Daily Oregraph: Nikon P50 で撮った東京 2008~2009年
本日の最高気温は-0.5度。晴れ。
安いデジカメでもいいからとりあえず撮っておけ、という教えに従って撮りためてきたヘボな写真を見直していたら、2008年から2009年にかけて、Nikon P50 で撮影した東京の街角スナップが自分としては案外おもしろかった。もちろんうまいとはいっていない。ぼくなどはもはや上手下手を超越した境地(笑)に達しているのである。
この800万画素のカメラを知っている人はよほどのマニアだろうと思う。とにかく小さいカメラで、ありがたいことに電池室の出っ張りを除けばまったく邪魔にならなかった。ただし画像はひどく色乗りが悪くて眠い。見られるのが恥ずかしいといわんばかりの内気さである。
そこでなんとかならないものかと Nikon の NX Studio というすぐれたアプリ(なんと無料!)でコントラストと彩度をえいやっとばかり上げてみたら、独特の色合いこそ残ってはいるものの、印象一変してぐっと生々しくなったのには驚いた。ずっと白髪で通してきた爺さんが突然真っ黒に髪を染めたようなものである。
もちろん jpeg ファイルをむりやり加工するのだからノイズは増える。しかしノイズなんて増えたっていいじゃないか。
以下出張の際空いた(空けた?)時間に撮ったものからランダムに。過去に掲載したものも含まれている。それぞれの写真の説明は一切省略した。塩せんべいでもかじりながらご覧いただければ幸いである。
【お断り】最近は世の中がギスギスとしており、なにかといえば権利権利と突っ込みを入れる人が多い。そこでお顔がはっきり写っている方については、ぼくが必要と判断した範囲で、かなりボカシを入れておいた。個人的にはたまたま写った人々に対する悪意が含まれているかどうかこそが問題だと思っているのだが……
こんな写真を見たってなんの得にもならないけれど、ひまつぶしにはなるだろうから、そのうち別のデジカメで撮った写真もまとめてみるつもりである。
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