September 10, 2021

Daily Oregraph: ナナカマドの実

 本日の最高気温は22.5度。曇り。

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 わが家のナナカマドは年によって実の付き方が極端にちがう。今年は不作である。しかもまだ熟していない。この時期は蚊が多いから、たった写真一枚撮る間に手首を食われてしまった。

 ナナカマドなんてどうせ苦くて食えない実なんだからどうでもよかろうとおっしゃるかも知れないけれど、これから真っ赤に熟したのが満艦飾になると、なんだか無性にうれしくなるものだ。

 景気はよくならない実はならないでは話にならない。なにかいいニュースはないだろうか。え、自民党総裁選? ダメだよ、そんなの。あの顔ぶれを見たら食欲が減退しちまうから、ナナカマドの実ほどの値打ちもないよ。

 待てよ、温根内のゴキヅル見物なんてのはどうだろう。最近家にこもりがちだし、思い切って近日中に行ってみようかな。

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September 06, 2021

Daily Oregraph: 荒れ地のオニアザミ

 本日の最高気温は19.4度。晴れたり曇ったり。まずは適温である。

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 ひさびさに弥生中学校跡地へ来てみたら、かなりの部分が雑草に覆われており、いつの間にか過ぎ去った月日を感じさせる。

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 見るべきものはたいしてなかったけれど、紅一点、これはアメリカオニアザミにちがいない。盛りを過ぎているからだろうか、かえってポツリと咲く赤い花が目立っていた。それにしても恐ろしく鋭いトゲである。

 アザミはスコットランドの紋章である(イングランドはバラ)。行ったことがないから勝手に想像するしかないけれど(笑)、荒れ地に咲くアザミはスコットランドにふさわしいのだろう。

 アザミはなぜか春の季語である。「その多くは夏秋の候に開花する」と歳時記にあるにもかかわらずだ。

  ふれてみしあざみの花のやさしさよ  星野立子

 星野さんが触れたのは、まさかトゲトゲのオニアザミではないだろうな。

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August 28, 2021

Daily Oregraph: 裏庭画報 キツリフネ

 本日の最高気温は26.3度。晴れ。ちょっと暑かった。

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 裏庭のキツリフネ。見るべき花がほとんどない今の時期には貴重な存在である。奇妙なかたちをしたこの花は、英語で yellow balsam、学名は Impatiens Noli-tangere というらしい。

 Impatiens とはツリフネソウ属を指すが、なんで impatient(せっかちな、いらちな)なのかというと、熟した莢(写真の花の真上に見えるのが莢)を軽く触っただけで勢いよくはじけるからだ。Noli-tangere は 'Don't touch' だから、なるほど学名というのはうまく付けられているものである。

 ……などと感心している場合ではなかった。ちょっと見ないうちに、雑草がふたたび猛威をふるっているではないか。

 やむをえない。やりましたよ。負け戦は避けよ、というのが孫子の教えだけれど、まさか放っておくわけにもいかない。昼飯前に草取りをしてたっぷり汗をかいた。

 もちろん敵は多勢、予想どおり負け戦である。

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August 20, 2021

Daily Oregraph: ミヤマニガウリに挨拶

 久しぶりに気温が上がって24.0度。しかしさわやかで気持がよかった。

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 好天に誘われて、相生坂下のミヤマニガウリを見物しにいった。あいにく花は咲いていなかったけれど、こいつに一年ぶりにお目にかかれたのは幸いである。

 長い葉が上下にリボンのように結ばれているのも、なにかの茎が左上から斜め下に倒れたままになっているのも、ミヤマニガウリのツルのせいである。こいつの執拗さときたら天下無敵で、からみついたらテコでも離れない。ところどころ精密なバネ状を呈しているところも、芸があって面白い。

 こいつに小さな小さな白い花が咲くのを、今年もぜひ撮らねばならない。

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August 08, 2021

Daily Oregraph: 裏庭画報 ユリ

 今日の最高気温は26.9度。曇り。

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 夏枯れのせいか花はほとんど見あたらないが、雑草の間から顔を出していたのがこれ。ユリにはちがいないけれど、花被片に斑点がないからオニユリではない。まだ開き切っていないので、二三日後にもう一度観察してみよう。

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 さて今日の新聞に入っていたのがこのチラシである。学習塾の折り込み広告ならうんざりするほど目にするが、公立高校の広告は初めてだからビックリした。

 じっくり拝見したところ、「日本一広い高校」だという。いわゆる進学校ではないようだけれど教育内容は大変ユニークだし、「全国の仲間が集う」学生寮まである。標茶町といえば同じ管内だし標茶高校の存在はもちろん知っていたが、どんな学校なのか詳しいことはまったく知らなかった。お恥ずかしいかぎりである。

 地元の学校の発展を願う関係者のみなさまの熱意には感心した。こんなマイナーなブログで宣伝したってなんのお役にも立てないが、これも何かの縁、応援したいと思う。興味のある方はどうか画像を拡大してご覧いただきたいと思う(勝手に掲載したご無礼をお赦しください)。

