Daily Oregraph: 十勝港の春
本日の生存証明写真はひさびさの十勝港(広尾町)。遠くの山々にはまだ雪がうっすら残っていた。
今日の最高気温は広尾町19.2度に対して釧路は9.1度だから、なんと10度以上の差である。ポカポカして気持がよかったので、港内をブラブラ散歩。岸壁のあちこちに釣人がいて、コロナとは無縁の呑気さである。
見覚えのあるキタキツネ。栄養失調で毛がごっそり抜けているのは気の毒だが、無事冬を越して春を迎えたのはなによりである。船の近くでしばらく粘っていたけれど、だれも餌をくれないので、いつの間にか姿を消していた。生きるのは大変なことだよなあ、お互い。
仕事を終えて、午後帰釧。今月は音楽月間と決めた。人間楽な方に流れるものだ。捕物帖はしばらくお休みである。
Comments
おやおや、町中に狐さんですか。冬が終わったばかりで山中の食い物が乏しいんでしょうねえ。
わが奈良も町中に鹿さんが群れなしていますが、コロナの影響で鹿せんべいの供給が減ったせいで、偶蹄目本来の反芻が復活したらしいです。
Posted by: 三友亭主人 | April 14, 2021 18:24
>三友亭さん
港に出没するキツネは釧路港にもいます。気まぐれな船員がたまに餌を与えるからでしょう。あいにくキツネ煎餅というのはありません(笑)。
Posted by: 薄氷堂 | April 14, 2021 20:57