May 19, 2022

Daily Oregraph: 裏庭画報 さらばナナカマド

 本日の最高気温は11.7度。曇り。

220519_01
 別れの一本杉(春日八郎のヒット曲を、知るや君?)ではなく、一本ナナカマドとの別れ。

 とうとう切ってもらったよ。なにしろ伸びすぎて二階の屋根と接触していたから、いやでも始末せねばならなかったのである。この切り株(直径40 cm)からは想像もつかぬほどの大木に生長し、数年前から一本二本と、手の届く範囲の枝をノコギリで切り落としてはいたのだが、ぼくはサルじゃないから、高いところはとても無理。プロに依頼する必要があった。

 枝や幹の残骸はトラックの荷台一杯になった。切るだけでも大変なのに、後処理を考えると恐ろしい手間である。お子さんが生まれた記念に植樹する方もいらっしゃるようだが、すでに何度も申し上げたように、戯れに木を植えるべからず。数十年後には余計な出費も覚悟しなければならないしね(笑)。

| | Comments (2)

May 16, 2022

Daily Oregraph: 裏庭画報 サクラ咲けども

 本日の最高気温は12.5度。晴れ。

220516_01
 サクラがみごとである。写真上がチシマザクラ、下がエゾヤマザクラ。

220516_02
 このとおりニリンソウはあちこちに数多く咲いているのだが、まことに残念なことには、今年は貴重なウラホロイチゲの群落が姿を消してしまった。くやしいけれどどうしようもない。

 犯人はササにちがいない。山へ行くとわかるように、ササのはびこる場所には他の花はほとんど見あたらない。困ったやつである。このままではいずれニリンソウも危ないのではないか。

 まったく利権政治家とササがのさばるとろくなことがない。善良なる市民は貧しくなる一方だし、花は次々と枯れるのだから。

| | Comments (0)

May 09, 2022

Daily Oregraph: 裏庭画報 開花宣言

 本日の最高気温は13.1度。晴れたり曇ったり。

220509_01
 明日あたりかなと予想していたのだが、本日エゾヤマザクラが開花した。もっとも気象台では昨日開花宣言している。

220509_02
 ギョウジャニンニク。花を見たいので、今年も食べない。

220509_03
 驚いたことに、毎年咲く場所から十メートル以上も離れた、ナナカマドの根元近くにオオバナノエンレイソウが一輪だけ顔を出していた。この花は植えたとしてもなかなか定着しないことで知られているのだが、いったいどうして?

| | Comments (4)

May 08, 2022

Daily Oregraph: 裏庭画報 サクラ情報

 本日の最高気温は15.7度。晴れたり曇ったり。さっぱり明るいニュースもなし、当分は花を眺めることにしよう。

220506_01
 エゾヤマザクラの開花はもう少し先になりそうだ。釧路の桜は遅いのが値打ちなのかもしれない。

220506_02
 オオバナノエンレイソウは満開になった。もっともかたちの整ったのを選んだのだが、こいつはかなり小ぶりなのでやや貫禄不足、せいぜい若女将といったところだろうか。しかしそれだけにまだ崩れた感じのしないところがいい。

| | Comments (0)

May 03, 2022

Daily Oregraph: 裏庭画報 咲きはじめた花々

 本日の最高気温は13.6度。晴れ。

 エゾエンゴサクにつづいていくつかの花が咲きはじめた。毎年のことではあるが、やはり挨拶はしておこう。

220503_01
 まずはニリンソウ。赤みを帯びたツボミもまたよし。

220503_03
 ニリンソウの葉の間から顔を出しているのはカタクリ。ハイこんにちは、といいたいが、たいへん挨拶、いや撮影しにくい場所に咲いている。ぼくは膝を痛めているからなおさらである。

 花びらのクルリと反り返ったところを待って撮るのが定石だけれど、たまにはこういうのもいいんじゃないだろうか。

220503_02
 こいつはオオバナノエンレイソウ。いまはまだ少女のように遠慮がちな姿だが、花が開き切ると老舗の女将のごとき堂々たる貫禄を示すのである。

 実は近々腐った板塀の取り壊し工事を控えているため、足で踏みにじられてしまえば、これら三種の花々は今年限りで見られなくなるかも知れない。そうなれば園芸種ではないから復活は非常に困難なので、半ば別れの挨拶のつもりである。

| | Comments (2)

April 28, 2022

Daily Oregraph: 裏庭画報 エゾエンゴサクの咲く頃

 本日の最高気温は15.1度。晴れ。

220428_01
 かつてはあちこちで歓声を上げながら駆け回っていた子どもたちを、最近町中ではあまり見かけなくなった。これでは国の活力が衰えるのも無理はない。もっともらしく少子化対策を唱えるんだったら、まずは非正規労働者を減らしたらどうだ。

 まともな賃金を支払えば、多くの労働者が結婚もできれば子どもも増えるのだし、国民の教育程度も全体に向上する。ぼくがいったってバカにされるかもしれないけれど、18世紀にアダム・スミス先生がちゃんとそう書いているんだ。常識にかなったもっともなお説だと思うのだが、いくらネトウヨでもまさかアダム・スミスを左巻きとはいうまいね(いや、いうかも知れないから恐ろしい(笑))。

 しかしこのあたりまえの理屈が、経済学者を自称する「新」自由主義者には通用しないらしい。だれのことをいっているのかおわかりになりますね。まったく21世紀にもなって困ったものだ。