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July 18, 2021

Daily Oregraph: ハマナスの実

 本日の最高気温は28.7度。晴れ。夏らしい天気になった。

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  はまなすや今も沖には未來あり  中村草田男
  (注:「はまなす」が第3水準の漢字だったので平仮名を使用)

 いつの間にかハマナスの実がたくさん成っていた。手元の俳句歳時記(角川書店版)には「晩夏に果實は紅熟し、小兒などが採つて食ふ」とあるが、今どきハマナスの実を食おうとするのはよほどの物好きだろうと思う。小兒ではなく、爺婆であろう。

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July 10, 2021

Daily Oregraph: 裏庭画報 エゾノシモツケソウとフウリンソウ

 本日の最高気温は18.8度。曇り。

 五輪強行開催にも比すべき無理・無駄な事業とは重々承知しつつも、午前中一時間近くかけて草刈りを決行した。成果は45リットルのゴミ袋ひとつ。持てばずしりと重いのだが、予想たがわず、見た目はやらないより多少ましな程度であった。あと数回は汗をかかねばなるまい。

 草取りも良し悪しで、去年やりすぎたために今年はチゴユリやシコタンキンポウゲが咲かなかった。とにかく加減がむずかしいのである。

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 エゾノシモツケソウ。これも例年はもっとたくさん咲くのだが、今年はこの一株だけ。

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 さてこいつは毎年必ず咲くのだが、今年は恐ろしく数が多い。多すぎて不気味なほどである。特徴的な釣鐘形の花は、英語でいう blue bell の仲間といっていいんじゃないかと思う。

 ネットで調べてみた結果、どうやらフウリンソウらしい。近所でもあちこち見かけるから、たぶん野生種ではなく園芸種が越境して、頼みもしないのに勝手に増えたのだろうが、驚くべき繁殖力である。

 その勢いのすさまじさを見ていただくためにもっと引いて全体を撮ろうとしたのだが、腐れかけた板塀までハッキリ写ってしまうから断念した。上級国民ではない悲しさである。

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June 30, 2021

Daily Oregraph: 裏庭画報 水菜の花

 本日の最高気温は16.4度。曇り。

 釧路は暑さを知らぬ上級国民の町だ。田舎町だの僻地という悪口をいう連中は、今の時期に京都や奈良の盆地へ行ってみるといい。たちまちへばってしまい、泣き言をいうこと請け合いである。

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 水菜の花。初めて見たが、いかにもアブラナ科でございという顔をしている。

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 これはアサツキだろう。案外すっきりとした美形ではないだろうか。

 さて次回の捕物帖である『ライオンのたてがみ(The Lion's Mane)事件』から、たまにはためになるマジメな英語クイズを出そうと思う。

 この事件にはある海の生物がからんでおり、最後にそれが明らかになる。その意外な正体を目にした地元の警部殿はビックリして、「ホームズさん、あいつは一体なんだったんですか? 私は生まれも育ちもこの土地ですが、あんなものは見たことがない。サセックス(イングランド南東部)にいるものじゃありませんぞ」という。

 するとホームズは 'Just as well for Sussex.' と答える。ネットで拝見したある方の翻訳によると「サセックスにいても不思議はありません」というのだが、土地っ子が一度も見たこともないと断言しているのに、この解釈はおかしいとお思いにはならないだろうか? たとえ相当出来る方でも、まめに辞書を引いて確かめないと誤るものである。

 「東大王」よりもずっと味があるから(笑)、ぜひお考えいただきたい。きっと辞書のありがたみがジーンと身に沁みると思う。

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June 26, 2021

Daily Oregraph: 裏庭画報 オオダイコンソウ開花

 本日の最高気温は20.5度。晴れ。快適な一日であった。

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 オオダイコンソウが開花した。まだツボミがいくつか残っている。

 こいつはとにかく地味な花で、見かけるたびに気の毒になるほどである。葉の形状が大根の葉に似ているからダイコンソウというらしいけれど、似ているような似ていないような、ぼくにはあまりピンとこない。

 放っておけばダメになりそうなので、残りの小松菜をすべて収穫した。水菜も全部採ろうと思ったのだが、一株だけ花が咲きかけていたので、半分ほどにとどめておいた。小松菜の花は撮影したことがあるけれど、水菜の花は未見だからこの機会にぜひ写真を撮っておきたい。

 それにしても雑草の勢力がすさまじく、頭がクラクラしてきた。明日は畑の草むしりだな。敵は多勢、絶望的な戦いになりそうだ。冷えたビールをご馳走するから(笑)、どなたか応援していただけないだろうか。

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June 20, 2021

Daily Oregraph: 裏庭画報 ギョウジャニンニク開花

 本日の最高気温は11.9度。雨のち曇り。なんでこんなに寒いのだろうか。

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 満開間近のギョウジャニンニクの花。

 この花を美しいと思う人は少ないにちがいない。少々不気味なところさえあるけれど、強烈な生命力を感じさせ、忘れがたい奇妙な魅力があることは確かだ。ギョウジャニンニクは精がつくといって好んで食べる人が多いのも納得である。

 印象がちと生々しすぎるから、活花にして茶室に飾るには向きそうにないけれど(といっても、わが家に茶室なんぞはない(笑))、六月の雨に打たれる姿はそれなりに味がある。

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