Daily Oregraph: 裏庭画報 太陽のめぐみ

ひさびさに日光を浴びた。太陽はナナカマドの枝の左上。この木漏れ日というのが実に気持ちいいのである。
ありがたきかな、太陽。
ナナカマドの真下は年中日当りが悪いけれど、シャクは毎年緻密な花を咲かせる。
シャクを揺らす風がさわやかで心地よい。しかもこうして汚いところを隠した写真を見ると、広大な庭園を所有する旦那様になったような気分である。嵐が丘でいえばエドガー・リントンという格であろう。
-おれも富裕層である以上、ジミントーに一票を投ずるべきだろうか……
-ばかやろう、小作人の分際で、なにをねぼけていやがる! さっさとコマツナの種をまかんか。
夢はたちまちにして破れ、あわれ貧農は畑に向かうのでありました。ああ。


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