June 21, 2019

Daily Oregraph: 相生坂下のミヤマニガウリ

 昨日妖怪に出会ってから運が向いてきたらしい。

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 ゴールデンバットのような葉っぱは、ご存じ(かどうかは知らないが)ミヤマニガウリである。ミヤマニガウリは春採湖畔に行けば、いやというほどたくさんある。ありすぎるほど繁茂しているのだが、ふしぎなことに、なぜかほかではみかけない。温根内でも見たことがない。

 だから一昨年相生坂(西側)の下でこいつを発見したときは、ほんとうにビックリした。世紀の発見ではないかと思ったくらいである(笑)。ただしほんの二株ばかりにすぎず、春採湖畔の大勢力に比べると、まるで本隊にはぐれた兵隊である。どうしてこんな場所までやって来たのだろうか?

 ところがこのはぐれミヤマニガウリ、去年は何度同じ場所を通っても見当たらなかったのである。目を皿のようにして探してもみつからない。あわれ、死に絶えたのだろうと思った。

 そして今日、場所は覚えているから、もしやと思って目をやると、探すまでもなく同じ場所に葉っぱがあるではないか。おお、無事であったか。

 こいつが花を咲かせるか、実をつけるか、今年はときどき観察するつもりである。

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June 20, 2019

Daily Oregraph: 妖怪と詩人と

 いつものコースを散歩した。一応コンパクト・デジカメは首からぶらさげているのだが、最近ではめったに写真を撮ることはない。どこにレンズを向けても定点撮影になってしまいそうな気がするのである。

 もちろん狐狸妖怪のたぐいでも出現すれば話は別だ。実際狐ならこのへんにもいる。しかしキタキツネじゃありきたりでつまらない。からかさ小僧、大入道、ぬりかべなんて連中が目の前に現れることはないだろうから、まあいいさ、今日はひたすら歩くことにしようと思っていたら、

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正直いって、これにはギョッとした。たかがプラスチックの人形にすぎないのだが、妙に落ち着かない気分がする。紙にマルを書いて点々を打ち、横棒一本引いただけでも人の顔に見えることを考えると、こいつはまさしく人間そのものだ。しかもぱっちり目を開いているから、からかさ小僧の何倍も気味が悪い。

 う~む、意外にも妖怪に出会ってしまったらしいな。

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 知人(しりと)の浜に、めずらしく人影を発見した。妖怪ではない。最初は近くの漁師さんかと思ったが、そうではなかった。

 啄木だ。現代の石川啄木にちがいない。啄木はじっと海を見ていた。お顔の判別できぬ距離だからよかろうと、詩人のお姿を勝手に撮影させていただいた。

 本日は思わぬ収穫があったというべきだろう。

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June 13, 2019

Daily Oregraph: 裏庭画報 小松菜収穫

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 ちょっとした仕事が二つほど入ったので、ブログをさぼっていた。どうせ毎日遊んでいるんだろうと思われてはシャクだから、ここに明記しておく。

 本日は小松菜の初収穫。種をまいたのが五月四日だから、ずいぶん日数がかかっている。いかに釧路の気温が低いかおわかりいただけるだろう。もう少し待てばもっと大きくなるけれど、このくらいのサイズのほうがうまいと思う。

 すでに虫食いの穴がポツポツ見えるけれど、来月からは虫の活動が活発になるから、もっとすごいことになる。雑草もはびこりはじめた。たとえ猫の額ほどの地面でも、自然を相手にするのはしんどいものだ。

 ニューヨークのストライキのつづきは、まだ手を着けていない。原作は迫真の描写で一気に読ませるのだが、かなりのページ数だし、メモを取っていないから(小説を読むのにメモを取らないのがふつうだとは思うが……)、うまくまとめるのがむずかしい。ちょっと考えてからにしたい。

【業務連絡】

 11日に英単語帳がやっと16,000項目を越えました。どこまでつづくぬかるみぞ(笑)。

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June 02, 2019

Daily Oregraph: 裏庭画報 コンロンソウ

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 とうとう六月か。今年もコンロンソウの季節がやって来た。

 毎年同じような写真を撮っているから、よほどネタがないのだろうと思うのは素人の浅はかさというものだ(笑)。これはね、挨拶ですよ。ひさしぶりに友人に出会ったら、

 -よう、元気そうだな。

と声をかけるのがふつうだろう。

 ただしこの友人がひどく無口で、返事をしてくれないのは残念である。

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May 30, 2019

Daily Oregraph: 緑の季節

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 相生坂東側。いよいよ本格的な緑の季節になった。

 本日の最高気温は気象台の記録では16.9度だというのだが、ほんまかいな? 少し風はあったが、天気はよし、さわやかな散歩日和であった。

 せっかく歩いて気分爽快になったというのに、最近のニュースを見ているとうんざりする。ハムレット王子のセリフではないが、どうやらこの世の関節が外れてガタが来たらしい。

 ガタが来ているのだから、「それを正すべくおれはこの世に生を受けたのだ!」とは、さすが王子にふさわしいセリフである(小田島雄志氏の訳を拝借)。わが国のアベさんにも、一国の首相たるもの、ウソでもいいから(笑)そういう決めゼリフをいってほしいものだが、ダメだありゃ。

 あの目に余るへつらいぶりには、あまりご立派とはいえぬ飼主であるトランプ氏でさえ心底軽蔑しているにちがいない。このバカめ、と思っているはずだ。せめて飼主が無法を行ったら手を噛むくらいの気概がなくてはいけないのに、あれではいかにも情けない。

