April 03, 2024

Daily Oregraph: 今日の春採湖畔

 本日の最高気温は 6.9度。晴れ。

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 春採湖にはまだうっすら氷が残っていた。日射しは暖かいけれど湖面を渡る風は冷たい。

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 しかしさすがは四月、一面の枯草の間にちらちらと緑が見える。これはフッキソウ。復帰草ではなく富貴草というのは、春らしく縁起がよろしい。もちろん裏金の入るあてなどないのだが、お互いけっして希望を捨ててはいけない。

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 バイケイソウ。今はまだかわいらしいが、やがてその本性を現してぐんぐん成長する。おまけに有毒だから困ったやつである。

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 エゾエンゴサク。妙な名だが、図鑑には蝦夷延胡索とある。こいつはぼくのお気に入りで、やがてわが裏庭にも顔を出すはずだ。美形だし食用にもなる。

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 おなじみフキノトウ。もうじき斜面のあちこちにボコボコと生えてくる。天ぷらにすればうまいらしいけれど、わざわざ採って食おうという気にはなれない。

 やっと散歩に好適な季節が巡ってきた。歩くべし。

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March 30, 2024

Daily Oregraph: 裏庭画報 生きていたフクジュソウ

 本日の最高気温は 8.9度。晴れ。

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 去年より一週間ほど開花が遅れたけれど、フクジュソウは生きていた。あきらめかけていたから、まずはホッとした。

 さてワイルドの戯曲だが、A Woman of No Importance (邦題はふつう『つまらぬ女』)を一読して、ちょっと驚いた。もちろん大きな違いはいくつもあるけれど、『緋文字』を連想させるところがある。少なくともワイルドの頭の片隅に『緋文字』があったことはまちがいないとぼくは思う。両者を読み比べれば、なるほどと思う方もおいでになるのではないだろうか。

 「もっと詳しく説明しろよ」といわれればちょっと困るが、そんなことをするとネタばれにもなるし、なによりも面倒くさい(笑)。じじいになると、だんだん万事がおっくうになるのである。

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March 26, 2024

Daily Oregraph: 裏庭に花はなし

 本日の最高気温は 5.5度。晴れ。

 いっぺんに暖かくなった。車の中はポカポカである。

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 例年なら裏庭に咲いているはずのフクジュソウが見当たらない。去年草取りをしすぎたせいで姿を消したのかもしれない。ほんとうに加減がむずかしい。

 しかたがないからエゾヤマザクラのツボミをパチリ。こうして見ると老木であることがよくわかる。たぶん軽く力を加えただけで枝がポキリと折れてしまうだろう。しかし花を咲かせてくれるうちは切り倒してしまいたくはない。

 ホーソーンの『緋文字』を読み終え、お次はがらりと趣向を変えてオスカー・ワイルド(Oscar Wilde, 1854 - 1900)の戯曲集を選んだ。堅苦しいピューリタンの世界を離れて気分転換しようと思ったわけだが、『レディ・ウィンダミアの扇(Lady Windermere's Fan)』を読み始めたら、さっそく Puritan という単語が現れたのには笑った。

 ワイルドといえば頭脳明晰、才気煥発、機智縦横、ああいえばこういうの代表みたいな人物(ただしどこぞの軽薄な「論破王」などと比較してはいけない。大秀才のワイルドに失礼である)だから、言葉につまるということは絶対になかったはずである。芥川龍之介の『侏儒の言葉』などは明らかにワイルドの影響を受けているけれど、失礼ながら切れ味はワイルドのほうが一枚も二枚も上手だと思う。

 セリフを読んでいるとチクチクと挑発的なところがあるし、きらめく才気がちょっと鼻につくと感じる人がいてもおかしくはない。しかし『ウィンダミア』には人情味もあって、後味は決して悪くはないと僕は思った。

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December 27, 2023

Daily Oregraph: 裏庭画報 ドライフラワー

 本日の最高気温は0.6度。晴れ。

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 メイゲツソウ(ベニイタドリ)のなれの果て。裏庭に残る被写体はすでにドライフラワーのみである。

