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June 29, 2026

Daily Oregraph: 動画時代の写真機 (1)

 本日の最高気温は18.8度。曇り一時晴れ。

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 しょうもない写真でお目汚しだけれど、一応は生存証明。色がくすんで見えるのは、ここしばらくつづいている曇り空のせいだと思う。

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 上の写真を撮った新しいカメラはこれ、マイクロフォーサーズの LUMIX DC-G100D(おまけレンズつき)である。このシリーズには G99 という機種もあって、価格はたいして変わらないけれど、機能的・性能的には明らかに G100D よりもレベルが上だから、一回り大きく重いところが苦にならなければ、断然そちらをおすすめしたい。ぼくも20歳若ければ G99 にしたかもしれないが、もはや重いものを持ち歩く根性がないので、サイズ(本体 115.6 mm×83.1 mm× 54.2 mm)、重さ(本体+バッテリー+SDカード 346 g ただしレンズ重量を除く)を優先して G100D を選んだ。

 本当はこれよりも一回り小さいコンデジが欲しかったけれど、ファインダー(EVF)付きの手ごろな製品が見つからなかったのと、最近はコンパクトとはいいながらかなり大型のものも少なくないので、片手で持っても扱える G100D で手を打った。

 これから数回に分けて、このカメラについて使用感などをボツボツと書いてみたい。

 さてカメラを選ぶ前に YouTube で多くの方の製品レヴューを拝見したのだが、そのほとんどが動画性能に対する批評(不満が多いと見た)だったのには驚いた。ぼくみたいに写真機なんだから動画なんてどうでもいいと考えている男は、どうやら博物館行きらしい。

 ちょっとだけ動画を試してみたが、たしかに手振れ補正は弱いし、これは歩きながら動画を撮影するのに適したカメラじゃないと思う。しかし写真機としてはまあまあの出来ではないだろうか。

 YouTube 全盛だから動画の時代になったことはわかるとして、もうひとつ「自撮り」に関する関心が高いのにも一驚した。自撮りといっても、単に自分を撮るというのではなく、たとえばカメラに自撮り棒(?)を取りつけて、自分の顔を写しながら街を歩いたりすることを指すらしい。

 なるほど YouTube ではその手の動画をよく目にするが、ぼくなどは(まことに失礼ながら)「あなたの顔よりも街の景色を見せてよ」といいたいのである。同じく撮影者が顔を出しても、ニュースの時間のアナウンサーのように、きちんとデスクに着席して話してくれる分にはまったく抵抗を感じないのだが、歩いている最中の撮影者の表情を見せられるのはなぜか違和感を感じるのだ。どうして街を歩きながら自分の顔を見せたがるのだろうか? わが顔など見たくもない(笑)ぼくからすれば謎でしかない。

 次回は G100D の長所短所について、もう二三日使ってみてからレポートする予定である。

【付記】上の写真のカメラにつけたストラップはなぜか Nikon 製である。カメラ付属のストラップはよくあるゴワゴワしたもので、手首に巻きつけて使うには適さない。写真のストラップは昔買った別売り品で、柔らかい布製だからたいへん使い勝手がいい。しかもレトロな金具がカッコいいのである(笑)。

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June 25, 2026

Daily Oregraph: 見えぬものは撮れぬ

 本日の最高気温は16.5度。曇り一時晴れ。

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 いまあちこちで咲き誇っているのがミミナグサである。これにはいくつか種類があって、正確にはなんとかミミナグサというはずだが、調べるのが面倒なのでご容赦いただきたい。

 一昨日カメラを話題にしたついでに申し上げると、上の写真は CASIO ZR3000 で撮影した。「プレミアムズーム」というモードで撮ったのだが、実によく写ると思う。もちろんマクロに弱い、起動に若干時間がかかるなどの難点もあるが、一番の泣き所はファインダーがないことである。

 頑迷な保守派(笑)といわれてもしかたがないけれど、写真はカメラのファインダーをのぞいて撮るもんだ、と思うのである。そういう時代に育ったせいだろう。

 ところが今やほとんどのコンデジからファインダーは消えてしまい、ぼくの手持ちでは ZR3000 にも TG-7 にもない。このたびは YouTube などでいろいろ調べたのだが、なんと Canon の価格十数万円(!)という最新高級コンデジにもファインダーがないのである。

 背面の液晶モニターでも写真は撮れるし、手を伸ばして撮影できるなどの利点もあるけれど、晴天の戸外では画面がほとんど(ときにはまったく)見えない。だからほとんどノーファインダー状態での撮影になってお困りになった方も少なくないだろう。OLYMPUS の PL1s (廉価品とはいえレンズ交換式マイクロフォーサーズですぞ)を使ったぼくは液晶画面の見えにくさに癇癪を起して、わざわざ別売りの EVF(電子ビューファインダー 写真下)を買うはめになったのである。

