September 01, 2008

Daily Oregraph: 2008-09-01

080901komeshochu ここのところ低調だから、今日は更新をサボろうと思っていたのだが、そんなときにネタを、いや焼酎をくださったのがスコップさん。

 岩手県は釜石の米焼酎(ともづな)。めずらしいお酒をいただき、感謝感激。

 「纜」とはまた、えらくむずかしい漢字だけど、ちゃんと標準のフォントにあったのは驚きである。

 広辞苑によると、

    艫の方にあって船をつなぎとめる綱

だから、stern line のこと。

 こういうしゃれた名前のものを選んでくださったのはお仕事柄だろうか……と書いたところで、ドラフトの話の続編がまだだったことを思い出した。あともう少しで quarter mean にたどりつくというのに……(笑)

 そこでおのれの怠惰を反省しながら、さっそく一杯いただいた、いや、いただいている。

 ひさしぶりの米焼酎はうまい。スッキリした味わいだから、スイスイとのどを通過してゆく。麦焼酎はイヤ、ソバ焼酎もイヤ、芋焼酎はもっとイヤという人でも、米焼酎ならいけるではないだろうか。

 同じ米を原料にした日本酒よりも、はるかにクセがない。肴にはなにがいいだろうか? なんでもよさそうな気もするが、しょっぱいメザシなんてのはいかが。ホヤの塩辛なんてのも悪くはなさそうだ。そうそう、サンマの糠漬けも忘れちゃいけない。

 てなわけで、今夜もまた依存症の夜はふけるのだが……あいにくメザシもホヤもサンマの糠漬けも目の前になきぞ悲しき(笑)。

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August 15, 2008

Daily Oregraph: 2008-08-15

080814imoshochu 昨夜はこの芋焼酎。

 芋くささがほとんど感じられず、スッキリとした異色の焼酎である。同僚のY氏とふたりがかりだから、一滴余さず頂戴したことは申し上げるまでもない。

 ビンの向こうには魅力的な女性がいるけれど、タダでお見せするわけにはいかないので、ボカシをかけておいた。

080814sanma いわゆる食べ歩き系のブログでは、口にした料理をほとんどすべて撮影して紹介するのがふつうである。しかしお試しになってみるとわかるように、一皿ごとに写真を撮るのは、できそうでいてなかなかできることではない。

 ぼくはそれほどマメじゃないから、あ、これうまいね、などといいながら、ムシャムシャ食うだけ。

 そうはいっても、写真一枚だけというのも愛想がないから、二軒目のお店でY氏の注文したサンマをパチリ。光の当たりぐあいが悪かったか、ちっともサンマがうまそうに写っていないのは残念である。

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April 15, 2008

Daily Oregraph: 2008-04-15

080415shochu これは母がサロマ湖のホテルで買ってくれたおみやげ。燕麦焼酎である。

 はて、サロマ湖なのにサラブレッドとは?

 ラベルによると、「企画:静内酒類懇話会」とあり、製造したのは小樽の北の誉酒造である。燕麦は馬のエサだからサラブレッドと名づけたのだろう。

 それにしても……酒類懇話会! 聞いただけで胸のときめく集まりではないか。静内といえば、駅の立ち食いゴボウ天ソバしか知らず、そんなイキな会があったとはなあ。

 静内で企画した焼酎を小樽で製造してサロマ湖で売り、そいつを釧路のぼくが飲むというのもおもしろい。

 いただいた酒はすみやかに味わうというのがぼくの主義だから(だって人間いつなにがあるかわからないしね)、さっそく一杯やってみたところ、すっきりしてクールな味わいは麦焼酎のものだが、意外とツンツンしていない。

 ぼくはなんとなく秀才の冷たさを感じるせいか、ふだん麦焼酎を敬遠しているのだが、芋焼酎のぬくもりこそないにせよ、紙一重のところでその冷たさをまぬがれているように思う。

 ああ、ついうっかり生意気なことをいってしまった。ほんとうは冷たかろうがなんだろうが、来るものは拒まず、アルコールを含有している以上は文句をいわずに飲むのである。

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April 14, 2008

Daily Oregraph: 2008-04-14

 泡盛を最初に口に含んだのは学生時代である。

 記憶はあいまいなのだが、一升瓶をぶら下げて現れたのはたしか麦穂亭ではなかっただろうか。

 -これな、だれも飲めへんで、よかったら飲みますか?

