Daily Oregraph: サルスベリ
仕事が昨日で一段落したので、ゆっくり本を読もうと思っていたら、デスクワークが一件舞いこんできた。なかなかうまくいかないものである。しかし今夜こいつを片づければ、明日はのんびりできる(はずだ)。
さて花の名前を明記しろと苦情をいったら、大阪通信員が今度はサルスベリの写真を送ってくれた。本人は自信がないらしいけれど、このクシャクシャの花はサルスベリにちがいないと思う。串カツ一本、帳面につけておいてくれ(笑)。
弘法も木から落ちる、いや、サルも木から落ちるほど幹が滑るからサルスベリというらしい。「ヒャクジッコウは漢名の百日紅に基ずく(ママ)、すなわち花期が長く百日にわたるの意味である」(牧野 新日本植物図鑑)。
夏の季語であるが、北海道にはない。
人厭ふこころ弱りや百日紅 野澤節子
意味はわかりそうでよくわからないが(笑)、いい句だと思う。
Comments
以前に丹頂ネットの管理をしていた'あぼみ'です。
身近な野草を知ることができるので時々みてました。
サルスベリはEGGでみたことがありますが、いかにも温室育ちという感じでヒョロっとしてました。
イチョウの赤い花のことも気になってました。
これからも興味深い記事を楽しみにしています。
Posted by: あぼみ | August 02, 2019 00:00
>あぼみさん
おお、あぼさん、お久しぶりです。お元気そうですね。丹頂ネットでは大変お世話になりました。
> サルスベリはEGGでみたことがありますが、
EGGにありますか。北海道の樹木図鑑には載っていませんから、釧路では温室でなければ無理ですよね。今度見物してみましょう。
またちょくちょく遊びにいらしてください。
Posted by: 薄氷堂 | August 02, 2019 10:19