February 04, 2021

Daily Oregraph: 二月の港

 いつの間にか2月ももう4日である。本日の最高気温はマイナス4.2度。風がないせいもあるにせよ、昨日よりわずか2度高いだけでずいぶん暖かく感じる。

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 ひさびさに立ち寄った港町岸壁からの景色。海水オンザロックである。

 さて連日の雪壁崩しに疲れたので、捕物帖は一休み。宮崎市定先生のエッセイ集『中国に学ぶ』(中公文庫)を読んでいる。せっかくだから、ひとつだけ引用してみよう。

 偉大な指導者を出すためには、国民に人物を見分ける明察がなければならぬ。現在のわが国にとっていちばん大切な点は、政治界に限らず、何よりも本物かにせ物かを見わけることである。一億近い人口の中に立派な人のいないはずはない。それを見出せないのは国民の方が悪い。人物を見る目がないためだ。(「中国の人物と日本の人物」より)

 ほんとうに国民の方が悪いと思う。いそいそと桜を見る会なんぞに参加し、下等な政治家どもとツーショットを撮っていい気になっているようでは困る。もっとも金もいらん、名誉もいらんという高潔かつ有能な人物を引っぱり出して政治家にするのはむずかしいだろうね。門前払いを食うことまちがいなし。

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January 31, 2021

Daily Oregraph: ミニ天山山脈

 本日の最高気温は-0.7度。穏やかな天気であった。

 昨日は朝から夕方にかけて、途中何度か休憩を取りながら雪かきに専念した。予想されたほどの大雪でなかったとはいえ、屋根からの落雪で車は半分埋まってしまった。除雪車によって寄せられた雪は壁というほどではなく、せいぜい垣根程度ではあるが、もちろんこれも崩してしまわねば車の出し入れはできない。

 なによりも困るのは、だんだん雪の捨て場がなくなってくることである。だから雪かきには時間がかかる。捨て場所がないから、すでにある雪の壁にスコップですくった雪の塊を押しつけたりしているうちに、壁はいっそう高く厚くなり、でこぼこの天山山脈が出来上がる。

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 最後の仕上げに山脈の端っこをスコップで削り取ったあとの断崖絶壁がこれである。一種の美しさがないとはいわないけれど、体はガタガタ、お願いだからもう降らんでくれ(笑)。

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January 09, 2021

Daily Oregraph: ここでも雪かき

 本日の最高気温は-3.0度。昨日の雪が嘘のような上天気である。

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 船のハッチカバーも荷役前に雪かきしなければならない。雪の量から見て、これは二度目の雪かきにちがいない。

 ご存じない方には想像できないほどの面積があるから、大変な作業である。フィリピン人船員が雪かきとは気の毒に!

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January 08, 2021

Daily Oregraph: 緊急警報的中

 本日の最高気温は-2.6度。昨日からの釧路市内の積雪は、新聞によれば 24 cm だから、当地としては大雪である。

 おまけにわが家は吹きだまりなので、積雪は通りの向い側の倍以上。早朝から 4時間もかけて車の出し入れが出来るようになり、ホッとしたのも束の間、雪は第一波に引き続いて第二波、ふたたび勢いを増して、結局本日は雪かきを3回もやるはめになった。体はガタガタである。

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 これは本日16時に撮影したものだが、景色は一変し、道路の幅はほぼ半減してしまった。道内では 70 cm も降ったところがあるというけれど、みなさん一体どのように雪かきされているのか想像もつかない。

 もうあきまへん。一杯やって寝ます(笑)。

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January 07, 2021

Daily Oregraph: 緊急雪かき宣言

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 本日の最高気温は-3.1度。朝から雪。

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 本日の船上セキュリティ・チェックポイント。雪が午後まで降りつづいたため、仕事にならなかった。

 いったん止んだ雪は、夜になってふたたび強まり、明朝まで降りつづくらしい。雪かき必至である。やれやれ、気が重い(笑)。

 緊急事態宣言発令だそうな。危機感がないからこその非常識な Go to キャンペーンだったのに、いまさら「大変な危機感をもっている」などといわれても、そりゃ通りませぬ。愛知・大阪の緊急事態宣言については「現時点ではそうした状況にないと思う」とは、ほんまに危機感あるんかいな?