 だれも飲めないような酒を先輩にくれるというのは、半分親切で半分失礼な話だけれど(笑)、当時貧乏が売り物のぼくとしては断るはずもなく、

 -おお、飲む、飲む。ありがとう。おおきに。

 コップに注いで口元へ運んだ瞬間、だれも飲めない理由をたちまち理解したのであった。強烈な匂い、そしてくせのある味……う~む、世の中にこんな酒があったのか!

 沖縄のみなさん、どうか腹をお立てになりませぬよう。泡盛の新酒(たぶん)を、北海道生まれの田舎ものがスイスイ飲むにはたっぷり修行が必要なのだろうから。

 芋焼酎をグイグイやる今のぼくだったら、きっと平気な顔をして飲み干したであろうと確信しているが、当時はまだ幼くて酒を知らぬ未熟者だったので、どうかおゆるしいただきたい。

 そんなわけで泡盛はしばらく敬遠していたのだが、あるとき「古酒」を飲んで驚いた。泡盛の場合、新酒と古酒はまったく別物なのであった。臭みなどまるでなくスッキリと洗練された味わいは、身分がちがうといおうか、レベルがちがうといおうか……こどもが寝て育つように、酒はぐっすり寝て熟成するのだということをしみじみ悟った次第である。

080413awamori そして酔っ払いは酒を飲んで成長する。来るものは拒まずという、澄み切った心境(笑)に到達するのだ。

 泡盛の新酒もけっこう、古酒もけっこう。なんでも持っていらっしゃい、という最高の境地に達したぼくのもとに弟の持ってきたのがこれ。

 兄も立派だが、弟もえらい。

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March 20, 2008

Daily Oregraph: 2008-03-19

080319_01
 昨夜は風邪がまだすっかり治っていないというのに、こういう通りをふらついて、

 

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 ときどきおじゃましているお店で、オリジナル・レーベルの芋焼酎をぐいぐい。

 こいつをお客様とふたりで空けたのであった。







 

080319_03 フィニッシュは赤ちょうちん横丁でボスにごちそうしていただく。

 -グラスの中の液体はなに?

 -Это водка. ウォッカだよ。

 赤ちょうちん横丁はかつてのイメージを一新、フランスパンにチーズをのっけて、ロシアの酒を飲むという空間まで出現したのである。

 もっともここでクダを巻いている連中は昔とちっとも変わらないのだが……(笑)

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October 19, 2007

Daily Oregraph: 2007-10-19

071019sake 金持の通帳にはおのずと利息が増え、貧乏人には自然と借金がたまるように、飲み助のもとには黙っていても酒が集まってくるらしい。

 飲んでも飲んでも酒は底をつかないのだから、無尽蔵とはまさにこのことをいうのだろう。

 この日本酒はわが賢母からのプレゼントである。芋焼酎をくれる賢弟といい、わが家は立派な人間ぞろい……愚かなるはひとりわれのみか。

 しかしこのように人が酒を呼び寄せることもあれば、人が酒に呼び寄せられることもあるから気をつけなくてはいけない。

 ポオの作品に『アモンティラードの樽(The Cask of Amontillado)』というヘンテコな短編がある。

 5合の1升のというケチな話ではなく、cask というのは酒を入れる大樽のことをいう。どれほどの容量かは知らないが、昔読んだクロフツの推理小説『樽(The Cask)』では、記憶ちがいでなければ、死体を cask に入れて運んだはずだ。

 してみれば相当の大きな樽にちがいない。そんな大樽に酒がつまっているところを想像するだけで胸がワクワクしてくる。日曜日の朝から飲みはじめたとしても、月曜日の朝に会社に出かけるヒマなどないだろう。飲んでも飲んでも減らないのである。

 たとえ飲みすぎて息を引き取ったとしても、さっそく樽が役に立つのだし(笑)、あっぱれ酒飲みの鑑として後世に名を残すことだろう。

 辞書によれば、Amontillado はスペインのシェリー酒らしいのだが、「アモンティラードとシェリーの区別もつかぬ」というセリフがあるから、どうも特別な酒らしい。