220428_02
 めずらしくそんなことを考えて帰宅し、裏庭をのぞいてみると、おお、一面にエゾエンゴサクの花が咲いているではないか。ありがたい。子どもは減る、花も減るでは救いがないからなあ。

| | Comments (2)

April 04, 2022

Daily Oregraph: 裏庭画報 花と雪と

 本日の最高気温は9.1度。晴れ。

220404_01
 フクジュソウを見に来たら、すっかり薹が立っていた。

220404_02
 こうして季節は確実に進行しているわけだが、家の裏手の日陰にはまだ雪の山が残っている。畑仕事をはじめるにはまだ早すぎるから、相変らず日本文学史を読みつづけ、いよいよ第6巻に入って、鎌倉幕府がまもなく滅亡しようとするところだ。

 時代が下るにつれてだんだん引用文の日本語が読みやすくなるのは大いに助かる。しかし天皇名や年号、名家の系図などはとても記憶し切れないし、いまさら受験するわけじゃないから緊張感ゼロ、人間関係が混乱して数ページ前を読み返すこともしばしば……ダメだ、こりゃ(笑)。

| | Comments (2)

February 10, 2022

Daily Oregraph: 裏庭画報 冬の笹刈り

 本日の最高気温は-0.8度。晴れ。

220210_01
 夏の間は雑草にはばまれて手の届かない場所にあるササを刈った。これで全部ではないが、見た目はかなりスッキリした。

 ササがはびこりはじめたのは四五年前からだと記憶している。こいつは恐るべき繁殖力の持主だし、手で引っぱったってビクともしない。鎌で刈っても根が残るから、根絶するのはむずかしい。まったく困ったやつである。

 さてかなり読み進んだ『二都物語』だが、素人目にもいつもと筆致がちがうという印象を受けるのもあたりまえで、フランス革命という血なまぐさい事件を扱っているからなのであった。

 過酷な圧政が革命を招いたのは当然といえるが、革命後の混乱の最中には、革命派の手によって道理に合わぬ残虐行為が行われたこともまた事実である。こういう気の重くなるような事件が背景だから、まともな神経の持主ならとても気楽な文章を書くわけにはいくまいし、読み手もまたスラスラと読み流すことはできず、つっかえつっかえしながらページをめくることになるわけだ(実力不足といわれれば否定はできないが……)。

 ついでにどうでもいいことを一つだけ。

 例の悪名高いギロチンだが、本書の巻末注によれば、フランス革命期に新発明されたものではなく、すでに中世後期にはスコットランドで同様のものが使用されていた。だからこの装置の名前のもととなった(英語読みで)ギロチン博士(DrJ.I. Guillotin)は発明者ではなく、1789年に苦痛のない処刑具として使用することを提案し、それが1791年に採用されたのである。

 フランスで使用された最初のギロチンはドイツ人のシュミット(Schmidt)が製作し、1792年に政治犯ではなくある追い剥ぎ強盗の処刑に初めて使われた。なおギロチン博士自身がこの装置で処刑されたという俗説は作り話で、彼は76歳のときベッドで息を引き取った。

 なおルイ16世(Louis XVI)は1793年1月21日、マリー・アントワネット(Marie Antoinette)は同年10月18日にギロチンで処刑された。

 こういう陰惨な話題を取り上げるつもりはなかったのだが、昼間の笹刈りが多少影響しているのかも知れない。

| | Comments (2)

September 10, 2021

Daily Oregraph: ナナカマドの実

 本日の最高気温は22.5度。曇り。

210910_01
 わが家のナナカマドは年によって実の付き方が極端にちがう。今年は不作である。しかもまだ熟していない。この時期は蚊が多いから、たった写真一枚撮る間に手首を食われてしまった。

 ナナカマドなんてどうせ苦くて食えない実なんだからどうでもよかろうとおっしゃるかも知れないけれど、これから真っ赤に熟したのが満艦飾になると、なんだか無性にうれしくなるものだ。

 景気はよくならない実はならないでは話にならない。なにかいいニュースはないだろうか。え、自民党総裁選? ダメだよ、そんなの。あの顔ぶれを見たら食欲が減退しちまうから、ナナカマドの実ほどの値打ちもないよ。

 待てよ、温根内のゴキヅル見物なんてのはどうだろう。最近家にこもりがちだし、思い切って近日中に行ってみようかな。

| | Comments (0)

September 06, 2021

Daily Oregraph: 荒れ地のオニアザミ

 本日の最高気温は19.4度。晴れたり曇ったり。まずは適温である。

210906_01
 ひさびさに弥生中学校跡地へ来てみたら、かなりの部分が雑草に覆われており、いつの間にか過ぎ去った月日を感じさせる。

210906_02
 見るべきものはたいしてなかったけれど、紅一点、これはアメリカオニアザミにちがいない。盛りを過ぎているからだろうか、かえってポツリと咲く赤い花が目立っていた。それにしても恐ろしく鋭いトゲである。

 アザミはスコットランドの紋章である(イングランドはバラ)。行ったことがないから勝手に想像するしかないけれど(笑)、荒れ地に咲くアザミはスコットランドにふさわしいのだろう。

 アザミはなぜか春の季語である。「その多くは夏秋の候に開花する」と歳時記にあるにもかかわらずだ。

  ふれてみしあざみの花のやさしさよ  星野立子

 星野さんが触れたのは、まさかトゲトゲのオニアザミではないだろうな。

| | Comments (2)

より以前の記事一覧