May 21, 2020

Daily Oregraph: なつかしの人間ブルドーザー

 いきなり方向転換……したわけではないけれど、これまでに撮った写真のファイルから動画ファイルを検索・抽出してまとめてみたら、面白いものがみつかったのでご紹介したい。

 ぼくはめったに動画は撮らない。性に合わないというより、まるでセンスもなければ才能もないからである。しかし動画には記録的価値が確かにあるので、これを機にたまには撮ってみようかとも思う。

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 チリ硝石は危険物だから、これを撮影した当時は艙内でユンボやブルドーザーを使用することは許可されていなかった。そこで活躍したのが、通称「人間ブルドーザー」である(2008年7月8日 Canon A710で撮影)。なんとも非効率な話だが、まあ仕方がなかったわけだ。

 現在チリ硝石はフレコンで輸送されているので、人間ブルドーザーの必要はなくなった。この涙ぐましい作業(笑)をあらためて見直すと、まことに感慨深いものがある。

 さて動画はファイルサイズが大きいので、昔のデジカメで撮った低解像度の短いものでも約 100 MB、あっという間にスペースがなくなってしまうから、やむなく YouTube にアップロードした。初めてなのでさっぱり要領がわからなかったけれど、たぶんOKだろう。とても宣伝できるような代物ではないが、うんとひまなお方は、こちらをクリックしてごらんあれ。

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February 25, 2020

Daily Oregraph: 体温を測られた話

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 本日の船上セキュリティ・チェックポイント。

 乗船者はここで記帳するのだが、サインをしていると、別の乗組員が近づいてきて、ぼくの顔と首筋にチカッと光を当てた。一瞬とまどったが、時節柄すぐにひらめいた。きっと体温を測ったのだろう。ぼくの聞きちがいでなければ「好的」といったようである(ハオダと聞こえたから、たぶん……)。

 まあ、用心に越したことはないけれど、じゃあ乗組員全員がマスクをしているかというと、していたのはチェックポイントにいた担当者2名だけ(写真右)。ぼくもマスクしていなかったが、おとがめなしであった(反省しとります、はい)。

 そこでいろいろ考えてみたら、恐ろしい可能性に気づいてしまった。客船とは規模こそちがえ、船は船である。もしあちこちの貨物船内でウィルス感染が流行すれば、大変な事態にもなりかねない。輸出入はもちろん、国内の物流も大混乱になるだろう。

 厚労省はあのざまだし、読み書きの不自由なデンデン首相にはまるで危機感がないし、それどころか患者数をごまかすことに腐心しているように見えるし、ほんとにこの国はどうなっているのか、まことに遺憾に存じます。

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November 12, 2019

Daily Oregraph: 十勝港絵日記 11月11日~12日

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 11月11日。朝のうちは上天気だったのだが、夕方から雨。荷役が遅れるから雨は困る。しかし相手が天気では、苦情の持ち込み先がない。

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 11月12日。早朝に雨は上がった。最近は天気予報が乱立気味で、雨は06時までとする予報もあれば、12時まで降りつづくという予報もあって、翌日の天気でさえこの調子なのだから、地球の温暖化あるいは寒冷化などという途方もない問題が、たかが人間様に解決できるものかと我思う、ゆえに我あり。

 「おい、コーヒーはどうだい?」と一等航海士が声をかけてくれたけれど、今日はちょいと忙しいから遠慮した。彼は気のいいオヤジさんで、昨日はいろいろ世間話をしたのである。

 夕方無事荷役は終り、夜道をドライブして帰着。ああ、しんど。

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November 06, 2019

Daily Oregraph: 夜風が沁みる

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 本日の船上セキュリティ・チェックポイント。

 上天気だったけれど、朝から風が強く、乗組員諸君もほぼ冬装備であった。吹きさらしの場所に立つんだから、そりゃあ寒いにきまっている。

 日没とともに一気に気温が下がり、風の冷たいのなんの。それなら熱燗だろう……というのは、素人の浅はかさ(笑)。今夜もいつものごとく、スコッチ on the rocks である。この不屈の精神で、迫り来る冬に立ち向かうのである。

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October 24, 2019

Daily Oregraph: 冬遠からじ

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 本日の船上セキュリティチェックポイント。

 これは夕方近くに撮ったもので、めずらしくコックさんが出てきて、なにやらおしゃべりをしていた。もう晩飯の支度はすんだのかな?

