September 30, 2019

Daily Oregraph: なぞのツブツブ

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 本日の船上セキュリティチェックポイント。

 ごらんのとおりの上天気で、最高気温も23.1度まで上がり、ひさしぶりに汗をかいた。夏の残党が小規模の反乱を起こしたらしいけれど、気の毒なことに、たちまち鎮圧されてしまうにちがいない。

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 本日のランチには謎のスープが出された。なかなかの美味である。牛肉はもちろんすぐにわかったが、たくさん浮んでいる長楕円形の粒々が謎である。穀物にしては煮崩れもないし、食感はツルツルの一点張りである。

 「これはなんだい?」とたずねたら、「グーズだ」という。あとで調べればすぐにわかるだろうと思って、スペルを確認しなかったのが失敗だった。

 思いつくすべてのスペルで検索しても出てこない。ひょっとしたら「グズ」かも知れないと、さらに調べてもダメ。

 わからないままでは気分が悪いから、いろいろ考えた末にたどり着いたのが「クスクス」である。「グズグズ」でなく「グーズまたはグズ」なのは気になるけれど、ツルツルしているところもパスタの特徴だし、ありえない話ではないと思う。問題は粒のかたちのちがいだが、クスクスにもバリエーションがあっておかしくはないだろう。

 そんなわけで、クスクスの一種または親戚だろうという結論に落ち着いたけれど、どうも不安である(笑)。どなたかご存じの方がいらしたら、ぜひお教えいただきたいと思う。

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September 12, 2019

Daily Oregraph: 釣れましたよ

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 今度は岸壁に降りてきて釣り三昧らしい。大物が釣れるかどうか、三友亭さんならずとも興味がおありだろうから、バケツの中をのぞいてみると……

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 釣果はごらんのとおり。たぶんイワシだろうが、体長20 cmほどだから、この竿としてはまずまずじゃないかと思う(なおピンぼけかつブレているのは、暗かったからである)。

 しかしこれだけではとても乗組員全員の口には入るまい。気の短いぼくなら、網を使いたいところである。

 さて一等航海士が「出港は何時になるかなあ」と(英語で)いうから、しめたと思って(笑)「我不知道」と答えると、「あんた中国語を話せるのか!」と目を丸くした。ああ、バカのひとつ覚えの悲しさ、とても話せるものですか。

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September 11, 2019

Daily Oregraph: 釣れるかな?

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 本日の船上セキュリティ・チェックポイント。必要最小限、鴨長明好みの質素なデスクである。

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 おやおや、釣りですか。この竿では大物は釣れないだろう……などとノンキなことをいってる場合じゃなかった。仕事、仕事。

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August 29, 2019

Daily Oregraph: 食料調達

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 はてな、なにをしているのかな? え、昆布?

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 やっぱり岸壁から昆布を採っているのであった。中国人民はたくましい!

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July 27, 2019

Daily Oregraph: 朝は朝霧夕べは……

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 本日の船上セキュリティ・チェックポイント。霧の深いことがなんとなくおわかりいただけるだろうか。

 今月はヒマなはずだったのに、月の後半から立て続けに仕事が入り、読書がさっぱりはかどらない。『悪霊』はやっと248ページ、おもしろくなってきたところなんだけど、ちょっと足踏みしている。

 『フランケンシュタイン』は出張先で本をどこかに置き忘れてしまい、インターネットからテキストをダウンロードしたのだが、さていかがあいなりまするやら。

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 さて「朝は朝霧」とくれば「夕べは夜霧」と対にするのが文学的常識である。少なくとも名曲「サーカスの唄」の歌詞はそうなっている。なに、ご存じないとな? それでは基礎教養に問題があるから(笑)、YouTube で検索してお聴きなさい。

 しかしいくら釧路が霧の町だといっても、毎度夜霧がかかるわけではない。ごらんのとおり、夕方には晴れ間が出たのである。明日は晴れの予報。実にありがたい。

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July 22, 2019

Daily Oregraph: オホーツク・ブルー

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 網走は一年ぶり。釧路はぐずついた天気だったが、小清水町に入ってからは空晴れ渡り、みごとなオホーツク・ブルーであった。

 この上天気に長距離ドライブとは優雅なものだとお思いかもしれないけれど、仕事ですよ、仕事。

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 Port of Abashiri. オホーツク海の向こうに見えるのは知床の山々である。あれは斜里岳だろうか?

