April 21, 2017

京都足棒日記 植物編

 このたびはあまり収穫はなかったけれど、一応植物編としてまとめてみた。

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  今年初めて見た桜(3月26日 洛南高校)。

 今年はソメイヨシノの開花が遅く、残念ながら満開の花見を楽しむことは出来なかった。ちょうど入学式のころにはあちこちで「サクラ サク」ことになるのだろう。

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 そのかわり市内のあちこちで見かけたのが椿である(3月24日 南区)。

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 椿にはバリエーションがあるらしく、前の写真の花とは趣が異なる(3月27日 今宮神社近く)。

 花はボトッという音とともに地面に落下する。慣れないと少々驚くかもしれない。

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 稲荷山で見た竹藪とはまるでちがい、凜然とした姿はまこと禅寺にふさわしい(3月27日 大徳寺)。

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 ユキヤナギ(3月27日 同志社大学前)。

 わが裏庭でユキヤナギが咲くのは6月の初めだから、なんと二ヶ月もの時差がある。この季節感のちがいあるがゆえに、北海道人が古典の詩歌を理解するのは困難なのである。

 花をながめただけで、とうとう同志社のキャンパスには入らなかった。あいかわらず未知の領域のままである。次回はぜひと思っているので、嫌わんと中に入れてね。

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 満開の桜のかわりといってはなんだが(笑)……ちょっとさびしいから、華やかなレンタル着物おねえさんのグループを(3月28日 八坂神社)。

 おやおや、手前右のおねえさんはキヤノンの一眼レフか。やるもんだなあ。ジジイの負けである。

 さて順番でいえば、京都神社巡り編が残っているのだが、当然のことながら、地味な内容になりそうだ。次回から数回大阪編をはさんで、最後に神頼みをすることにしよう。

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April 20, 2017

Daily Oregraph: 裏庭画報 いっぺんに花が

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 物置から夏タイヤを取り出そうと、久々に裏庭へ来てみれば、まだ雪が少し残っている。

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 しかし花はもう何日も前から咲いていたようである。

 少し前まで曇っていたせいか、十分に開いてはいないが、ウラホロイチゲは今年もたくさん咲いていた。わが裏庭の天然記念物である。

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 フクジュソウはすでに薹が立っている。面倒がって見に来なかったから、一番きれいな姿を拝めなかったのである。

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 エゾエンゴサク。こいつは水色、青、紫と色に変化が多いけれど……

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純白の花には初めてお目にかかった。これはまことに珍しい。正月のおみくじの大吉効果は、まだつづいているらしい。

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December 31, 2016

Daily Oregraph: 大つごもりの神頼み

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 結局外出先では一枚もシャッターを切らず、仕方がないから雪をこいで裏庭へ行ってみると、あたりまえの話だが、枯草と枯枝しか見あたらない。あとはツギハギだらけの板塀が黙然として立っているだけである。とても写真なんぞ撮りようがない(笑)。

 しかしまるでいいことのない2016年最後の日を迎えた日本国には、このわびしい景色がぴったりなのかもしれない。八百万もの神々には、出雲でノンキに縁組の取り持ちをするだけではなく、来年こそ粉骨砕身のご活躍を願いたいものである。

 庶民を苦しめる地震・台風・洪水などは願い下げだが、利権に群がる腐敗政治家や悪徳官僚どもの頭上に雷を落とすとか、不景気をもたらした消費税を撤廃するとか、サービスの低下した社会保障を充実するとか、哀れな薄氷堂に宝くじの当選をもたらすとか……ほら、いろいろお仕事はあるじゃないですか。

 これだけお願いしておけば、今夜あたりお地蔵さんがヨイショヨイショと雪道を行進し、玄関前にどっさり米俵や宝物を置いていってくださるにちがいない。はあ、どっとはらい。

 どうかみなさまもそんな景気のいい夢を見ながら、おだやかに新しい年をお迎えください。

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October 10, 2016

Daily Oregraph: 裏庭画報 最後のかがやき

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 毎日少しずつ採っているコマツナ。野菜高騰の折、まことにありがたい存在である。預金したって利息ほぼゼロなのだから、百円を惜しまずに野菜の種を買うべし、だ。あなたもぜひ。

