Daily Oregraph: 裏庭画報 蒴果の話
本日の最高気温は 21.5度。晴れたり曇ったり。
クサノオウの花の右隣に見える縦長の細いサヤは蒴果(さくか)。広辞苑によると「乾果の一。複子房の発達した果実で、熟すと縦裂して種子を散布する」のが蒴果である。
自然に「縦裂」するくらいだから、時期が来れば手で軽く触れただけで破裂して種が飛び出すところは、バネ仕掛けのおもちゃみたいでおもしろい。本日のところはまだ完熟していないので変化はなかった。
こちらは本日のギョウジャニンニク。図鑑で確認したところ、緑色の拳骨みたいな部分はやはり蒴果である。写真によれば、下にある拳骨の一つが破裂しているようにも見える。
ということはそろそろ時期が来ていそうだから、明日にでも拳骨を一つもいで、内部を観察することにしたい。拳骨は三つの部分からなっており、それぞれに種が一つずつ出来ているはずである。
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