 なにしろ買物か通院以外はほとんど出歩かないのだから、ブログのネタなどあるわけがない。

 それというのもやはりコロナ禍の影響にちがいない。直接人と会って話をする機会が激減したし、外食したのもここ数年でたった一度きり。しかしいつの間にかそれにもすっかり慣れてしまい、ますます外出がおっくうになってしまった。

 それでもたまには旅をして気分転換したいという気持は残っているのだが、あいにく家庭の事情によって当面それもむずかしい。けっして旅行資金がないわけではないから(もちろんあり余ってはいないけれど(笑))、いずれ可能になり次第実行したいとは思っている。

 旅が無理なら「おまえ、おとなしく本を読めよ」ということになるけれど、最近は読書が昔ほどはかどらない。特にここ数年は目に見えてスピードが低下してきた。あの馬力はどこに消えたのだろうか?

 チェーンの錆びついた自転車、冷えなくなったエアコン、刃のなまったナイフ、アルコールの抜けたジン、枯れ果てたメイゲツソウ……それは今のおれのことだ。というわけで、めでたく(強引に?)本日の写真と関連づけることができた。

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November 19, 2023

Daily Oregraph: 裏庭画報 またしても枝が……

 本日の最高気温は 13.0度。晴れ。

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 -おいおい、もう枝払いは終ったんじゃないのかい?

 -それがさ、思わぬ伏兵が潜んでいたのさ。背の高い雑草かと思って油断していたんだが、

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犯人はこいつ、ナナカマドといっしょに切ってもらったユスラウメだ。切り株からこんなにたくさん枝が出ているとは夢にも思わなかった。植物の生命力にはほとほと感服したよ。

 さて先日読み終えた『フランケンシュタイン』だが、ゆっくり読んでみると欠点がいろいろと目につく。主な原因のひとつは、『オトラント城』や『ヴァテック』とはちがって、舞台設定が現実的であることだと思う。小説だからもちろんウソでもいいわけだが、超自然を売り物にしていないだけに、もっともらしく話を進めるためには、それなりに説得力のある説明を重ねないと「あれ、なんだか変だなあ」という疑問が生じるわけだ。

 おもしろいのはフランケンシュタインよりも彼の造った怪物の方が、体力だけではなく知力においてもすぐれているように見えることである。おかしなところは少なくないけれど、けっして退屈なわけではないから、おひまならお読みになってはいかが。

 いま手にしているのは(なにを思ったか)D. H. ローレンスのエッセイ集である。パラパラめくってみたら、女はバカではなくて男に調子を合わせているのだが、男はバカである……てなことが書かれている。なんとなくタメになりそうな本のような気がする(笑)。

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November 12, 2023

Daily Oregraph: 裏庭画報 木を切る話

 本日の最高気温は 7.2度。晴れ。

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 かなり枯れてきた雑草をなぎ払って、木(枝)を二本切り取った。右が去年自然に生えてきたヤマモミジ。今はこんなに細いけれど、成長すると幹は相当の太さになり、ノコギリで片づけるのは難しくなる。

 左は最初正体不明だったのだが、本日チシマザクラだと判明した(次の写真参照)。これで全長約170 cm ある。

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 雑草に隠れて見えなかったのだが、まさかこんなところから枝が伸びるとは! 油断大敵である。いずれ本体を伐採しなければならない時が来るので、このまま放置してよかったのかも知れないが、思い切ってバッサリ始末した。

 重ねていうが、できれば木を切りたくはない。だからこそ、むやみに植えてはいけないのである。

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October 29, 2023

Daily Oregraph: 裏庭画報 最後の食料

 本日の最高気温は 15.5度。曇り一時晴れ。

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 現在元気に咲き残っているのはこのキク(名前は不明)のみ。この時期貴重な栄養源だからか、ひっきりなしにアブが飛んでくる。

 本日も枯葉拾い。それでもまだ残っているから、もう一度やらなくてはいけない。

 先日ハインラインを読み終え、メアリ・シェリー(Mary Shelley) の『フランケンシュタイン(Frankenstein)』に取りかかった。もちろんご存じかとは思うが、B級映画でおなじみの話とはかなりちがうから念のため。

 実はこれ、ウォルポールの『オトラントの城』、ベックフォードの『ヴァテック』と一緒にゴシック小説三編集に収められたものである。『オトラント城』は荒唐無稽にして珍妙無類だし、『ヴァテック』も途方もないほら話だから、『フランケンシュタイン』はまとももいいところで、そのちがいは際立っている。