 さてアモンティラードにつられて友人の家の地下にのこのこ出かけた、ワインに目のない男には悲惨な運命が待ち受けていた……

 結末はご自分でお読みいただくとして、フラフラと酒に誘われるとろくな目にあわないということがよくわかる、たいへんタメになる小説(?)だと思う。

 ああ、飲んでみたい。辞書を百ぺん読んだところで、アモンティラードの味はわからないからだ。

 一樽とはいわない。たった一本でいいから、スペインから飛んでこないかなあ(笑)。

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October 18, 2007

Daily Oregraph: 2007-10-18

071018imoshochu ほんとうにひさびさの芋焼酎。

 いや、飲んでいなかったわけではない。マジメに毎日飲んでいる(笑)。ただ新しい銘柄にお目にかからなかっただけである。

 休肝日も設けずに飲み続けたおかげで、本日の健康診断、まだすべて結果が出たわけではないが、血液と尿のコンディションはすべて正常値、当然肝機能も問題なし。

 これが芋焼酎の効果でなくてなんだろうか? 継続は力なり。薬は休みなく飲みつづけなくてはいけないという好例だと思う。

 さてこの芋焼酎、弟のプレゼント。愚弟などとはとんでもない、この場合愚兄賢弟というべきだろう。

 となりに並べる適当なものがなかったので、苦しまぎれに年代物のモンブランの万年筆とインクをあしらってみた。どちらもしばらく使っていないけれど、モンブランの KINGS BLUE はぼくのお気に入りのインクである。

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August 13, 2007

Daily Oregraph: 2007-08-13 (2)

070813imoshochu 九州出張からお帰りになったスコップさんのおみやげである。暑い中をほんとうにお疲れさま。

 いつもいただいてばかりで恐縮の至り……なのだが、せっかく頂戴したからには気合いを入れて(?)飲まなければ、わざわざ重いビンを運んできてくださったスコップさんに申し訳がない。

 暑いときはビールといいたいところだが、ぼくは芋焼酎のオンザロックを選びたい。

 北海道ならともかく、真夏の東京や京都などでビールをおやりになったことのある方ならおわかりのとおり、飲んだあとがたいへんである。じっとりとあぶら汗がにじみ出て、その気持のわるいことといったらない。

 その点 imoshochu on the rocks なら申し分ない。

 汗をかくどころか、いくら飲んでもさらっとして体がべとつかないからだ。ノドごしのよさも抜群で、スイスイと食道を通過するときの清涼感がたまらない。ひょっとしたら芋焼酎は一種の清涼飲料水だろうか?

 夏はこれだ。芋焼酎だ。芋焼酎は九州が生んだ芸術だ。芸術は爆発だ。

 そこで写真も気合いを入れて撮り、独立した記事として掲載することにした。

 さあ飲むぞ、という意気込みがうまく伝わっただろうか?

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May 14, 2007

Daily Oregraph: 2007-05-14

070514shochu ネタもないことだし、今日はブログを休もうかと思っていたら、出張帰りのスコップさんがまたしてもおみやげをくださった。

 しかも焼酎とは……まったくスコップさんは神様のようなお方である。謝々。

 12年熟成の麦焼酎。奥能登産とはまためずらしい。

 若い麦焼酎はツンツンとしてとりすました味がするので、ぼくは日頃敬遠しているのだが、12年も寝かせたのならうまいにちがいない。

 泡盛の若いのもひどくクセがあって、慣れないとなかなかのどを通らないけれど、古酒は実にうまい。とても同じ酒とは信じられないくらいである。だから人間の古いのもバカにしちゃいけないのだ。

 はやる心を抑えて、まずは撮影……これはぼく流の礼儀である。

 スッキリした味わいは麦焼酎の特徴だが、長年寝かせただけあってトゲトゲしさがなく、弱ったなあ、こいつは何杯でもいけそうだ。

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May 01, 2007

Daily Oregraph: 2007-05-01

070501imoshochu  いやね、今夜飲むわけじゃないんだ。明日、明日だよ。この前のがまだ残ってるからね、今夜はそいつをやっつけちまうのさ。

 こうして写真を撮っておけば、明日の晩はすぐに飲めるだろ。周到な準備といってほしいな。

 どうだい、薄氷堂なんぞにはふだん手の出ない高級芋焼酎だぜ。堂々たる一升瓶。いただきものなんだ。ありがたいじゃないか、ほんと。

 それならなにも急いで明晩飲まなくたっていいじゃないかという方もおいでだろうが、生死、いや焼酎事大無常迅速。

 いいお酒だからこそ、できるだけ速やかに封を切らねばならない。これ、酒飲みの心得である。

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