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 「見えないものは撮れない」のだから、「写真機」メーカーにはファインダーをつける義務があるとさえぼくは思うのだが、いかがだろうか。見え味がいいのわるいのと贅沢はいわない。安いコンデジなら、撮影範囲が確実に把握できさえすればいいのである。Make it possible を売り物にしている(笑)天下の Canon にできないはずはないと思うよ。

 というわけで、このたびはファインダーつきのカメラを購入した。適当な価格のコンデジには該当品が見当たらなかったので、コンデジより一回り大きいマイクロフォーサーズ。え、Canon じゃないよ、ごめんね。

 もとより見せびらかすほどの高級品ではないけれど、二三日使ってみてからお目にかけたいと思う。

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June 23, 2026

Daily Oregraph: カメラが壊れる日

 本日の最高気温は13.2度。曇り。

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 雑草生い茂る中ヤマブキショウマの咲く裏庭は庭とはいいにくく、どこの山道かと疑われる景色である。

 植物の様子を見ると季節は順調に進行しているようだが、気温はなかなか上がらず、肌寒い日がつづいている。

 さて人が必ず死を迎えるように、ものもいつかは壊れる。実際ここ数日の間にデジカメが二台、立てつづけに故障した。ご興味のない方には退屈かと思うが、記録のために記事にしておきたい。

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 写真左は上のヤマブキショウマを撮った OLYMPUS のマイクロフォーサーズ(E PL1s)、写真右は Nikon D200(こいつはさすがに頑丈でまったく問題なし)で枠内はそれを撮影した OLYMPUS TG-850 である。

 なあんだ、二台とも写真が撮れたのなら故障してないじゃないか、とお思いになるのももっともだが、まあお聞きなさい。

 まず PL1s だが、これは昨年あたりから電池を交換するたびに「日時を設定してください」と表示されるようになった。このカメラは電池を本体から外して充電する方式だから、日時設定はひどく面倒である。

 こんな症状が現れるようではそろそろ寿命が近いと予想したとおり、一週間前からは、手振れ補正の異常ランプが点滅しはじめ、一昨日からは起動後背面液晶がしばしば表示されず、シャッターも切れなくなった。

 ところが何度か電源を入れたり切ったりしていると、手振れ補正は異常のままだけれど、背面液晶が復活してシャッターを切れることもある。しかしここまで不安定だと近いうちに完全に沈黙するのは確実だから、とても外には持ち出せない。

 お次は TG-850 だが、昨日突然背面液晶が消えてしまった。その後起動したりしなかったりだが、液晶は沈黙したままである。起動してもセルフタイマーランプが点灯しっぱなしになってシャッターが切れなくなったり、奇妙な誤動作をする。

 ところが何度か試していると、チッと小さな音がしてシャッターが切れることもあるのに気がついた。背面液晶が消えているから、撮れているのか撮れていないのかはわからない。そこで本日試し撮りしてみたのが写真右である(ちょっとズレてはいるがまぐれで画面に収まった)。

 なんとピントも合っているし、ちゃんと写ってはいるんだが、完全ノーファインダーだから結果は運任せ、とてもまともに使えたものではない。

 これら二台のカメラ、いつ買ったのだろうかと確認したところ、PL1s は2011年8月、TG-850 は2014年12月だから、それぞれ約15年と11年半であった。まあ十年以上使えたのだから文句はいえないかもしれない。

 結局現在使用可能なコンデジは二台、CASIO の ZR3000 と OM SYSTEMS(旧 OLYMPUS) の TG-7 である。ZR3000 は2016年3月購入なので十年を経過し、そろそろ故障してもおかしくはない。TG-7 はまだ新品だけれど、当たりが悪かったらしく、これまでにまともに起動しないことが何度もあったので一度メーカーへ修理に出した。その結果少しはマシになったが、その後も何回かうまく起動しないことがあったので、不安がある。(この前に使った TG-6 も似たような症状を起こして沈黙し、意外に寿命が短かったので、このシリーズにはシステムになにかバグがあるのかも知れない。性能にはまったく文句はないのだが……)

 すると安心して使えるのは20年物の Nikon のデジタル一眼レフ二台のみということになる。しかしいくら Nikon の一眼レフは丈夫だといったって、あなた20年物ですよ、そろそろいつ故障したっておかしくはない。しかも重い、でかい。車がある頃ならともかく、今さらこんなジャマなものを日常的に持ち歩こうなどという気にはとてもなれない。

 そこでこれを機に気分転換をかねて新しいカメラを一台注文したので、ちかぢかブログのネタにできると思う。ネタにするために金を使うとは酔狂もいいところだが(笑)、新しいカメラは散歩の原動力にもなるから、まあいいか。