 こいつもかつて60ページほど読んで放り出した積ん読組に属し、そのままにしておくのは心残りだから、今度こそ片づけるつもり。落葉といい積ん読組といい、いつになったら片づくのやら……

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October 21, 2023

Daily Oregraph: 裏庭画報 キク枯れる

 本日の最高気温は 14.1度。晴れのち曇り。

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 エゾノコンギクの花はまだいくつか残っているものの、ほとんどがドライフラワーになってしまった。もうすっかり終ったかと思ったコスモスがいくつか新しい花を咲かせていたのにはちょっと驚いたけれど、秋が終りを迎えつつあることはまちがいない。

 さて相変らず読書を続けてはいるのだが、あまり気が乗らずさっぱりはかどらない。ハインラインはえらいSF作家にはちがいないけれど、宇宙開発よりも優先すべきことがほかにいくらでもあるだろうと考える男とはどうも相性がよろしくないようだ。さっさと片づけてしまいたいのだが……たまにはこういう失敗もあるさ。

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October 15, 2023

Daily Oregraph: ナナカマドに思う

 本日の最高気温は 19.5度。晴れ。

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 南大通の街路樹はナナカマドが多い。ちょうど真っ赤な実が見ごろであった。

 ナナカマドは油断していると恐ろしく成長する。わが裏庭にあった木もぐんぐん伸びて枝先が二階の屋根を圧迫しはじめ、恐怖を感じるに至ったので、昨年業者に伐採していただいた。

 せめて実が甘ければいいのだが、顔がゆがむほど苦いときている。だからよほど広い土地をお持ちでないかぎり、この木を植えるのはおすすめしかねる。

 なんども申し上げたように、ナナカマドにかぎらず、うかつに木を植えてはいけない。いつの間にかに成長して、「まさか、冗談だろう!」と呆れるほどの大木になってしまうのだ。もちろん世の中万事金で解決できるけれど、ぼくは〇中〇蔵氏のようにあこぎなピンハネでもうけた大金を持ち合せていないから、たかが木を一本切り倒すのにかかる数万円の出費がひどく痛いのである。

 以前隣家に枝が侵入した立派なヤマモミジを泣く泣く(つまり木を惜しんで涙し、出費を悲しんで落涙したわけ)伐ったことがあるけれど、そのヤマモミジの種が発芽したらしく、去年地上に姿を現わした。今年はさらに成長したので、放置すれば恐ろしいことになりそうである。今ならまだノコギリで始末できるから、冬になったら伐るつもりだ。

 さらに何の木だろうか(ひょっとしたらナナカマド?)、今年になってヒョロリと出現したのが一本。最初はずいぶん大きな雑草だと思っていたのだが、先日さわってみたら、なんと明らかに木質なのであった。こいつもこの冬には始末せねばならぬ。

 笹や雑草と格闘し、木を相手に一戦交えるとは……ああ、一体おれはなにをしているのだろうか?

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October 08, 2023

Daily Oregraph: 裏庭画報 最後のコスモス

 本日の最高気温は 16.4度。晴れ。

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 ここ数日めっきり気温が低下したせいか、コスモスの花ももうそろそろ終りだ。

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 本日も落葉拾い。先日強風が吹いたからすっかり落ちてしまったかと思いのほか、まだ枝には少し残っている。ごらんのとおり、緑色の葉も混じっている。

 先月からすでに何度か拾い集めているのだが、たかがサクラの木一本に過ぎないというのに、とても落葉を始末し切れないのは毎年のことだ。老木ながら生命力はまだ十分に残っているらしい。

 各地にある何百メートルもつづく桜並木などは、一体落葉をどう処理しているのだろうか? レレレのおじさんが大部隊を組んで朝から晩まで掃き集めるとすれば、恐るべき量の落葉が集まるはずだ。おじさんたちの人件費もばかにはなるまい。まとめて焼却するには処理施設までの輸送費もかかるだろう。

 そんなバカなことを考えながらゴミ袋一枚分落葉を詰めこんだところで、本日の作業はおしまい。まだたくさん残っているけれど、人件費ゼロならこんなものだろう。 

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