Daily Oregraph: 2011-05-11 悲しきキタキツネ

夕方ちょっとだけ近所を散歩したら……おやおや、あいつはキタキツネじゃないか。西港では一二度みかけたことがあるけれど、わが家の近くで目にするのははじめてだから驚いた。
宿なしの境遇にもかかわらず野犬のような獰猛さはまるでなく、おどおどと上目づかいにこちらを見るさまは哀れを誘う。しかしこいつはエキノコックスを媒介するから用心しなくてはいけない。うっかり同情してエサを与えるなど、もってのほかなのである。
北海道ではあちこちでキタキツネに出くわすが、エサをもらえないせいか、どいつもこいつも例外なくやせこけている。
町中のキタキツネは、もし獲物にありつけなければ、カラスやカモメのように生ゴミあさりをするのだろうか。
夕暮れ時分に見るキタキツネはことに悲しげである。
(Nikon D200 + Ai 35mm F2S)
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Comments
そちらは北狐ですか。
我が三輪の里は、猪・鹿(これであと蝶があれば花札だ)・猿がよく出没しています。
畑が荒らされたりなんなりでちょいと迷惑な存在ですが、まあ彼らには彼らの事情があるわけだし・・・
しかたありませんよね。
Posted by: 三友亭主人 | May 11, 2011 23:08
>三友亭さん
こちらはシカとキツネですね。イノシシやサルは聞いたことがありません。
Posted by: 薄氷堂 | May 12, 2011 22:53