Daily Oregraph: 希望なき春
予報どおり雪。昼過ぎまで降るらしいから、ぼくも昼前には雪かきをしなければいけない。三月も終りだというのに。
写真を見ればたいした積雪ではないようだが、わが家ではこの倍は積もるから、それなりに汗をかくことになるだろう。
明日からの消費税増税を前に、小売業界では空を見上げてやきもきしているのではないか。この程度の雪ですんだのはなによりだと思う。
来年は消費税10%とやら。不況の長期化は避けられず、もう二度と浮かび上がることはないだろう。まことに愚かなことであるが、この国ではどこの政党も大多数の利益を代表していないのだからしかたがない。
文句もいわずひたすら少数の利益に奉仕しようという、いじらしいほどの奴隷精神が蔓延しているのは、結局愚民政策の勝利ということだろう。
こんな情けない世の中では、酒量を減らせというのが無理な話であって、ぼくがスコッチとバーボンをいつもの倍以上買い込んだのは内緒である(笑)。
『嵐が丘』は残り72頁。なんとか終りそうな見通しのついたことだけが、せめてもの慰めか。
Recent Comments