 真夏にくらべると、虫食いの穴が激減したかわりに、ずいぶん成長も遅くなってきた。これから種をまいても育たないのではないかと思う。

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 丸坊主になったはずのナナカマドだが、わずかに実がなっていた。この木も大きくなりすぎてじゃまだけれど、赤い実に免じて勘弁してやろう。

 それにしてもみごとな秋空である。

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 先月狂い咲きしたエゾヤマザクラの花がまだいくつか残っていた。ときならぬ緑の葉もまた目のごちそうである。

 台風には散々痛めつけられたけれど、秋にサクラを拝めるとは、悪いようないいような不思議な年であった。

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September 26, 2016

Daily Oregraph: 南大通のナナカマド

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 ひさしぶりに汗ばむ陽気であった。

 わが家のナナカマドは、台風によって葉も実も吹き飛ばされ、丸坊主になってしまったけれど、南大通を散歩したらあちこちに街路樹のナナカマドが赤い実をつけていた。背景が青空だと赤が引き立って美しい。

 こういう日にはきっといいことがありそうだ……と思ったら、

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あったよ、いいことがありました。

 コンビニでタバコを買って外へ出たら、日本たばこのおねえさんに呼び止められ、サンプルとしてMEVIUS を一箱いただいた。キャンペーンだそうな。こういうこともあるんだなあ。

 実はタバコよりも、おねえさんに声をかけられたことが、めったにないことだけに(笑)なんとなくうれしいのである。

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September 19, 2016

Daily Oregraph: 裏庭画報 狂い咲き

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 釧路市内のサクラが咲いたというニュースを聞いたのは先週のことである。

 台風で葉を吹き飛ばされて丸坊主になったため、冬が来たとかんちがいしたサクラが、春先のような気温に誘われて開花したらしい。いわゆる狂い咲きというやつであろう。

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 以上の写真はエゾヤマザクラ。わが家のサクラは春と同様に一拍遅れて、今ごろになって花をつけたらしい。

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 こちらはチシマザクラ。

 あいにくのどんよりした曇り空だけれど、枯木に花が咲くとはめでたいかぎり……と、花咲か爺はご満悦である。

 サクラが咲いたとはいえ、ここ数日めっきり肌寒くなってきたことだし、昼間から熱燗でも一杯やらねばなるまい。

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September 12, 2016

Daily Oregraph: 秋色温根内

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 家を出たときは曇り空だったけれど、温根内に着いて木道を歩く頃には、ぐんぐんと青空が広がった。もうすっかり秋の空である。

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 平日なのに駐車場には案外多くの車が停まっており、観光バスも一台見受けられた。

 今年ここを訪れるのは二度目だが、ビジターセンターの立て替え工事中とは知らなかった。

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 駐車場からの階段を下りてすぐのところに仮歩道ができていた。

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 プレハブの仮店舗(?)。写真の左手前に仮設トイレがある。トイレは男女兼用ひとつに女性専用がひとつだけ。

 工事の案内板には、トイレ不足の場合、近隣の施設を利用するように書かれているけれど、近隣といったって何キロも離れているから(笑)全然近隣ではない。しかし場所柄仕方のないことだから、トイレはあらかじめどこかですませておいたほうがいいだろう。

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 新しいセンターは元の場所の上に建つらしい。

 工事現場を横目に見ながら木道を進み、ひさしぶりの植物観察開始である。

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 今の時期もっとも優勢なのは、予想どおりミゾソバ。

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 エゾトリカブト。

 全体としてずいぶん花の数が少ないという印象は受けたけれど、特別増水の痕跡は見られなかったから、台風の影響かどうかはまだ判断がつかない。

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 やっぱり台風にやられたなと思ったのはこれ。本日の目的、ゴキヅルである。勝手知ったるゴキヅル地帯をゆっくり歩きながら、血眼で探したのに、これしかみつからなかったのである。

 花を見られたのはもうけものだったけれど、

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 実がこれでは情けない。赤ん坊のオチンチンみたいな実もかわいらしいのだが……

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 これこそ本来の姿なのである(2012年9月2日撮影)。

