てつづけに故障した。ご興味のない方には退屈かと思うが、記録のために記事にしておきたい。

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 写真左は上のヤマブキショウマを撮った OLYMPUS のマイクロフォーサーズ(E PL1s)、写真右は Nikon D200(こいつはさすがに頑丈でまったく問題なし)で枠内はそれを撮影した OLYMPUS TG-850 である。

 なあんだ、二台とも写真が撮れたのなら故障してないじゃないか、とお思いになるのももっともだが、まあお聞きなさい。

 まず PL1s だが、これは昨年あたりから電池を交換するたびに「日時を設定してください」と表示されるようになった。このカメラは電池を本体から外して充電する方式だから、日時設定はひどく面倒である。

 こんな症状が現れるようではそろそろ寿命が近いと予想したとおり、一週間前からは、手振れ補正の異常ランプが点滅しはじめ、一昨日からは起動後背面液晶がしばしば表示されず、シャッターも切れなくなった。

 ところが何度か電源を入れたり切ったりしていると、手振れ補正は異常のままだけれど、背面液晶が復活してシャッターを切れることもある。しかしここまで不安定だと近いうちに完全に沈黙するのは確実だから、とても外には持ち出せない。

 お次は TG-850 だが、昨日突然背面液晶が消えてしまった。その後起動したりしなかったりだが、液晶は沈黙したままである。起動してもセルフタイマーランプが点灯しっぱなしになってシャッターが切れなくなったり、奇妙な誤動作をする。

 ところが何度か試していると、チッと小さな音がしてシャッターが切れることもあるのに気がついた。背面液晶が消えているから、撮れているのか撮れていないのかはわからない。そこで本日試し撮りしてみたのが写真右である(ちょっとズレてはいるがまぐれで画面に収まった)。

 なんとピントも合っているし、ちゃんと写ってはいるんだが、完全ノーファインダーだから結果は運任せ、とてもまともに使えたものではない。

 これら二台のカメラ、いつ買ったのだろうかと確認したところ、PL1s は2011年8月、TG-850 は2014年12月だから、それぞれ約15年と11年半であった。まあ十年以上使えたのだから文句はいえないかもしれない。

 結局現在使用可能なコンデジは二台、CASIO の ZR3000 と OM SYSTEMS(旧 OLYMPUS) の TG-7 である。ZR3000 は2016年3月購入なので十年を経過し、そろそろ故障してもおかしくはない。TG-7 はまだ新品だけれど、当たりが悪かったらしく、これまでにまともに起動しないことが何度もあったので一度メーカーへ修理に出した。その結果少しはマシになったが、その後も何回かうまく起動しないことがあったので、不安がある。(この前に使った TG-6 も似たような症状を起こして沈黙し、意外に寿命が短かったので、このシリーズにはシステムになにかバグがあるのかも知れない。性能にはまったく文句はないのだが……)

 すると安心して使えるのは20年物の Nikon のデジタル一眼レフ二台のみということになる。しかしいくら Nikon の一眼レフは丈夫だといったって、あなた20年物ですよ、そろそろいつ故障したっておかしくはない。しかも重い、でかい。車がある頃ならともかく、今さらこんなジャマなものを日常的に持ち歩こうなどという気にはとてもなれない。

 そこでこれを機に気分転換をかねて新しいカメラを一台注文したので、ちかぢかブログのネタにできると思う。ネタにするために金を使うとは酔狂もいいところだが(笑)、新しいカメラは散歩の原動力にもなるから、まあいいか。

