Daily Oregraph: 霧中遊行
これは昨日撮影したもの。いったん腹をくくるとマンネリも平気になるらしい(?)。
毎日散歩をつづけても、さっぱり頭脳の働きは活発にならず、ほとんどなにも考えずに歩いている。これでは夢中遊行とあまり変らぬようだ。
今日はさほど濃くはないが霧がかかり、うっすらと太陽の見える頼りない景色であった。画面に無理に太陽を入れると露出がむずかしい。実際はもっと明るいのである。
キツネはもちろん、犬にも猫にも人にも出会わぬまま知人に到着。霧の中をふわふわ泳いだような散歩であった。
青空をお見せするためにカラーに戻そう(そういえば白黒映画にもパートカラーというのがあったっけ)。霧がかかると曇り空のような錯覚に陥るけれど、そうとはかぎらないのである。
取り壊し中の銭湯の建物は、やっと浴槽部分が見えてきた。跡地はどうなるのか興味があるし、今後も取材をつづける予定である。
Comments
>ほとんどなにも考えずに歩いている。
別に考えたくなくても、嫌なことばっかり考えてしまうような今日この頃ですから、その方がいいんじゃないんですか。
Posted by: 三友亭主人 | June 17, 2015 20:42
>三友亭さん
まったく無念無想というわけじゃないんですけど、立派なことはまるで考えちゃいません。
もっとも愚者が余計なことを考えるとろくなことはありませんから(某首相、某首相(笑))、そのほうがいいのかも。
Posted by: 薄氷堂 | June 18, 2015 08:18