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 この椅子、いい。絵でいえばヘタウマの味がある。もちろん坐ってみた(笑)。釧路の港に詳しい方なら、影の方向からお気づきのとおり、朝撮影したものである。

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 16時12分。日が短くなった。もう冬はそう遠くはない。

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September 30, 2019

Daily Oregraph: なぞのツブツブ

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 本日の船上セキュリティチェックポイント。

 ごらんのとおりの上天気で、最高気温も23.1度まで上がり、ひさしぶりに汗をかいた。夏の残党が小規模の反乱を起こしたらしいけれど、気の毒なことに、たちまち鎮圧されてしまうにちがいない。

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 本日のランチには謎のスープが出された。なかなかの美味である。牛肉はもちろんすぐにわかったが、たくさん浮んでいる長楕円形の粒々が謎である。穀物にしては煮崩れもないし、食感はツルツルの一点張りである。

 「これはなんだい?」とたずねたら、「グーズだ」という。あとで調べればすぐにわかるだろうと思って、スペルを確認しなかったのが失敗だった。

 思いつくすべてのスペルで検索しても出てこない。ひょっとしたら「グズ」かも知れないと、さらに調べてもダメ。

 わからないままでは気分が悪いから、いろいろ考えた末にたどり着いたのが「クスクス」である。「グズグズ」でなく「グーズまたはグズ」なのは気になるけれど、ツルツルしているところもパスタの特徴だし、ありえない話ではないと思う。問題は粒のかたちのちがいだが、クスクスにもバリエーションがあっておかしくはないだろう。

 そんなわけで、クスクスの一種または親戚だろうという結論に落ち着いたけれど、どうも不安である(笑)。どなたかご存じの方がいらしたら、ぜひお教えいただきたいと思う。

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September 12, 2019

Daily Oregraph: 釣れましたよ

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 今度は岸壁に降りてきて釣り三昧らしい。大物が釣れるかどうか、三友亭さんならずとも興味がおありだろうから、バケツの中をのぞいてみると……

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 釣果はごらんのとおり。たぶんイワシだろうが、体長20 cmほどだから、この竿としてはまずまずじゃないかと思う(なおピンぼけかつブレているのは、暗かったからである)。

 しかしこれだけではとても乗組員全員の口には入るまい。気の短いぼくなら、網を使いたいところである。

 さて一等航海士が「出港は何時になるかなあ」と(英語で)いうから、しめたと思って(笑)「我不知道」と答えると、「あんた中国語を話せるのか!」と目を丸くした。ああ、バカのひとつ覚えの悲しさ、とても話せるものですか。

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September 11, 2019

Daily Oregraph: 釣れるかな?

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 本日の船上セキュリティ・チェックポイント。必要最小限、鴨長明好みの質素なデスクである。

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 おやおや、釣りですか。この竿では大物は釣れないだろう……などとノンキなことをいってる場合じゃなかった。仕事、仕事。

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August 29, 2019

Daily Oregraph: 食料調達

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 はてな、なにをしているのかな? え、昆布?

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 やっぱり岸壁から昆布を採っているのであった。中国人民はたくましい!

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July 27, 2019

Daily Oregraph: 朝は朝霧夕べは……

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 本日の船上セキュリティ・チェックポイント。霧の深いことがなんとなくおわかりいただけるだろうか。

 今月はヒマなはずだったのに、月の後半から立て続けに仕事が入り、読書がさっぱりはかどらない。『悪霊』はやっと248ページ、おもしろくなってきたところなんだけど、ちょっと足踏みしている。

 『フランケンシュタイン』は出張先で本をどこかに置き忘れてしまい、インターネットからテキストをダウンロードしたのだが、さていかがあいなりまするやら。

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 さて「朝は朝霧」とくれば「夕べは夜霧」と対にするのが文学的常識である。少なくとも名曲「サーカスの唄」の歌詞はそうなっている。なに、ご存じないとな? それでは基礎教養に問題があるから(笑)、YouTube で検索してお聴きなさい。

 しかしいくら釧路が霧の町だといっても、毎度夜霧がかかるわけではない。ごらんのとおり、夕方には晴れ間が出たのである。明日は晴れの予報。実にありがたい。

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