June 07, 2026

Daily Oregraph: 裏庭画報 コンロンソウ

 本日の最高気温は12.7度。曇り一時雨。

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 毎年のことではあるが……コンロンソウが咲いた。気の毒なくらい地味な花だけれど、みなさんどうかごひいきに。その他大勢のような扱いはかわいそうだから、ぼくはひそかに応援しているのである。

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 さてギョウジャニンニクのツボミはこうなった。開花は間近である。しばし待たれよ。

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June 03, 2026

Daily Oregraph: 裏庭植物観察

 本日の最高気温は18.2度。曇りときどき晴れ。

 野菜に水をやるついでに植物観察としゃれこんだ。

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 ギョウジャニンニクのツボミのひとつが展開しはじめた。ニリンソウのツボミとはえらいちがいで、優雅さに欠けるだけはなく、どこか不気味な感じさえするのだが、ついつい見とれてしまうのである。

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 クサノオウ。あちこちで咲いているから、けっしてめずらしい花ではない。しかし近寄って見れば見るほど奇妙な花である。毛玉のようなのはツボミなんだろうが、これもあまり気味のいいものではないと思う。

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 エゾノクサイチゴ(だと思う)。実はもっと形のよい立派な花がほかにいくつもあったけれど、どれも虫が食って小さな穴がたくさん開いていた。ずいぶん以前には、時期になると小さな赤い実をつけていたのだが、残念ながら最近では収穫ゼロ。

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 今年もチゴユリが咲いた。派手さもなければずうずうしくもなく、控えめに小さな花をつけるところがいい。どこぞの首相にはぜひ見習ってほしいものである。

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May 27, 2026

Daily Oregraph: 裏庭画報 ギョウジャニンニクのツボミ

 本日の最高気温は13.0度。曇り。

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 ギョウジャニンニクのツボミ。薄い皮膜に包まれた小さなツボミは、やがて放射状に広がって奇妙な花を咲かせる。美しいとはけっしていえぬ花だけれど、ふしぎな引力が働いて、ついつい見入ってしまうのである。

 毎年写真を撮って掲載しているから「なんだ、またかよ」といわれそうだが(笑)、まあそうおっしゃらず、咲いたらお目にかけるので、どうかしばしお待ちいただきたい。

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May 26, 2026

Daily Oregraph: 霧笛とバンシー

 本日の最高気温は11.5度。曇り。

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 5月20日の北海道新聞に掲載された記事によれば、釧路市の霧日数は「1941~50年の年平均が120.0日だったのに対し、2016~25年の年平均は81.0日」だったという。(どうして1951~2015年のデータが記載されていないのかは不明だが)「釧路地方気象台は(中略)20年に観測方法を目視から視程計という機械を使った観測に変更したこともあり、担当者は『以前と比較できず、実際に霧が減ったとは言い切れない』」といっているらしい。

 なるほど同一条件でなければ正確な比較はできないから、さすが専門家は慎重である。よろしい、それなら一貫して目視に頼りつづけてきた素人のぼくが太鼓判を押そうではないか。近年まちがいなく霧日数は激減している。給料をもらっているわけではないから、霧日数を記録してはいないが、この目で確かめたんだから(笑)確かである。

 原因としてはやはり温暖化が挙げられており、霧が減ればさらに夏の気温が上昇するじゃないかという指摘はもっともである。しかしあの地獄の底から響いてくるような忌まわしい霧笛の音を毎日のように聞きながら育ったぼくからすれば、減ったとしても文句をいう筋合いはない。

 さてアイルランドやスコットランド高地の田舎にはバンシー(banshee)なる妖怪がいて、家族のだれかが死にかけていると窓辺で泣き叫ぶ……ということを知ったとき、ぼくがまっさきに連想したのは釧路の霧笛である。

 釧路では2010年に霧笛は廃止されたが、それまでは夜昼かまわずさかんに鳴っていた。廃止された当時の霧笛はごく単調な音であったが、その一代前の霧笛は実に複雑な音色と独特の節回しがあり、ぼくがバンシーだというのはそちらのほうである。今となってはあの音を記憶している市民はごく少数だと思うが、絶望と悲しみと嘆きをいっしょくたにしたような、一切の希望を打ち砕く悲痛な音はとてもこの世のものとは思われず、まさにバンシーの泣き声にちがいなかった。

 もちろんぼくはバンシーの泣き声を聞いたことはないのだが(笑)、昔の釧路の霧笛をアイルランドのお年寄りに聞かせれば、必ずや「おお、これはバンシーだ!」といって、顔をこわばらせるにちがいない。夢疑うべからず。

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May 21, 2026

Daily Oregraph: 裏庭画報 ユキヤナギ-生き残った一枝

 本日の最高気温は18.9度。曇り時々晴れ。

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 昨年雑草を刈ったときに誤っていっしょに切ってしまい、これはもうダメだなとあきらめていたユキヤナギが、たった一枝だけ生き残っていた。一番上の大きい花はニリンソウである。

 こいつは小さな花をつけた長く細い枝をたくさん伸ばして、どんなもんだいといばって見せるところが値打ちだから、枝がたったひとつではさっぱり見栄えがしない。しかし今となっては貴重な存在なので、ぜひ生き延びてほしいものだ。

 さて来年はどうなるだろうか?

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May 15, 2026

Daily Oregraph: 農民失格

 本日の最高気温は10.2度。曇りのち晴れ。

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 5月3日に種をまいた小松菜の芽。水菜とチンゲン菜も無事発芽している。どれも去年買った種の残りものだから、ほんとうは期限切れなのだが、経験上一年くらい遅れてもまったく問題はない。

 わが家の土はどうやら水菜と相性がいいらしく、雑草並みに成長する。ついで小松菜。チンゲン菜はなぜかあまり大きく育たない。どれも物置に保管しているありあわせの化学肥料を撒いているから、それがチンゲン菜とは合わないのかも知れない。しかし面倒だから勉強をさぼっている。

 それよりも問題なのは虫害対策である。5月にまいた野菜は虫食いも少なくて、ありがたく頂戴しているのだが、夏はダメ。一番被害を受けるのは小松菜で、とても食えないほど穴だらけになる。ふしぎなことに水菜は虫食いが少ないから、6月以降は水菜専門である。

 やはり基本ができていないとダメだ。もし高校ではできないというなら、大学の一般教養で畑仕事の基本を必修にしなくちゃいけないと思う。チンゲン菜のサイズが一定以下だと落第、君は留年ですよ(笑)。いや冗談ではなく、野菜くらい作れなくてどうするのだ。

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May 07, 2026

Daily Oregraph: 裏庭画報 スミレの花咲くころ

 本日の最高気温は14.2度。晴れたり曇ったり。

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 オオバナノエンレイソウが咲きそろい、そのまわりをニリンソウが取り囲んでいる。いっぺんににぎやかになったのはうれしいけれど、木を伐ったり塀を直したり、あちこち手を入れたここ数年の間に、花の種類がずいぶん減ってしまったのは残念である。

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 おやおや、いつの間にかスミレが咲いているな。こいつは数年前にやってきた越境組なのだが、みかけによらず生命力が強いらしく、すっかり根づいてしまった。たぶん園芸種だろうと思うのだが、頼みもしないのに勝手に生えてきたのだから、わが家では雑草扱いである。しかし色がハイカラできれいなので、できるだけ足で踏みにじらぬようには気をつけている。

 見渡せば毎年おなじみの雑草が成長しはじめてきた。もうじき雑草との戦いがはじまる。

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