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December 29, 2024

Daily Oregraph: TG-820 2004年9月~10月 奈良・大垣・大阪編

 本日の最高気温は0.8度。晴れ。

 まずは奈良編。このときはかたじけなくも三友亭先生にご案内いただいた。なお前回と前々回はあまりにも愛想がなかったので、今回は簡単なコメントを付け加えておく。
 
9月23日

140923_02  天理大学附属天理参考館。異世界への入口として一見の価値あり(ぜひ再訪したい)。

140923_03  飛鳥寺。坊さんのありがたい説教から解放された喜び。

140923_04  飛鳥寺付近。日本のふるさと。

140923_05  近鉄大和八木駅。なぜか旅愁を覚えた。

 次は大垣編。同窓の奇人麦穂亭があちこち連れて行ってくれた。

10月4日

141004_01  養老の滝にて。リフトには乗らなかったが、この看板の様子だと運行していたのかどうかは疑問である。

141004_02  その名も御首(みくび)神社。帽子の数だけ首がある。

141004_03  明星輪寺の不可思議空間。御首神社といいこの寺といい、大垣は実に奇妙な町だと思った。

141004_04  麦穂亭の車で米原駅へ向かう途中の夕焼け。

 そして最後は大阪編。同窓のI君のお世話になった。

10月6日

141006_01  地方都市から大阪に来ると、東京とは別種の街のゴチャゴチャ感にまず圧倒される。

141006_02  十三駅前のクラシックな喫茶店。

141006_03  夜はI君とこいつで一杯。鶏の刺身ははじめて食べた。

10月7日

141007_01  十三大橋付近。フェルメールもビックリの看板。

141007_03  新世界。こういう場所に来ると、田舎者はついシャッターを切ってしまう。

141007_04_20241229201601  これも新世界のあたり。大阪はほんとうに立飲みの店が多い。入ってみたくもあるが、このあと歩く都合もあるから、結局はながめるだけ。

141007_05  ピントが合っているようないないような十三の夕景。

 以上で TG-820 の宣伝を終えるけれど(もう入手できないが……)、写真がまずいのはお詫びするとして、この程度のカメラでも(失礼)たいていのものは撮れるという証明にはなったと思う。でかいカメラなんて怖くない。

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December 27, 2024

Daily Oregraph: TG-820 で撮った京都 (2) 2004年10月編

 本日の最高気温は-0.1度。晴れ。

 10月編。例によって掲載ずみの写真も多く含まれている。
 

10月8日(千本日活)

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10月9日(千本通り)

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10月10日(不明)

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10月11日(上:不明、下:北野商店街)

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10月14日

(上賀茂神社)

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(上賀茂)

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(新京極)

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(三条通り)

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(三条通り 居酒屋「伏見」)

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 メガネのバイト君はぼくの母校の留学生であった。なおこのお店は2016年に惜しまれながら閉店したとのこと。

10月15日(清閑寺付近)

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10月16日(上:清和院御門近く、下:六条河原院跡)

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 この内部左側には一対のお狐さんが祀ってあった。

10月17日(衣笠)

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10月22日(四条烏丸付近)

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 次回はおまけ編。なんと奈良・大垣・大阪という異色の取り合せである。

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December 25, 2024

Daily Oregraph: TG-820 で撮った京都 (1) 2004年9月編

 本日の最高気温は-0.2度。晴れ。


 2014年9月15日から10月22日にかけて、ぼくは京都に滞在した。観光目的ではなく、最初のうちこそ忙しかったけれど、やがてたっぷり自由時間が取れるようになり、あちこち歩き回ったのだった。

 前回申し上げたとおり、カメラは TG-820 一台のみ。バスに乗るときも、スーパーで買い出しするときも、常にポケットに入れて持ち歩いた。そしてコンパクトカメラのありがたみをしみじみと感じたのである。

 撮っておきさえすれば、十年後に写真を見直すとだんだん芋づる式に記憶がよみがえってくるから、カメラは眠らせずに使えば確実に元が取れる。だからゲージツ写真なんてねらわずに、気楽な記録写真をパシャパシャ撮ればいいんじゃないか。特に旅先では、つまらない写真でもあとになって案外おもしろく感じることがある。つまり数は力だ。

 例によって適当に選んだ写真をそのまま掲載するが、このたびは撮影場所だけ記しておいた。

9月16日(西陣京極)

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9月20日(上:一条通り、下:丸太町通り)

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9月22日(上:哲学の道、下:御池通り)

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9月23日(JR 東福寺駅)

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9月25日(すべて北野天満宮)

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9月26日(丸太町通り)

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 京都で夕景を撮るなら丸太町がおすすめ。

9月27日(上:嵐山、中・下:千本通り)

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9月29日(たぶん西陣のどこか)

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9月30日(新京極-バスの窓から)

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 わざとブラしたのならだれかのマネ、自然とブレたのならリアリズム。

 次回は10月編。なおこのたびは一切顔にぼかしを入れていない。何度も見返して、不快な印象を与える写真はないと判断したからである。

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