 緑のドングリみたいな実の下半分が自然に外れて落ちると同時に、アーモンド状の種もいっしょに落下するという驚異の仕組みになっている。

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 ミヤマアキノキリンソウ。

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 エゾリンドウだろう。

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 あまりにも遠くに咲いていたためトリミングしたが、それでもハッキリとは見えない。たぶんウメバチソウであろう。

 例年なら木道近くにいくらでも咲いているので、数が少ないのはやはり台風の影響ではないだろうか。

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 アキノウナギツカミ。ミゾソバの親戚だから、花はよく似ている。

 本日目にした花はざっと以上である。楽しみにしていたゴキヅルが不作だったし、台風なかりせば、といいたくなる残念な結果ではあったけれど、今日は天気に恵まれたから贅沢はいえない。来年の秋に期待することにしよう。

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August 18, 2016

Daily Oregraph: 裏庭画報 台風被害

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 百物語最後のロウソク……ではなく、昨夜の停電時に使用したものである。19時45分頃から約6時間半にも及ぶ長い停電であった。

 最大瞬間風速43.2メートルというのは、釧路気象台の記録らしい。二階がそっくり吹き飛ばされるんじゃないか、と心配になるほどの強風だった。

 風はやがておさまって、少しは気分が落ち着いたものの、ロウロクの明かりでは本も読めないから、飲んだくれて寝るしかない。アナログな炎に照らされるウィスキーが美しかった

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 一夜明けて、裏の板塀が心配になり、恐る恐る見に行くと……意外にも無事だったから一安心。今度という今度は倒れているにちがいないと予想していたのである。

 しかし裏庭の景色は一変しており、背の高い雑草はすべてなぎ倒され、ナナカマドの枝が何本かちぎれて落下していた。エゾヤマザクラの葉も多くが吹き飛ばされていた。

 う~む、このぶんだとジャガイモの運命やいかに?

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 右がジャガイモ、左がコマツナ。不安的中して、見るも無残なありさまであった。絶句。

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 気を取り直してジャガイモを一部掘り返してみると、収穫にはまだ早いけれど、一応はイモらしいかたちをしたものが姿を現した。

 まだ試食はしていないが、食べられないことはなさそうなので、涙が出るほど(笑)うれしかった。

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 念のため裏通りへ回って板塀を点検すると、腐れかけた板がなんとか持ちこたえているところは、弱り切った日本経済の現状とそっくりで、実にしぶといものだと感心させられた。

 台風の直撃はもう勘弁してほしいけれど、世の中悪いことばかりじゃない。塀際のグースベリがそろそろ熟してきた。来週あたりには収穫できるんじゃないかと思う。

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August 10, 2016

Daily Oregraph: 裏庭画報 アジサイふたたび

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 日の当たらぬ場所に咲くアジサイに、めずらしく日の当たった瞬間。たいへん貴重な写真である(笑)。

 散歩するとあちこちにアジサイは咲いているけれど、これほど淡い色の花は見かけない。アジサイ界のうらなり君である。

 台風一過、湿度の低い気持のいい一日であった。生き返ったような心地がする。しばらく身辺が落ち着かなかったけれど、それも一段落し、明日からは読書に身が入る……はずだ。

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August 02, 2016

Daily Oregraph: 裏庭画報 日陰のアジサイ

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 晴れたり曇ったりの天気ではあったが、ひさしぶりに太陽を拝むことができたのはありがたい。気温も28.7度まで上がり、やっと夏らしい気分になれた。

 裏庭ではアジサイが開花しはじめていた。ここは建物の陰だから、一日中日が当たらない。そのせいだろうか、ほんのり水色、というのが上品でよろしい。まあ、深窓の令嬢みたいなものだ。数日後にもう一度撮ろうと思っている。

 (漱石風に表記すれば)『センス・アンド・センシビリチー』の本文を読み終えた。まだ50頁ほど「解説」が残っているので、全部片づけたら、なにかためになること(?)をひとつくらいはご紹介したいと思っている。

 ウィキペディアでも読めばわかるから、あらすじなんぞを書くつもりはないけれど、最後まで退屈させずに読ませる手際には感服した。まさに小説の王道を行く作品である。おもしろさ☆五つ。おまえにいわれても信用できぬとお疑いなら(笑)、図書館にでも出向いて読んでごらんなさい。 

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