February 14, 2019

Daily Oregraph: Samui!

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 本日、いや昨日の船上セキュリティ・チェックポイント。

 え、ちっとも寒そうに見えないぞ、とおっしゃるので?

 そこが素人の浅はかさ。日中はともかく、夕方になってごらんなさい。そして夜。Cold, colder, coldest の変化をたっぷり味わえるんだから。

 そんな寒さの中を、船員や作業員の方々は屋外で長時間働いている。フィリピン人船員の多くは、"Samui" という日本語を知っている。ただしちょっと訛っているから、ぼくたちの耳には "Samoi" に近い音に聞こえる。ほんと、サモイよなあ。

 根性なしのぼくはときどき暖かい場所に逃げ込むけれど(完全武装していないせいもあるのだが……)、そんな贅沢のゆるされない人々は、まことにお気の毒である。

 本日も日没とともにぐんぐん気温が下がりだした。この寒さを、わが敬愛する森羅万象大臣にもぜひ味わっていただきたいと願っている(笑)。

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December 19, 2018

Daily Oregraph: 読まずに飲む

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 昨日の船上セキュリティ・チェックポイント。

 本船のチェックポイントは写真の撮りにくい場所にある。まことに困ったものだが……撮らねばならぬ。一種の病気である。

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  こちらは本日の収穫。もう本は一冊も増やしたくないけれど、これが一冊300円なら買うしかないだろう。

 「洒落本」よりはずっと面白そうだが、いつになったら読めるだろうか。本棚には積ん読数十年の本がまだたくさん残っている。目がだんだん弱ってきているから、本を読むスピードは昔の数分の一に低下している。記憶力は衰えつつあるし、根気もつづかない。ほんにこの世はままならぬ。

 しかしまだ読まぬ本には、幸福の予感ともいうべきものが詰まっている。もし本棚に未読の本が一冊もないとしたらどうだろうか。あたかも未開封の酒の壜が戸棚に一本もないようなもので(笑)、あなたは恐ろしい不安を感じ、イライラしていても立ってもいられなくなるにちがいない。

 だからふんだんにある酒(これが大事)を一本戸棚から取り出して、本棚にずらりと並ぶ未読の本の題名をながめながらアルコールをしみじみ味わうことが、大いに精神の安定に寄与することはまちがいない。しかも実行しやすいのはありがたいことである。

 ウソだとお思いなら、あなたも今晩からさっそくお試しあれ。あ、ヤケ酒はいけませんぞ。

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November 14, 2018

Daily Oregraph: 十勝港絵日記 11月14日

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 サングラスをしたカッコいいお兄さんが何をしているのかと思って近づいてみると、せっせとシャックルにグリースを塗っているのであった。

 なんとなく侍の内職みたいだけれど、地道に生きるというのはこういうことだ。ふだんはコツコツと地味な仕事に励んで、油やペンキまみれになる。しかし週末ともなれば、こざっぱりした服に着替えてサタデイナイトフィーバー(ちょっと古いか……)、女の子に大もて、というのも青年らしくていいと思う。

 ぼくだって作業服にべったりグリースが付着することもあるんだけど、悲しいかな、土曜日になっても、ジジイがもてることはありえない。若さを失ったからしょうがないんだよ。

 青年よ、めげずにコツコツやってくれ。金はなくても若さがあるぞ。そして金に魂を売り渡した新自由主義者どもをぶっとばせ(笑)。

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November 13, 2018

Daily Oregraph: 十勝港絵日記 11月13日

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 空も海も十勝ブルーの上天気。しかし夕方になるとぐっと冷えこんできたので、初めて防寒着を着用した。

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 今日もみんなマジメに働いている。

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 ぼくもけっしてサボっていたわけではないが……艙内でこんなふしぎな光景を目にして、思わずシャッターを切った。

