Daily Oregraph: 遠ざかる過去
今日は雨。こう毎日天気が悪いと散歩もできないし、気が滅入っていけない。
そこで古い写真のファイルをあれこれ見ていたら……あ、やっぱり! 写真は撮っておくべきものである。
4月18日掲載の記事には掲載しなかったが、これは天使突抜という町名のもととなった五條天神社の写真である。
はてな、ここにはどうも一度来たような気がする。しかしいつだっただろうか? それともいわゆるデジャヴュというやつだろうか。
帰宅してからも、それが妙に気になっていたのである。
あった、あった、ありましたよ。2002年9月18日。まさに五條天神である。画面右端の門からちらりと見えるのが松原通り。
このときは天使突抜の場所を知らなかったから、たぶん松原京極をふらふら歩いているうちにみつけたのだと思う。
記憶の底にはぼんやり残っていたけれど、写真がみつからなければ確認できなかった。15年ほど前といえば、記憶力の程度を判断するには、なかなか微妙な過去である。
最近固有名詞がなかなか出てこないし、水飴を引き延ばすように過去がどんどん遠ざかっていくような気がする。記憶の赤方偏移だろうか(笑)。
なんだか心配になってきた……
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