April 17, 2017

Daily Oregraph: 春の空

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 やっと緑が復活しつつあるけれど、まだ太陽のぬくもりと風の冷たさが入りまじっている。

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 今日はずいぶん潮が引いていた。岩場がこれほど顔をのぞかせるのはめずらしい。

 昔は干潮時には弁天ヶ浜から岩場づたいに知人まで歩けたのだが、長年の浸食の結果、今ではとても無理な話である。

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 もう冬の空ではない。

 わが裏庭ではもうそろそろ花が咲きはじめたころなのだが、散歩には出るくせに、おっくうがってまだ見にいっていない。もうじき土起しもせねばならないのだが……

 京都足棒日記は六条通り編に入るところだが、一応は略図を添える必要もあるから、ちょっと準備が必要。明日にはスタートできるだろう。

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April 07, 2017

Daily Oregraph: 流氷消ゆ

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 千代ノ浦の流氷はウソのように消えてしまった。昨夜の雨のせいだろうか、道路脇に点々と残っていた雪もまた……

 しかし五月の初めまでは雪の降る可能性があるから油断できない。女心と春の空である(ちがったっけ?)。

 しばらく中断していた英単語帳の作業を再開。現在10,165項目である。目標としては15,000項目程度。

 京都シリーズ本編は明日以降。しばらく時間を持て余すことはなさそうだ。ありがたや、ありがたや。

 なおここで今回の旅行で使用した CASIO のコンパクトデジカメ ZR-3000 についてメモしておくと、

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背面の SET ボタン外周のリングを左右に回すことによって、簡単に露出補正できる。ところが便利と不便はしばしば共存するものらしく、このリングが軽く回転するために、知らぬ間に体に触れて補正値が変ってしまうのである。

 これには弱った。常用-1/3 なのに、+0.7 になっていたりするのである。そのためレタッチしきれない写真が多かった。もっとひんぱんにチェックすべきであった、と反省している。

 もう一つ、これまで使用して感じたのは、いわゆる色収差が目立つことだ。だから暗い部分と明るい部分が同居する場合、それぞれの色合いがかなりちがってしまうのは残念。

 しかしそれ以外には大きな不満はない。それどころか、電池の持ちのよさは特筆もので、200枚以上撮影してもビクともしないからありがたい。電池の目盛りがひとつ減ってからのねばりも驚異的で、まさに旅行用カメラとしてはうってつけだと思う。

 いくら画質がよくたって、もはやじゃまくさい一眼レフを旅行に持ち歩く気にはなれない。豪邸よりも方丈の庵、みたいな心境である(笑)。

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April 06, 2017

京都足棒日記 京都ア・ラ・モード 後編

 3月26~29日の写真から。

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          犬と散歩 (3月26日 九条通り)

 犬を連れて散歩する人はめずらしくないけれど、犬が6匹というのには驚いた。達人というべきであろう。一番手前の犬には口輪がはめてあるから、人に噛みつくのだろう。

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          京の雨 (3月26日 九条通り)

 このたびの滞在中に雨が降ったのはこの日だけ。雨といってもポツリポツリという程度で、小雨の一歩手前である。

 ピンクの相合傘とは好感がもてる。傘の持ち主はもちろん女性で、それを男性がさしているのだろう。彼らが恋人同士と考えるのは早計で、二人の間には微妙な距離、つまり遠慮があるようだ。

 それでも……相合傘にはドラマがあっていいものだ。

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  ヘタウマ看板ふたたび (上 3月26日 下3月27日)

 おやおや、またお目にかかりましたね。前回は男女仲よく肩を並べていたのに(こちらの記事の上から6枚目)、校門をはさんで離れ離れとは……

 なお京都市学校用務研究会とは用務員さんの組織なのだそうである。この看板、いわゆる「飛び出し小僧」の仲間で、女の子は「とまるちゃん」、男の子は「まもるくん」というらしい。いずれ年頃になった二人は相合傘をさして歩くのだろう。

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            バスの駅 (3月27日)

 道の駅とはちがって、売店があるわけではない。商売気を出して同志社饅頭でも売ればいいものを……

 写真のベンチを利用させていただいたが、正直いって、ちょっと低すぎる。あと十センチ高ければありがたい。ジジイになると立ち上がるのがちとしんどいのである(笑)。

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          サギは千年…… (3月27日)

 東寺南側の堀である。たぶんアオサギだろうと思うが、カメもいっしょ。

 この鳥はノンキなもので、この一時間半後にふたたび通りかかったら、同じ場所に突っ立っていた。カメはの姿はもうなかったので、サギの気のほうが長いらしい。

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        行列のできる店 (3月28日 四条通り)

