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October 29, 2023

Daily Oregraph: 裏庭画報 最後の食料

 本日の最高気温は 15.5度。曇り一時晴れ。

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 現在元気に咲き残っているのはこのキク(名前は不明)のみ。この時期貴重な栄養源だからか、ひっきりなしにアブが飛んでくる。

 本日も枯葉拾い。それでもまだ残っているから、もう一度やらなくてはいけない。

 先日ハインラインを読み終え、メアリ・シェリー(Mary Shelley) の『フランケンシュタイン(Frankenstein)』に取りかかった。もちろんご存じかとは思うが、B級映画でおなじみの話とはかなりちがうから念のため。

 実はこれ、ウォルポールの『オトラントの城』、ベックフォードの『ヴァテック』と一緒にゴシック小説三編集に収められたものである。『オトラント城』は荒唐無稽にして珍妙無類だし、『ヴァテック』も途方もないほら話だから、『フランケンシュタイン』はまとももいいところで、そのちがいは際立っている。

 こいつもかつて60ページほど読んで放り出した積ん読組に属し、そのままにしておくのは心残りだから、今度こそ片づけるつもり。落葉といい積ん読組といい、いつになったら片づくのやら……

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October 21, 2023

Daily Oregraph: 裏庭画報 キク枯れる

 本日の最高気温は 14.1度。晴れのち曇り。

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 エゾノコンギクの花はまだいくつか残っているものの、ほとんどがドライフラワーになってしまった。もうすっかり終ったかと思ったコスモスがいくつか新しい花を咲かせていたのにはちょっと驚いたけれど、秋が終りを迎えつつあることはまちがいない。

 さて相変らず読書を続けてはいるのだが、あまり気が乗らずさっぱりはかどらない。ハインラインはえらいSF作家にはちがいないけれど、宇宙開発よりも優先すべきことがほかにいくらでもあるだろうと考える男とはどうも相性がよろしくないようだ。さっさと片づけてしまいたいのだが……たまにはこういう失敗もあるさ。

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October 15, 2023

Daily Oregraph: ナナカマドに思う

 本日の最高気温は 19.5度。晴れ。

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 南大通の街路樹はナナカマドが多い。ちょうど真っ赤な実が見ごろであった。

 ナナカマドは油断していると恐ろしく成長する。わが裏庭にあった木もぐんぐん伸びて枝先が二階の屋根を圧迫しはじめ、恐怖を感じるに至ったので、昨年業者に伐採していただいた。

 せめて実が甘ければいいのだが、顔がゆがむほど苦いときている。だからよほど広い土地をお持ちでないかぎり、この木を植えるのはおすすめしかねる。

 なんども申し上げたように、ナナカマドにかぎらず、うかつに木を植えてはいけない。いつの間にかに成長して、「まさか、冗談だろう!」と呆れるほどの大木になってしまうのだ。もちろん世の中万事金で解決できるけれど、ぼくは〇中〇蔵氏のようにあこぎなピンハネでもうけた大金を持ち合せていないから、たかが木を一本切り倒すのにかかる数万円の出費がひどく痛いのである。

 以前隣家に枝が侵入した立派なヤマモミジを泣く泣く(つまり木を惜しんで涙し、出費を悲しんで落涙したわけ)伐ったことがあるけれど、そのヤマモミジの種が発芽したらしく、去年地上に姿を現わした。今年はさらに成長したので、放置すれば恐ろしいことになりそうである。今ならまだノコギリで始末できるから、冬になったら伐るつもりだ。

 さらに何の木だろうか(ひょっとしたらナナカマド?)、今年になってヒョロリと出現したのが一本。最初はずいぶん大きな雑草だと思っていたのだが、先日さわってみたら、なんと明らかに木質なのであった。こいつもこの冬には始末せねばならぬ。

 笹や雑草と格闘し、木を相手に一戦交えるとは……ああ、一体おれはなにをしているのだろうか?

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October 08, 2023

Daily Oregraph: 裏庭画報 最後のコスモス

 本日の最高気温は 16.4度。晴れ。

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 ここ数日めっきり気温が低下したせいか、コスモスの花ももうそろそろ終りだ。

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 本日も落葉拾い。先日強風が吹いたからすっかり落ちてしまったかと思いのほか、まだ枝には少し残っている。ごらんのとおり、緑色の葉も混じっている。

 先月からすでに何度か拾い集めているのだが、たかがサクラの木一本に過ぎないというのに、とても落葉を始末し切れないのは毎年のことだ。老木ながら生命力はまだ十分に残っているらしい。

 各地にある何百メートルもつづく桜並木などは、一体落葉をどう処理しているのだろうか? レレレのおじさんが大部隊を組んで朝から晩まで掃き集めるとすれば、恐るべき量の落葉が集まるはずだ。おじさんたちの人件費もばかにはなるまい。まとめて焼却するには処理施設までの輸送費もかかるだろう。

 そんなバカなことを考えながらゴミ袋一枚分落葉を詰めこんだところで、本日の作業はおしまい。まだたくさん残っているけれど、人件費ゼロならこんなものだろう。 

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