京都足棒日記 植物編
このたびはあまり収穫はなかったけれど、一応植物編としてまとめてみた。
今年初めて見た桜(3月26日 洛南高校)。
今年はソメイヨシノの開花が遅く、残念ながら満開の花見を楽しむことは出来なかった。ちょうど入学式のころにはあちこちで「サクラ サク」ことになるのだろう。
そのかわり市内のあちこちで見かけたのが椿である(3月24日 南区)。
椿にはバリエーションがあるらしく、前の写真の花とは趣が異なる(3月27日 今宮神社近く)。
花はボトッという音とともに地面に落下する。慣れないと少々驚くかもしれない。
稲荷山で見た竹藪とはまるでちがい、凜然とした姿はまこと禅寺にふさわしい(3月27日 大徳寺)。
ユキヤナギ(3月27日 同志社大学前)。
わが裏庭でユキヤナギが咲くのは6月の初めだから、なんと二ヶ月もの時差がある。この季節感のちがいあるがゆえに、北海道人が古典の詩歌を理解するのは困難なのである。
花をながめただけで、とうとう同志社のキャンパスには入らなかった。あいかわらず未知の領域のままである。次回はぜひと思っているので、嫌わんと中に入れてね。
満開の桜のかわりといってはなんだが(笑)……ちょっとさびしいから、華やかなレンタル着物おねえさんのグループを(3月28日 八坂神社)。
おやおや、手前右のおねえさんはキヤノンの一眼レフか。やるもんだなあ。ジジイの負けである。
さて順番でいえば、京都神社巡り編が残っているのだが、当然のことながら、地味な内容になりそうだ。次回から数回大阪編をはさんで、最後に神頼みをすることにしよう。
Comments
薄氷堂さん、こんにちは!
京都シリーズ、何とも味わいがありますね。
名所を訪れながらも、脇道の誰も見もしないようなものに、
味わいがあると感じるのは腕ってものでしょうね。
着物のお嬢さんの一眼レフ、なんかすごいですね。
Posted by: 只野乙山 | April 22, 2017 06:54
>只野乙山さん
とんでもありません。まだまだ見る目ができていないんですよ。しかも年とともに反射神経が鈍くなっていますし……
おねえさんの一眼レフには感心しました。観光地では一眼レフを持ったおじさん(特に外国人男性)をよくみかけましたが、着物姿に一眼レフという取り合せはめずらしいです。
あのおねえさん、只者ではないのかも(笑)。
Posted by: 薄氷堂 | April 22, 2017 12:50