 これも「再会」シリーズのひとつ。2012年の12月にたまたま入った食堂である(こちらの記事の上から3枚目)。

 時刻は12時48分だから、昼休みも終りに近いのに、まだ行列が残っている。ひょっとしたら知る人ぞ知る有名店なのかもしれない。ご商売繁盛なによりである。

 空いていれば入ったけれど、ぼくは行列ぎらいだからパス。

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         美の神 (3月28日 八坂神社境内)

 どことなく古典的なお顔立ちである。着物がよくお似合いであろう。レンタル着物おねえさんたちとは別種の美人である。

 男にご利益はなさそうなのでお賽銭は上げなかったが……失敗であったか(笑)。

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        孤高の画家 (3月28日 八坂神社前)

 どうやらレンタル着物おねえさんには目もくれず、景色を描いておられるようであった。不要のもの(失礼)を自由自在に排除できるのは絵画の特権でもあり利点でもある。

 なんでも手当たり次第に撮ってしまう男とは心構えがちがう。感服した。

 ただ一言自己弁護させていただくと、白昼の大都会では、人物を入れずに写真を撮るのは至難の業であることだけはご理解いただきたい。

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        小便無用 (3月28日 場所は失念)

 鳥居に実用性があるという証拠である。消火器の存在がなんとなくおかしみを誘う。

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         冬の名残 (3月29日 上賀茂御薗橋)

 凍結防止剤とは意外に思われるかもしれないが、京都の冬は冷える。

 このたびの滞在中も夜はひどく寒かったので、液体の凍結防止剤を飲用したことは申し上げるまでもない。

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          ご神猿? (3月29日 御薗橋付近)

 去るものは追わず。でもまた来てね。

 上賀茂神社と猿の縁はないはずだが、まあ、ご神猿ということにしておこう。

 写真の道路は賀茂川沿いに南下する加茂街道。その昔よく自転車をこいだ思い出の道である。

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         たそがれ (3月29日 京都駅八条口)

 こうして京都最後の日も暮れていった。なんだかんだといっても、この町との縁は切れない。たぶんまた来るんだろうな。

(本編へつづく)

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April 05, 2017

京都足棒日記 京都ア・ラ・モード 前編

 3月23~25日に撮影した写真から……

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                     九条通の女中さん(3月23日撮影)

 朝一番にガラガラとシャッターを開けたのは彼女であろう。

 暖炉の掃除でもしていたのか、顔が煤けている。スカートも汚れている。昨日、今日……そして明日も仕事はつづく。王子様はいつになったら現れるのだろうか?

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                      市バス一日乗車券 (3月23日)

 一日乗車券のデザインが変っていた。これは京都市内観光の強力な味方である。一枚わずか五百円。

 市内のバス網は驚くほど発達しているから、合計して何時間もバスに揺られる覚悟と丈夫な足さえあれば、まずたいていの場所を訪れることができるだろう。利用しない手はない。

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                            健全経営 (3月23日)

 地方の小都市ではバス会社の経営はどこも苦しい。乗客が少ないから便数も少なく、便数が少ないから乗客も少ないという悪循環に悩んでいるからだ。

 日本最大規模のバス会社ともいえる京都市交通局の市バス車内を見よ。地方創生など夢のまた夢。その地方から、コツコツ貯めたおこづかいをはたいて、お上りさんが続々と京見物にやってくるのである。

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                     着物あります(3月23日 東大路通り)

 いまや着物は専門家に着付してもらうのが一般的なのだろう。ふだんは身につけぬおべべを着て町歩きするのがおねえさんたちの夢らしく、あちこちに着物レンタルのお店がある。

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                   レンタル着物おねえさん (3月23日)

 レンタル着物おねえさんはあちこちに出没する。バスの中でもときどきみかける。たまに着物姿のおにいさんもいないではないけれど、たいていは間が抜けて見える。女性とちがってモッサリしているのである。

 いずれ着物姿のおねえさんを観光のお供に貸し出すという、レンタルおねえさんが商売になるかもしれない。これこれ、けしからぬ想像をしてはいけない(笑)。

 むさ苦しいジジイの薄氷堂が、あでやかな着物姿のお姉さんと腕を組んで、ヨタヨタと河原町あたりを歩いていると……

 -まあ、あの介護士はん、着物着てはるわ。

てなことをいわれるにちがいない。

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           看板再会 (3月23日 東山安井)

