Daily Oregraph: 2011-08-29 知人から南新埠頭へ (1)
年期の入った案内図である。掲載してもご迷惑はかからないと思うが、念のため画像サイズを小さめにしておいた。この案内図は左が北を指しており、右側の路地の行き止まりが臨港鉄道の踏切。それを渡ると太平洋が広がっている。
今日は知人(しりと)町の路地を往復してから、南埠頭・南新埠頭方面へ向かうという変則的なコースを選んで歩いてみた。いわゆるお散歩写真だから、どうか気楽におつきあいいただければ幸いである。
長いつきあいの路地だけれど、ふだんとは逆のコースというのは、ちょいと新鮮な気分である。
路地は短く、すぐに臨港鉄道の踏切に出る。踏切を渡るとすぐに知人の浜。
今日は少し波が高かった。霧のせいで紫雲台方面はまったく見えない。
浜には人っこひとり見あたらず、貸し切りなのは実にいい感じだが、入水でもしかねないやつれた美女が波打ち際に立って海をながめていればもっと絵になると思う。
いつもと変わらぬ昭和の景色。フェンス沿いに線路がつづいている。ぼくが釧路八景を選ぶとすれば、ここは絶対に外せない。
しばらく砂浜をぶらぶらしてから踏切にもどる。この景色もまたいまどきのものじゃない。
踏切のすぐ隣は貯炭場。モノクロのように見えるがカラーである。よくよく見ると、石炭は単純に真っ黒なのではないということがわかる。
ふたたび知人町の路地へ。今日はいつもの黒猫には出会わなかった。
路地の入口が見えてきた。左手が南埠頭方面である。
今日はズルをして車で来たというのはないしょね。このつづきは明日。
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Comments
今日も懐かしい風景ありがとうございます。米町、知人はよく行きました。確か南港はよく巡視船が泊まっていた所だったと思います。中学生だったので、お願いして何回か載せてもらいました。
続きを楽しみにさせて頂きます。
Posted by: 川中 | August 30, 2011 08:40
>川中さん
港町から入舟にかけての岸壁では「そうや」をよくみかけます。また現在貨物船の利用がなくなった北埠頭の西側岸壁にも、保安部の船が接岸しています。
いずれレポートしましょう。
レポートといえば、先日お書きになっていた嵯城商店の写真も撮らなくちゃいけませんね。
Posted by: 薄氷堂 | August 30, 2011 22:58