January 01, 2019

Daily Oregraph: 新年のご挨拶

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 晴天の下雌阿寒の山並みを望みつつ新年のご挨拶を申し上げます。本年もマイナーな当ブログをどうかよろしくお願いいたします。

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 今年こそ悪徳政治家どもに神罰の下らんことを祈願しようと思ったのですが、なにしろ根っからの行列ぎらいときていますから(笑)、いずれあらためて出直すことにいたしました。

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 おねえちゃんのおみくじ吉凶いずれかは存じませぬが、世の中良いことはそうないけれど、悪いことばかりでないことも確かです。いやなことの多い時代ですが、どうかめげずくじけず生き抜いてください。

 あ、おねえちゃんばかりではありません。もう将来のないあなただって、けっして希望を捨ててはいけません。今日は元日です。世界平和と消費税廃止の実現を祈って、昼間から一杯やろうではありませんか。

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December 28, 2018

Daily Oregraph: 歳末散歩

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 本日の南大通。

 日本海側とちがって、しばらく雪が降っていないから、ずいぶん歩きやすくなった。好天がつづいているのにまだ少し雪が残っているのは、日中の気温が低いせいだ。日陰では道路が凍ったままである。

 だから風はひどく冷たい。外に出たくはないけれど、運動不足解消のためには致し方ない。それに親分を自称している手前、鼻水を垂らしながら町の見回りをしなくてはいけないのである。

 予報によれば、明日から一週間はまずまずの天気らしい。雪かきをせずに年末年始を迎えられるのはなによりもうれしいことだ。雪にお悩みの日本海側のみなさま、楽をしているわれわれをどうかお赦しください。

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December 22, 2018

Daily Oregraph: 裏庭画報 枯草無念流

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 笹がかろうじて色あせた緑を保っているほかは、すべてが枯れてしまった。ドライフラワーというより、植物の骨格標本みたいなものである。

 この連中、見たところ脳味噌が空っぽになって無念無想、風がカサカサ音を立てて通り過ぎるばかりだから、なるほど冬を越すには好都合にちがいない。達人の境地ともいえよう。

 しかしこちとらボケはじめたとはいえ、灰色の脳細胞はまだ細々と活動をつづけているから、冬の寒さはこたえるし、悪の栄える浮世が腹立たしくてならない。無念無想の境地に達するには、死を待たねばならぬようだ。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。

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 今日もナナカマドの枝を数本払った。もちろん後始末は大変だけれど、単純な片づけ作業にもいいところはある。ノコギリでギコギコやっている間は俗世間を忘れて、やや無念無想に近い状態が実現するからである。

 その楽しみはやっぱり来年の春までおあずけにしておこう……

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December 12, 2018

Daily Oregraph: 吹雪の夜

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 吹雪であります。また雪かきであります(笑)。

 熱燗で釣っても、シシャモの焼けるうまい匂いを嗅がしても、先日ですっかりこりている八公は、明日の朝来てくれそうにありません。

 -しょうがねえ、一杯やってさっさと寝るとしようか。

 -なにを呑気なことをいってるんだい。最近おまえさんが手柄を立てていないから、うちは火の車だよ。酒を飲むひまがあったら、夜回りでもして、御用金詐欺の一味(だれのことかわかりますね)をしょっぴいてごらん。

 おかみさんにやりこめられて、さすがの親分も返すことばがありません。で、そのまま蒲団に入るのかと思ったら……やっぱり飲むつもりなのでありました(笑)。

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December 08, 2018

Daily Oregraph: 雪見酒

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 「インスタ映え」などとはんかくさい(北海道弁ね)ことを書いたら天罰テキメン、昨日は午後から吹雪になったうえ、急用ができて車を出すはめになった。降りしきる雪の中を運転するのはいやなものである。

 当然のことながら、今朝もまた雪かき。昨日よりもはるかに難行で、朝から二時間半もかかってしまった。

 いきなりガラッと玄関の戸が開き、両足をドタドタさせて雪を落とす音がした。

 -いやあ、親分、積もりましたねえ。どうもシャレにならねえ。

 -おお、八か、いいところに来た。おめえ、家の回りの雪かきをしてくんな。

 -合点承知。そのかわりあとで熱いのを一杯頼みますぜ。

 -おう、まかしときな。肴は釧路のシシャモだ。

 こういうときは子分でもいれば助かるのだが(笑)、人手不足の折から、親分自らスコップをふるうしかない。自分で雪かきをして、自分で熱燗をつけるのである。

 というわけで、これから一杯やるつもり。文句はあるめえな。

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December 07, 2018

Daily Oregraph: 裏庭画報 冬のかき氷

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 積雪が予想より少なかったのは幸いだったが、もちろん雪かきをサボるわけにはいかない。やりましたとも、まじめにね。

 いつもより少し丁寧に作業したのは、次回に備えて、雪を捨てるスペースを確保するためである。だからスコップを持って、ふだんなら無視している裏庭へ行ってみると、(なにツツジだったかは忘れたけれど)天然のかき氷が出来ていた。

 -どうです、お嬢さん。インスタ映えしませんか?