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June 18, 2026

Daily Oregraph: 夢見る爺さん

 本日の最高気温は17.9度。曇り。

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 いつも通る裏道。半世紀以上のつきあいである。味のあるようなないような景色だが、知らない土地で似たような道をみかけたら、きっとシャッターを切りそうな気がする。

 さてここしばらく低調もいいところだったが、実はある本をコツコツ読みつづけていた。しかしどうにも面倒くさい内容だし、なじみのない用語が多く、一か月以上もかかって本日やっと読み終えたのである。もちろんブログのネタにできるような本ではない。

 途中でよせばよかったと後悔したのも道理、なんと Richard M. Jones 先生の The New Psychology of Dreaming というんだから、「おまえ血迷ったんじゃないか?」といわれてもしかたがない。一応は一般向けらしいのだが、素人が塩せんべいをかじりながら気楽に読むような本じゃない。もう残り時間が少ないから、泣き泣き読破したのである。

 しかも本書は初版が1970年で、ぼくが買ったのは1978年版。すでに半世紀以上も経過しているからもはや new とはいえず、知ったかぶりで受け売りをしようものなら、鼻で笑われてしまうにちがいない。買った本を何十年も放置しておく積ん読のダメなところである。

 それならネタにならんじゃないかというと、実はそうでもない。問題は dreaming という単語である。本書に邦題を付けるとしたら、ふつうは『新・夢の心理学』とでもすると思うけれど、dreaming とは夢そのものではなく「夢を見ること」だし、実際区別して考えなくてはならない。ところが日本語には適当な言葉が見当たらないのだ。

 たしかに「夢見」という言葉はあるが、どうもしっくりしない。辞書にも「夢を見ること」という語義は載っているけれど、ふつうは「夢見がいい、悪い」というように、「見た夢(の内容)」という意味で使われるのではないだろうか。だから『夢見の心理学』というのはちょっとヘンだし、『見夢心理学』とするのもなじまないと思う。なにか適語はないものだろうか?

 そんなわけでなんだか落ち着かなく、いやな夢を見そうな気分(笑)なのだが、なかなかおもしろいところもあるし、消化不良の部分も多いので、せっかくだからもういっぺん最初からていねいに読んでみようと思っている。

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June 13, 2026

Daily Oregraph: 裏庭画報 ギョウジャニンニク開花

 本日の最高気温は15.9度。曇り。

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 ギョウジャニンニクが開花した。まだ満開ではないけれど、アップで見ると花の特徴はよくわかると思う。

 どう好意的に見ても美しいとはいえず、ぼくなどは一種の不気味ささえ感じるのだが、広い世の中には「いや、気に入った」とおっしゃる方がいるかも知れない。とにかく異色の花であることは確かである。

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 シャクは花そのものはコンロンソウ同様に地味だけれど、いくつにも分岐して咲いているところに変化が感じられる上に、背が高くスラっとしているから、ずいぶん得をしている。春採湖畔では群落を見られるが、なかなかの壮観である。

 シャクが咲けばいよいよ夏だなあという気分になるけれど、それにしては気温が上がらない。

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June 07, 2026

Daily Oregraph: 裏庭画報 コンロンソウ

 本日の最高気温は12.7度。曇り一時雨。

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 毎年のことではあるが……コンロンソウが咲いた。気の毒なくらい地味な花だけれど、みなさんどうかごひいきに。その他大勢のような扱いはかわいそうだから、ぼくはひそかに応援しているのである。

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 さてギョウジャニンニクのツボミはこうなった。開花は間近である。しばし待たれよ。

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June 03, 2026

Daily Oregraph: 裏庭植物観察

 本日の最高気温は18.2度。曇りときどき晴れ。

 野菜に水をやるついでに植物観察としゃれこんだ。

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 ギョウジャニンニクのツボミのひとつが展開しはじめた。ニリンソウのツボミとはえらいちがいで、優雅さに欠けるだけはなく、どこか不気味な感じさえするのだが、ついつい見とれてしまうのである。

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 クサノオウ。あちこちで咲いているから、けっしてめずらしい花ではない。しかし近寄って見れば見るほど奇妙な花である。毛玉のようなのはツボミなんだろうが、これもあまり気味のいいものではないと思う。

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 エゾノクサイチゴ(だと思う)。実はもっと形のよい立派な花がほかにいくつもあったけれど、どれも虫が食って小さな穴がたくさん開いていた。ずいぶん以前には、時期になると小さな赤い実をつけていたのだが、残念ながら最近では収穫ゼロ。

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 今年もチゴユリが咲いた。派手さもなければずうずうしくもなく、控えめに小さな花をつけるところがいい。どこぞの首相にはぜひ見習ってほしいものである。

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