Daily Oregraph: 裏庭画報 秋の植物観察
本日の最高気温は23.9度。ひさしぶりに裏庭をのぞいてみたら、夏枯れの時期が終って、秋の花が咲いていた。某政党総裁選の顔ぶれを見るより、こちらのほうがはるかにマシだと思う。
ナナカマドの実はもう少ししたら真っ赤になるだろう。季節は確実に進行中である。
これはたぶんエゾノコンギク。すっきりした形のいい花である。「蝦夷の紺菊」ではなく、「蝦夷・野紺菊」。
ベニイタドリ。だれが名づけたか、メイゲツソウという優雅な別名は、どう考えても納得できない。痛みを取るからイタドリというのは俗説で、牧野先生も「はたして本当かどうか分らない」とお書きになっている。ぼくにいわせれば傍若無人のふるまいをする雑草にすぎないのだが……
キツリフネ。形からわかるようにホウセンカの親戚である。わが家では家の壁際というとんでもない場所に咲いており、写真を撮るのは一苦労であった。
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