 バスの窓から写真の案内看板をみつけたぼくはアッと驚いた。初めて目にしたのは 2002年の9月で(写真左)、それがそっくりそのまま残っていたのである。

 この周辺のお店もずいぶん変っただろうに、すっかり色あせてはいるものの、平気な顔をして道案内しつづけているとは……

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                        関西風? (3月23日 河原町)

 京都と大阪ではまるで町の雰囲気がちがうけれど、このゴチャゴチャ感にはちょっと共通するものを感じる。

 大勢の人々がそれぞれ勝手なおしゃべりをしているようなものだ。雑多な情報が押し寄せて、焦点が定まらぬのである。

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                       おはようさん (3月24日 南区)

 -はい、おはようさん。ちょっと出かけてきます。

 -さよか、気いつけてお出かけ。

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                     京都府警本部 (3月24日 上京区) 

 隠れ観光名所である。

 京都は殺人事件の多い町として有名である。ウソだとお思いならテレビドラマをごらんになるといい。たいていは素人探偵が活躍し、警察の影は薄いけれど、素人には逮捕権がないから、最後は必ず京都府警のパトカーが駆けつける。

 推理ドラマファンたるもの、一度は訪れるべき場所といえよう。

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                   鳥居いらんかね (3月25日 伏見稲荷)

 立派な鳥居を寄進できなくとも小型のものがそろっている。サイズの割りには結構なお値段だと思うけれど、ケチなことをいってはご利益がないのだろう。

 別に奉納しなくたって、ちゃんと使い途はある(後編参照)。

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                       自撮り棒 (3月25日 伏見稲荷)

 どこへ行ってもみかけたのがこの自撮り棒である。別にみなさんナルシシストだというわけでもあるまいが、恥ずかしくてぼくにはようできまへんなあ。

(後編へつづく)

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April 04, 2017

Daily Oregraph: 京都足棒日記 予告編

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 弁天ヶ浜の流氷はかなり減っていた。まさかいっぺんに融けたわけではなく、風が変ったのだろう。

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 -おや、いきなり東寺ですか? 流氷の写真のあとではいささか唐突ですね。

 -うむ、やっと一通り写真の整理を終えたから、明日から春の京都特集だ。いわば予告編だな。

 -今回は目玉がありますか?

 -そうだなあ、まずは稲荷山涙の登頂、次いで旧六条通り踏破というところだろう。あとは諸行無常を噛みしめる特集なんてのもあるな。

 -稲荷山って、伏見稲荷でしょう。

 -さよう、標高233メートル。

 -ハハハ、233メートルなんて地べたに出来た腫物みたいなものじゃありませんか。登頂だなんておおげさな。

 -ふん、君はものを知らんから、落語の「愛宕山」に登場する幇間みたいなことをいうのだ。ウソだと思ったら、登ってみたまえ。きっと音を上げるから。

 -へえ…… で、六条通りのほうは?

 -京都町歩きの醍醐味を知ってもらおうという企画だよ。この調子で歩き回れば、順列組合せの理屈で計算するとわかるように、京の大路小路の散歩コースをほぼ無限に設定できるんだ。バスを併用すれば便利だし、金のかからぬ高尚な趣味といえるな。

 -そんな暇人なんていますかねえ。

 -いる、いるとも。ここにいる。ぼくは金さえあれば移住してもいいと思っているくらいだ。散々歩き回った挙句、どこかの路地でバッタリ倒れ、鳥部野に一筋の煙を上げるのが理想だな。

 -でも問題はお金では?

 -君は夢がないねえ、まったく。

 -大阪にも行ったとか?

 -うん。正味でいうと、歩き回ったのは京都が七日間、大阪はたったの一日だけど、大阪編の内容はなかなか濃いものがあるよ。食い物が安いから、大阪に住むのも悪くない。京都にも近いしね。どっちにしても、交通至便だから車は不要だし、ジジイが暮すにはうってつけだろう。

 -で、第一回はなにを?

 -それさ。ずいぶん迷ったんだが、京都編、大阪編とも、まずは前菜として雑多な写真を取り上げ、それからメインディッシュの特集に入ることにしたい。

 -例によってヘンテコな写真では?

