Daily Oregraph: ジブリ坂を下って-景色編
本日の最高気温は10.7度。晴れ。
ポカポカと暖かかったので「ジブリ坂」を下って散歩してきた。
下から坂を見上げるとこんな景色。すごい急坂ではないけれど、一気に上がれば少し息が切れる。写真を拡大して気づいたのだが、坂の中ほどに写っている女性はこれから上ろうとして決心を固めている最中なのかもしれない。
坂を下り切って米町側から海を見たところ。矢印がジブリ坂である。
浜へ降りる小道は昔とさほど景色が変わっていないけれど、かつてこの一帯が広い砂浜であったことを記憶している方はもはや少ないだろうと思う。
向かい側に見えるのは紫雲台。白煙を吐き出しているのは2020年12月に運転開始した火力発電所である。
さて小道を下って右手に進むと、しばらく護岸が続く。崖の上に見える建物は看護学校で、旧弥生中学校のグラウンドに建てられたものである。かつてそびえていた中学校の校舎はすでに取り壊されて姿を消した。
護岸を知人方向(西)へ進むと斜面の中腹に柵が見える。これが知人(しりと)や南埠頭に至る臨港鉄道の線路跡で、かつてぼくの散歩道であった。
護岸は少し先で行きどまりになっているから、現在では海岸伝いに知人へ行くことはできない。ぼくが子どもの頃は引き潮になると砂浜や岩を渡り歩いて知人の浜まで行けたのだが、今となっては夢のような話である。
このあたりから線路跡へ上がるのは簡単だが、通行禁止である以上無理はできない。本日はここから引き返したのであった。
帰り道に米町踏切跡付近で海を撮っている女性をみかけた。観光客か地元の方かはわからないが、散歩写真のお仲間であることはまちがいない。彼女の奇特な行為に敬意を表して、お顔が見えぬように注意しながらパチリ。
毎日出歩くのはおっくうだから(笑)、明日は本日撮った植物の写真を数枚掲載してお茶を濁すことにしたい。
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