 雪がちらついただけで雪かきの覚悟を決めるという、ぼくの危機感を見ならっていただきたいものである。

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December 16, 2020

Daily Oregraph: 冷たい街

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 本日の最高気温は-0.4度。微風とはいえ冷たいのなんの、黙って立ち止まっているとツララになりそうな心地がする。しかし雪がないのはありがたい。

 『踊る人形』を読み終えたが、ぼくの持っているテキストの誤植のおかげで余計な苦労をしたので、明日はそれについてちょっと書いてみたい。また『緋色の研究』の結末に現われたドイルの悪い癖がこの作品にも見受けられるので、ちょっと触れておく必要があるだろう。

 もう日付が変るので、あとは明日。

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November 23, 2020

Daily Oregraph: 裏庭画報 初雪景色

 本日の最高気温は4.9度。とうとう5度を下回った。

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 朝起きたらうっすら雪が積っていたので驚いた。実はこれが今年の初雪ではないらしい。「らしい」というのは、降ったのはほんの短時間のことで積るまではいかず、ぼくは見ていないからだ。気象台を信用しないわけではないが、どうも納得がいかないのである。

 だからこれが事実上の初雪といっていいのではないかと思う。上天気だったし、これっぱかりの量だから昼前にはすっかり融けてしまい、雪見酒と洒落こむわけにはいかなかった。

 今日読んだ捕物帖については明日の記事としたい。どうせいつもながらの駄文だけれど、書くのには案外時間がかかるのである。親分だっていつも快く出演してくれるわけじゃないし……(笑)

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November 08, 2020

Daily Oregraph: 煙突を見る

 本日の最高気温は14.2度。暖かい一日だった。

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 日本製紙釧路工場が来年の8月で紙の生産を終了するという先日のニュースには驚いた。関連企業も多いから経済的には大きな打撃だし、かなりの人口減も予想されるから、まことに残念な話である。

 しかしたしかに驚いたとはいっても、ぼくが晴天の霹靂とまでは思わなかったのは、このご時世だからだろうか。やはりコロナ禍による需要減も影響しているらしい。これから数年、あちこちで霹靂が頻発しなければいいけれど、いやな予感がしてならない。

 今日もホームズ捕物帖について書こうと思っていたのだが、戦前以来の代表的な釧路の顔である日本製紙の煙突を眺めたら、なんとなく書く気が失せてしまったので、明日にすることにした。

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October 28, 2020

Daily Oregraph: 米町秋景色

 本日の最高気温は13.9度。

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 廃線となった臨港鉄道だが、米町の踏切標識に職人さんがペンキを塗っていた。石炭列車の記念に保存するのだろう。それならついでに線路跡を散歩道として市民に開放していただきたいものである。

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 ひっきりなしに舞い降りる枯葉が、風に吹かれてカサカサ音を立てていた。落葉を集めている人が見える。

 さて本日のホームズは『赤毛連盟』である。いろいろ雑用があったため読了は明日になりそうだ。

 これは傑作だから、ホームズもののアンソロジーにはたいてい収録されている。奇想天外な着想がすばらしい。さていよいよこれから探偵が本格的に捜査に乗り出すというときに交される、ワトソン先生とホームズの会話をどうぞ。

   'What are you going to do then?' I asked.

   'To smoke,' he answered.

 いい呼吸である。喫煙者なら思わず膝を打つ場面だろう。しかし最近は喫煙の自粛警察がやかましいから、頑固一徹、わが道を行くホームズ探偵も音を上げてベーカー街から田舎へ引っ越すかもしれない。味気ない世の中である。

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October 27, 2020

Daily Oregraph: 読書の秋

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 本日の相生坂。なんということもない景色だが、なつかしさを感じる元釧路市民もおいでだろう。

 最高気温は13.8度だったが、上天気だからポカポカして散歩には最適。

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 ずいぶん人数が少ないけれど、先生と生徒だろうね。平日の南大通を徘徊しているおじさんは、君たちの目からはひどくヒマそうに見えるだろうが、実はあっという間に一日が過ぎてしまうのであります。

 クリスティの中編集を読了したので、シャーロックホームズに取りかかることにした。今さらホームズかよ、とおっしゃるかも知れないが、なにしろこの探偵とは子どもの頃からのつきあいである。ジジイになったいま、短編全56編をまとめて読み直してみることにした。

 最初は『ボヘミアの醜聞』である。意外だったのは、ホームズがベルを鳴らして合図すると、食事(コールドビーフとビール一杯というシンプルさ。いいねえ)を運んできたのがターナー夫人であったこと。あれ、ハドソン夫人ではなかったんだ?

 この一冊本の短編集はA5判992頁という恐ろしく分厚い本で、25年ほど前、あまりの安さにつられて買ったものである。とにかく積ん読の本はできるだけ減らしたいと思っている。

 かつては部屋にたくさん本を並べるのがえらいんだ、と単純に思いこんでいた時期もあったけれど、それは若気の至り、ヤボの骨頂だとようやく悟った。本なんてためこむものじゃない。辞書・参考書以外の本は次から次へと読んでは処分して、最終的には本棚ガラガラというのが理想だと思う。部屋はさっぱりして気持がいいし、引っ越しもラクチン、持主の死後には遺族も大いに助かるはずである(笑)。

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