 快適な緑の季節だというのに、頼むよ、ほんとに、恥ずかしいんだからさ。 

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May 26, 2019

Daily Oregraph: 釧路に夏が来た

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 白妙の衣は干していないけれど……相生坂に夏が来た。

 本日の最高気温は24.0度。ちょうどいい気温ではないか。散歩をすると、途中からうっすら汗がにじんでくるけれど、少し風があるからまことに気持がいい。

 帯広では38.8度、いつもは涼しい根室でも34.0度だったから、釧路がいかに快適な町であるかおわかりいただけることと思う。避暑に行ける金持でなくとも、みんな平等にこの涼しさが味わえるという、わが国屈指の民主的都市である。

 珍無類のでかい笠をかぶって暑さをしのごうという(よくもまあ、あんなバカなことを考えついたものだ)どこぞの暑苦しい大都会を脱出して、あなたも釧路にいらっしゃい。

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 近所のお宅のユキヤナギ。わが裏庭のものより枝ぶりがよかったので、勝手に撮影させていただいた。当社大阪通信員君がユキヤナギの写真を送ってくれたのは3月20日だから、こちらは2ヶ月以上遅れている。

 すなわち遅咲きの花というわけだが、これはほめことばである。この涼しさが幸いして、いずれ釧路が脚光を浴びる日もくるであろう。遅咲きの町というわけだ。

 特にこの冷涼な気候は勉学には最適だから、ロシア圏を視野に入れた国際大学都市を目指すのも悪くはない。九州の大分に APU という大学があるんだから、North Pacific University (略称 NPU)というのはどうだろう(どうせホラを吹くならこのくらいでなくちゃね(笑))。

 あ、釘を刺しておくけれど、一儲けをたくらんで補助金詐欺をしてはいけませんぞ。

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May 24, 2019

Daily Oregraph: 最後の一棟

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 釧路東港中央埠頭の西側岸壁に残った倉庫最後の一棟。すでに二棟が解体され、残ったこの一棟も解体されているのは知っていたけれど、ひさしぶりに通りかかったら、ずいぶん工事が進んでいたのには驚いた。

 ちょうど昼休みで工事が中断されていたから、工事車両の出入口からちょっとだけ中をのぞかせてもらった(内部へは立入禁止だから念のため)。弥生中学校校舎の解体のときにも思ったのだが、滅びゆく建物には、刻々と姿を変えていくだけに、一種のはかない美しさがある。滅びの偶然芸術だな。

 窓から見える最後の一葉に自分の命を託したのは、オー・ヘンリーの短編中に登場する病人であった。まさか倉庫最後の一棟におのれの運命を重ねているわけではないが(笑)、ああ、とうとうこいつも姿を消すのか……という一抹のさびしさは否定できない。

 で、からっぽになったら、西側岸壁はこれからどう利用されるのか? 全国の読者諸君もきっと興味をお持ちのことと思う(?)。わかったらお知らせするので、あてにしないでお待ちいただきたい。

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May 19, 2019

Daily Oregraph: 裏庭画報 花見ノンアルコール

 ここ数日冴えない天気が続いていたけれど、本日は上天気の花見日和である。

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 エゾヤマザクラは早くも散りはじめていた。木が弱ってきたためか、全体にボリューム不足だから、もっとも花の多そうなところにレンズを向けた。釧路の桜は花と葉が同時に開くので、本州以南の桜とは見え方がちがうと思う。

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 こちらはチシマザクラ。花はエゾヤマザクラよりもやや小さめで、かなり白っぽい。この木はすでに相当衰弱しているとみえて、この付近にしか花が咲いていなかった。電線を入れぬように撮るにはこの角度しかなく、左上に例のナナカマドの葉が入ってしまった。

 悲しいことに、どちらのサクラも老いぼれてきたから、数年後には始末する必要があるかもしれない。もし花咲か爺さんがいたら再生をお願いしたいところである。

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 オオバナノエンレイソウとニリンソウは今が見ごろ。ユキヤナギも咲きはじめたけれど、写真を撮るにはまだ少し早い。

 せっかくの花盛りだというのに、午後から外出するので花見酒は自粛した。花見は夜桜にかぎる、という友人もいるのだが、あなた、夜はまだ寒いんですよ。熱燗をつけろとでもいうのですか(笑)。

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May 18, 2019

Daily Oregraph: 新しい桟橋から

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 本日の船上セキュリティ・チェックポイント。

 「こら、勝手に入ってはいかん」と注意している……わけではない。

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 うっすら霧がかかっていたためくすんで見えるけれど、本日の釧路西港はなかなか賑わっていた。写真は第2埠頭の海側に新しくできた桟橋から同埠頭南側岸壁を撮ったもの。今までとはちがった景色が撮れるようになった。

 ふだんここに立ち入るには許可証が要るけれど、6月には釧路港湾協会主催の見学会があるらしいから、興味をお持ちの方は参加されてはいかがだろうか。なかなかおもしろい場所である。

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May 13, 2019

Daily Oregraph: 裏庭画報 開花宣言

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 予想より一日早く開花宣言。といっても、咲いたのは全体の一割未満だから、満開はまだ先である。

 エゾヤマザクラの下で元禄花見踊を踊りたいという酔狂な方は、今から準備されても十分間に合うと思う。

 ニリンソウとオオバナノエンレイソウの見ごろはやはりあと数日後になりそうだが、毎年今の時期はネタに困らないから、大いに助かる。

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