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November 19, 2023

Daily Oregraph: 裏庭画報 またしても枝が……

 本日の最高気温は 13.0度。晴れ。

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 -おいおい、もう枝払いは終ったんじゃないのかい?

 -それがさ、思わぬ伏兵が潜んでいたのさ。背の高い雑草かと思って油断していたんだが、

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犯人はこいつ、ナナカマドといっしょに切ってもらったユスラウメだ。切り株からこんなにたくさん枝が出ているとは夢にも思わなかった。植物の生命力にはほとほと感服したよ。

 さて先日読み終えた『フランケンシュタイン』だが、ゆっくり読んでみると欠点がいろいろと目につく。主な原因のひとつは、『オトラント城』や『ヴァテック』とはちがって、舞台設定が現実的であることだと思う。小説だからもちろんウソでもいいわけだが、超自然を売り物にしていないだけに、もっともらしく話を進めるためには、それなりに説得力のある説明を重ねないと「あれ、なんだか変だなあ」という疑問が生じるわけだ。

 おもしろいのはフランケンシュタインよりも彼の造った怪物の方が、体力だけではなく知力においてもすぐれているように見えることである。おかしなところは少なくないけれど、けっして退屈なわけではないから、おひまならお読みになってはいかが。

 いま手にしているのは(なにを思ったか)D. H. ローレンスのエッセイ集である。パラパラめくってみたら、女はバカではなくて男に調子を合わせているのだが、男はバカである……てなことが書かれている。なんとなくタメになりそうな本のような気がする(笑)。

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