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 本日の船上セキュリティチェックポイント。こいつはぼくの病気みたいなもので、必ず撮ることにしている。

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 そして本日のランチ。謎のヌードル(なにを使ったんだろうね?)とフライド・ミート。ごちそうさまでした。

 さてご飯の量にご注目いただきたい。たったこれだけで足りるんだから情けない。かつてのヤセの大食いの面影はすでにない。ああ、これが年を取るということなのだ。

 網走のホテルが満室だったため、北見のホテルでこれを書いている。朝が早くて疲れていたから、ほんの40分ほど町を散歩しただけ。ろくに写真を撮っていないけれど、ネタ不足の折から、明日は北見編でお茶を濁すつもりである。

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May 18, 2019

Daily Oregraph: 新しい桟橋から

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 本日の船上セキュリティ・チェックポイント。

 「こら、勝手に入ってはいかん」と注意している……わけではない。

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 うっすら霧がかかっていたためくすんで見えるけれど、本日の釧路西港はなかなか賑わっていた。写真は第2埠頭の海側に新しくできた桟橋から同埠頭南側岸壁を撮ったもの。今までとはちがった景色が撮れるようになった。

 ふだんここに立ち入るには許可証が要るけれど、6月には釧路港湾協会主催の見学会があるらしいから、興味をお持ちの方は参加されてはいかがだろうか。なかなかおもしろい場所である。

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April 25, 2019

Daily Oregraph: トイレで学ぶ

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 昨日の船上セキュリティ・チェックポイント。通路が狭いから、ちょっと窮屈である。

 24日の十勝港(広尾町)は、最高気温22.5度とかなり暖かかったが、最低気温は4.1度だから、ずいぶん寒暖の差がある。背景にちらりと見える山にはまだ少し雪が残っていた。

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 妙な写真を撮るものだとお思いになるかも知れないが、便器の上の貼紙がなかなかおもしろい。漢字文化圏にあるというのは実にありがたいことで、ゆえなき排外主義に毒されているネトウヨ諸君には考えを改めてもらわねばならない。あなた、横文字はダメでも最初の一文はわかるでしょう?

 衛生を保持しようというんだから、「みなさんトイレはきれいに使ってね」という意味だとただちに了解できる。ただし二番目の文章にある「座便池」は、どう考えても小便用の便器ではあるまい。ひょっとしたら大便用のトイレと同じ貼紙を使っているのかも知れない(確かめておけばよかった)。まさか Please use the bench. のシャレではないだろう(笑)。

 さて衛生を保持するために、バルブを回して水を流そうとしたら、びくとも動かない。はてなと思ったら、貼紙の最後に鉛筆でこう書いてあった。

  Can't use because damage.

 文法のおかしい、ヘンな英語だなどといってはいけない。英米人にも「故障中」という意味は確実に伝わるはずだ。多少まちがっていても、意味が通用するなら臆せずに使うべきものだなあと、ぼくは感心した。おかしいのは、これだけは英語で書いてあることかな。

 トイレにも学ぶべきことはあるという教訓である(笑)。

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February 14, 2019

Daily Oregraph: Samui!

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 本日、いや昨日の船上セキュリティ・チェックポイント。

 え、ちっとも寒そうに見えないぞ、とおっしゃるので?

 そこが素人の浅はかさ。日中はともかく、夕方になってごらんなさい。そして夜。Cold, colder, coldest の変化をたっぷり味わえるんだから。

 そんな寒さの中を、船員や作業員の方々は屋外で長時間働いている。フィリピン人船員の多くは、"Samui" という日本語を知っている。ただしちょっと訛っているから、ぼくたちの耳には "Samoi" に近い音に聞こえる。ほんと、サモイよなあ。

 根性なしのぼくはときどき暖かい場所に逃げ込むけれど(完全武装していないせいもあるのだが……)、そんな贅沢のゆるされない人々は、まことにお気の毒である。

 本日も日没とともにぐんぐん気温が下がりだした。この寒さを、わが敬愛する森羅万象大臣にもぜひ味わっていただきたいと願っている(笑)。

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December 19, 2018

Daily Oregraph: 読まずに飲む

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 昨日の船上セキュリティ・チェックポイント。

 本船のチェックポイントは写真の撮りにくい場所にある。まことに困ったものだが……撮らねばならぬ。一種の病気である。

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  こちらは本日の収穫。もう本は一冊も増やしたくないけれど、これが一冊300円なら買うしかないだろう。

 「洒落本」よりはずっと面白そうだが、いつになったら読めるだろうか。本棚には積ん読数十年の本がまだたくさん残っている。目がだんだん弱ってきているから、本を読むスピードは昔の数分の一に低下している。記憶力は衰えつつあるし、根気もつづかない。ほんにこの世はままならぬ。

 しかしまだ読まぬ本には、幸福の予感ともいうべきものが詰まっている。もし本棚に未読の本が一冊もないとしたらどうだろうか。あたかも未開封の酒の壜が戸棚に一本もないようなもので(笑)、あなたは恐ろしい不安を感じ、イライラしていても立ってもいられなくなるにちがいない。

 だからふんだんにある酒(これが大事)を一本戸棚から取り出して、本棚にずらりと並ぶ未読の本の題名をながめながらアルコールをしみじみ味わうことが、大いに精神の安定に寄与することはまちがいない。しかも実行しやすいのはありがたいことである。

 ウソだとお思いなら、あなたも今晩からさっそくお試しあれ。あ、ヤケ酒はいけませんぞ。

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