Daily Oregraph: 春採湖畔
全国一千万の釧路ファンのみなさまに、たまにはこういう写真はいかがだろうか。
上天気なのだが、ちょうど霧が晴れたばかりのせいか、遠景がほんの少しボンヤリして見えるようだ。それでも釧路のシンボル(?)湖陵高校時計台の針が10時40分を示しているのはなんとかわかる。
春採中学校の諸君は野外昼食会らしい。ジンギスカンかな? もちろんノンアルコールだろうけど(笑)、しゃれたことをするものだ。
ネムロブシダマ。まだツボミである。
エゾスグリ。まるで蝋細工のような赤い花が特徴である。
コンロンソウ。もうまもなく開花するだろう。この花はわが裏庭にもある。
散歩を終えるころにはふたたび霧がかかり、ごらんのとおり、ひぶな幼稚園のヒヨコたちが霞んで見える。
帰宅後裏庭へ。毎日少しずつ働いているのである。昨日から鍬を入れはじめたので、数年ぶりに黒い土がよみがえってきた。ぷーんと漂ってくる土の匂いを嗅ぐのは、決して悪くない気分である。
野菜作りは面倒だから、どうしようかまだ大いに迷っているが、ジャガイモでも植えれば、名刺に堂々と「農業」と印刷できるのは魅力である。「無職」ではどうも格好がつかないしなあ(笑)。
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Comments
土の香りはいいですねえ。
なんとなく自分はここにいていいんだって気持ちにさせてくれる。
それにね・・・都祁はお茶の産地でもあり、職場の窓を開ければ漂ってくる製茶の香り・・・少々青臭くもありますが、これはこれで賞美するべきものかと・・・
Posted by: 三友亭主人 | May 31, 2012 22:52
僕なんか、隠棲だの隠遁が理想の肩書です。
トマトはほったらかしにすると甘くなるそうです。
やせた土地の作物でたくましいので
手をかけないほど甘くなります。
Posted by: 根岸冬生 | June 01, 2012 06:34
>三友亭さん
窓を開ければ茶の香りとは、贅沢な環境ではありませんか。
それで仕事がはかどらないはずはありませんね(たぶん)。
>根岸冬生さん
まあ、実際には名刺の必要なんてないんですけどね。
隠遁というのはなかなか魅力的ですけど、家族やらなにやらのしがらみを絶たなければ実現は困難だと思います。
トマトはまだ先の話です(笑)。もともと畑仕事には向いていませんから、どうしようか思案中なんですよ。
Posted by: 薄氷堂 | June 01, 2012 18:30