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October 01, 2022

Daily Oregraph: 裏庭画報 サクラの葉散るころ

 本日の最高気温は21.8度。晴れ。

 午前中に草むしりを少々。本日はほとんどがタニソバだった。恐るべき量である。来年が思いやられる。

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 毎年のこととはいえ、エゾヤマザクラの落葉も取りきれないほど散らばっていたが、葉はまだ半分以上枝に残っているから、落葉拾いは来週になるだろう。

 アスファルトの路面なら竹箒でたやすく集められるけれど、一面の雑草の間にからまった落葉は厄介である。拾っても拾っても拾いつくせない。しかも今は消防がやかましいので、一箇所に集めて「焚火だ焚火だ 落葉焚き」というわけにもいかない。できれば芋でも焼きたいところなんだが、味気ない世の中になったものだ。

 さて帆船航海記が終ったので、明日からはドナルド・キーン(Donald Keene)先生の『日本文化史(Appreciations of Japanese Culture)』に取りかかる予定。これも昔途中まで読んだものだが、けっして退屈だから放り出したわけではなく、キーン先生には申し訳ないことをした。しかし食べ物ならとっくに原形をとどめていないはずだが、本は何十年たっても腐らないからありがたい。

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Comments

>本は何十年たっても腐らないから

確かにそれはありがたいのですが、食い物のように食べたらなくなってしまう…ことがないので、食った後から溜まっていって我々の居住空間を奪ってしまうという難点があります。

かといって、他のものとは違って、処分するというのも、脳みその一部を処分するような気が指摘が引けるし…まあ、開いたこともなくって積みっぱなしの、脳味噌の一部になっていないものも沢山あるんですが・・・

Posted by: 三友亭主人 | October 08, 2022 08:59

>三友亭さん

 なるほど本にも賞味期限があってもいいかも知れませんね。いつまでも放りっぱなしにしているとボロボロになってしまうとか……

 もっとも辞書類がそれでは困りますけど(笑)。

Posted by: 薄氷堂 | October 12, 2022 20:44

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