 などとバカなことを書いていると、また雪がちらついてきた。おいおい、これ以上積もらんでくれよ。

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December 02, 2018

Daily Oregraph: ボーッとしよう

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 日陰では敷石の間にまだ雪が残っているけれど……

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この天気である。

 さすがに風は少々冷たいが、砂浜は床暖房みたいにポカポカするし、なによりも太陽の光がごちそうである。

 ひさしぶりに知人の浜に降りて、しばらくボーッとしていた。四六時中ならともかく、たまにボーッとするのは、けっして悪いことではない。故桂枝雀師匠の口癖であった「緊張と緩和」である。

 砂浜を独占して太平洋をながめるほど贅沢なことがあるだろうか。どんなもんだい、ざまあみろ(笑)。

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 往きは左に見た海を、今度は右に見ながら帰路についた。たっぷり海の空気を吸って気分爽快。

 さあ、あなたもボーッとしてみてはいかがだろうか。

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November 30, 2018

Daily Oregraph: 北大通で本を買う

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 ちょっとだけ北大通を歩いた。あいかわらず通行人は少ない。
 
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 新しい図書館にはまだ行っていないが、古本屋の店先はいつものぞくことにしている。

 本日の収穫は『洒落本大成』(全29巻 中央公論社)のうち第16巻と第17巻。一冊わずかに300円なのだが、開いてみると全くの新品である。読んだ形跡がまったくないのだ。

 こういう珍本をお買いになった方が釧路にいるとは驚きである。たぶん何冊かお読みになって内容にあきれ果て(笑)、古本屋に叩き売ったのではあるまいか。

 ぼくも昔いくつか読んだことがあるけれど、相当の教養ある作者たちが、たいていはどうでもいいような世にもくだらないことを書いている。才気をちりばめた駄文とはこういうものだろうか。才能と学問の浪費と思えないこともない。

 作者になまじっか学問があるせいか、古典の素養がないぼくなんぞにはチンプンカンプンの作品も多いし、そもそも文章そのものが難物である。18世紀あたりなら横文字のほうがはるかに読みやすいと思う。

 しかしパラパラめくっていると、遊里の女にもてる法なんてのも出てくるから(笑)、案外バカにはできない。もちろん日本文学の先生の論文のネタにもなるのだろう。

 ほんの一例を挙げておこう(便宜的に句読点を施しておいた)。

 川竹の(=流れにかかる枕詞)ながれはたえずしてしかも元の客にあらず。苦界をかせぐうかれ女はかつ誘(ひき)つ又出て口舌(くぜつ)の種をまきちらすより手巧多(てくだ=手管)の芽ばえおひしげり、花は妓館(おきや)の帳にみちて、どつち風がふくともちる事なし云々(でんでん、というのは冗談) -若井時成『粋(すい)学問』より

 いまは他に読まねばならぬ本がいくつもあるから、当分は読みませぬ。

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November 28, 2018

Daily Oregraph: がんばれ、おじさん

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 相生坂から釧路港を見る。

 ここ数日ポカポカ陽気がつづく。少々風は強いけれど、それが苦にならぬほど暖かい。昨日などは部屋の中にいると、日だまりの猫みたいな心持ちがしたくらいである。

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 自転車を押しながら坂を登ってきたおじさんが、すれちがったときに「こんにちは」と声をかけてくださった。けっこう急な坂だから、ちょっと苦しそうだけど、おじさん、がんばれ。

 自転車か…… ぼくも何度か自転車を買おうとしたのだが、そのたびに上り坂のことを考えて、とうとう買わずじまい。上り坂では自転車はかえって足手まといだからである。

 さて四日ほどブログをさぼったら、「おい、君、大丈夫か?」と心配してくれた方がいる。まさにブログを生存証明の道具だと考えているらしい(たしかに独居老人の場合なら、その役目を果たすにはちがいないけど)。

 大丈夫だよ。まだくたばりはしない。こういうときは大体まじめに読書しているから、駄文を書いているヒマなどないのである(笑)。

 おじさんは、がんばっているのである。

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November 23, 2018

Daily Oregraph: 冬到来

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 青空に誘われて散歩に出たはいいけれど、風が冷たいのなんの。もっと厚手のコートを着てくればよかったと後悔した。

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 街路樹はどれも裸になって、ナナカマドもごらんのとおり。それでも赤い実を残しているだけ立派である。

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 相生坂の西側。日陰では道路の表面が凍ったままである。ツルツル滑るから、手すりに頼らなければ転倒は必至、おっかなびっくり坂を登った。

 太陽に向って歩くと、顔はほんのり暖かいのだが、背中は寒い。隙間だらけのだだっ広い部屋で、チョロチョロ燃える囲炉裏の前に坐っているようなものである。

 -お寒うございますね。

 -うむ、いよいよ冬だねえ。歳を取ると寒さがこたえる。

 -おひとついかがですか?

 そういって若い娘さんは熱燗をすすめてくれた……わけがないよ。冬の妄想である(笑)。

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