 -無礼者め。おれがいつ変な写真を載せたというのだ。

 とまあ、ウソかホントかは知らないが、明日からの記事をお楽しみに。

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April 01, 2017

Daily Oregraph: 四月の氷

 京大阪で撮った写真の整理にはずいぶん時間がかかりそうなので、頭を冷やすために流氷見物することにした。

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  千代ノ浦から弁天ヶ浜にかけては、かなりの氷が押し寄せていた。

 根室半島が防波堤の役割をしているから、釧路にはめったに流氷はやって来ない。だからわざわざ見物に来る人々がいてもふしぎではない。

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 知人の浜はこんなぐあい。

 はてな、港はどうだろうかと気になって、米町公園へ。

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 本日は望遠レンズではなかったので、ほんの一部をトリミングしてみた。

 東港の港内にわずかずつだけれど氷が流れこんでいる。港内が氷漬けになれば船の入出港が困難になるから、ちょっと心配である。

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March 22, 2017

Daily Oregraph: いきなり京都

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 春の雪。

 飛行機が飛ぶかどうか、最後までハラハラさせられたが、大吉効果はいまだ持続中であった。

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 機内で Wi-Fi が使えるのはありがたかった。

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 無事羽田に到着。こちらは正真正銘の春である。

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  めでたく富士山を眺めることができた。

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 京都に到着。コメダ珈琲店でも Wi-Fi が使えたので、とりあえず記事を更新することができた。

 京都には所用あって来たのだが、時間があれば例によって歩き回る予定。Wi-Fi を利用できる場所で記事を書けそうだ。便利な世の中になったものである。

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March 16, 2017

Daily Oregraph: きのふけふ

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 きのふ、3月15日。またもや病院のハシゴにつき合う。自分は病人ではないけれど、ぐったり疲れてしまい、なにをする気にもなれなかった。

 ……しかしそれは半分ウソである。ウィスキーはしっかり飲んだから、なにもしなかったわけではない。

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 けふ、3月16日。昨日同様風が冷たい。かなり雪は融けたけれど、ところどころ滑るから油断は禁物である。

 「ああ、もう春なのね」などと浮かれていると、某防衛大臣みたいに、足どころか口まで滑らしてしまうだろう。ああいう人を北海道弁では「はんかくさい女」という。(注:はんかくさいの「はんか」は半可通の半可だから、実は由緒正しいことば)

 ウソをつくな、とはいわない(人間生きていく上で、ウソはぜひとも必要なのだから)。しかしああ間抜けでは教育勅語が泣くんじゃないか?

 一方の奇人籠池氏は、同じほら吹きでも性根が据わっており、多くの人に感銘を与えるだけのしぶとさを備えている。国会答弁のうろたえぶりが見苦しい某首相とは大ちがいで、金槌で頭を殴られても平気な顔をしていそうである。

 大塩中斎先生のような教養には欠けているかもしれないが、彼があれこれペラペラとしゃべりまくれば旧式の大砲よりは威力があって、大阪発の世直し大明神(笑)になる可能性もあると思う。時代錯誤のウルトラ右翼思想にはウンザリさせられるが、ご本人の願いどおり、結果的には案外「お国」のためになるかもしれない。

 いかん、いかん。いつの間にかファンになってしまったらしい……(笑)

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March 11, 2017

Daily Oregraph: 港の風

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 用事をすませた帰りに北埠頭へ寄ってみると、港の風は冷たかった。氷は……いらない。

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 向い側の中央埠頭1号岸壁を見ると、倉庫の回りにぐるりと囲いがしてあった。工事中であることは知っていたけれど、いよいよ本格的な作業に入ったらしい。

 超ローカル紙としては、当然取材せねばなるまい。

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 しかし妙だな。改修工事なら足場を組むはずだが……

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 工事標識を探して反対側へ回ってみると、「建築物等の解体等の作業に関するお知らせ」という掲示があった。

 いかにも役所がらみらしく、曖昧な表示である。建築物「等」とは? 解体「等」とは? ひょっとしたら、この倉庫を解体するのだろうか?

 よほど電話してお聞きしようかとも思ったが、とんでもない暇人だとバカにされるのもシャクだから、思いとどまった。ジャーナリスト失格である。

 ああ、ついに中央埠頭の景色も変るのかと思えば、感無量である(笑)。

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March 07, 2017

Daily Oregraph: 雪のち晴れ

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 昨夜から今朝にかけて降った雪は、幸いたいして積もらなかった。雪かきが楽だったのは、まだ正月の大吉効果がつづいているからだろう。

 この分だと、毎日仏壇の前で教育勅語を唱えていれば、近いうちに国有地を破格の安値で入手できるかもしれない。いや、国会議員ごときに頭を下げるくらいなら死んだほうがマシだから、やっぱり無理だろうね。

 午前午後ともに、家族の通院につきあう。病院のはしごである。ポケットに用意の新書本を読もうとしても、気が散ってさっぱりはかどらない。タバコを吸うわけにはいかないしなあ(笑)。

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