 もちろん外板に穴が開いているわけではないし、心霊写真でもない(笑)。久々の偶然芸術である。

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November 12, 2018

Daily Oregraph: 十勝港絵日記 11月12日

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 厚内海岸の朝焼け。

 この種の写真を撮る趣味はないけれど(第一そのために早起きする根性がない……(笑))、たまたま通りかかったのである。心なき身にも、鮮やかなものだと素直に感じられる景色であった。
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 本日の船上セキュリティチェックポイント。そろそろマンネリだから、裏側からレンズを向けてみた。

 少々疲れたので今日はこれにて。

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September 30, 2018

Daily Oregraph: 網走港絵日記 9月30日

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 網走港第4埠頭のゲート。どこの国のどこの貿易港でも、外航船の接岸中は関係者以外立入禁止だから、ゲートでは警備員さんが人の出入りをチェックしている。

 テロ対策が目的だけれど、テロリストなどめったにうろつくわけがない。釧路港でもそうだが、実際は釣り人対策として役立っているように見える。

 荷役中に一般市民が岸壁をウロウロするのは危険ゆえ、安全上は評価できると思う。危ないのは荷役作業だけではなく、荒天時には船の係留ロープが切れることもある。そいつに当たったら、よくて重傷、まずたいていはあの世行きである。

 「本日釣りはできません」というのは、これまた釧路港同様、外航船が係留していなければ出入り自由で釣りもできるということだろう。

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 囲いの中で釣りができないから、釣り人は外に群がる。釣りをしていたお爺さんに声をかけられ、

 -その船、いつ出るの?

 いかにも邪魔だという口ぶりである。

 ちょっと気の毒だけど、どうか我慢していただきたいものだ。

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September 29, 2018

Daily Oregraph: 網走港絵日記 9月29日

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 仲よきことは美しき哉 実篤……なんだけど、あのね、記念撮影するんなら背景を選んだらどうだろうか(笑)。無趣味にもほどがあるぞ。

 このあと二人は町へ買い物に行った。相当の距離があるけれど、幸い上天気だから、気持ちのいい散歩になったことだろう。

 さて世間というのは広いようで狭いものだ。釧路から仕事で本船に来られた方々に岸壁でお会いしたのだが、その中にこのマイナーなブログの読者だという、たいへん奇特な方がいらしたのにはビックリ。しかもわが家のご近所にお住まいだという。

 まことに感心なお方だから、レジオンドヌール勲章を差し上げたいと思う。フランス政府のみなさまには特段のご配慮をお願いする次第である(笑)。

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September 28, 2018

Daily Oregraph: 網走港絵日記 9月28日

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 本日の船上セキュリティチェックポイント。

 朝のうちは曇り空だったが、日中はオホーツク・ブルーの上天気になった。気分は最高なるも、網走監獄見物に行くわけにはいかないから、ひたすら岸壁を走り回る重機の群れをながめるのみ。

 心配なのは1日に来襲する台風である。

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September 13, 2018

Daily Oregraph: カモメに注意

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 たしかにプロペラにはちがいないのだが、どうしてもカモメに見える。思いこみとは恐ろしいもので、何度見直してもカモメである。

 昨夜船の回りを飛んでいたカモメが、ちょうどこんなふうに見えた。暗い水面に照明を浴びて舞うカモメは、まさに黒地に白。

 プロペラがカモメに見えるおいらを、


   かもめ かもめ 笑っておくれ

という、浅川マキの歌を思い出してしまった……ただそれだけの話である。

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September 12, 2018

Daily Oregraph: 西港好天

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 本日の船上セキュリティ・チェックポイント。ちょっとわかりにくいけれど、真ん中の黄ヘルのお兄さんのいる場所である。

 なに、わからん? そういう鈍いあなたのために……

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 黄ヘルにだって伊達男はいるものだ(今どきの若者には絶対に通じないであろうギャグである(笑))。ちなみにぼくの仕事用ヘルメットは白ヘル。

 左側に見える青い棚がデスク代り。ハンドレールに取りつけた、ごく簡素なものである。

 上天気であったが、夕方から少し肌寒くなってきた。冬はそう遠くはない……

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