May 25, 2018

Daily Oregraph: 裏庭画報 反省のグースベリ

180525_01_2


 一昨年枝を一本切って別の場所に植えたグールベリは完全に根づいたようで、今年はたくさん葉をつけた。

 去年は二粒しか実がならなかったけれど、今年はどうかな? 反省点としては、ここが日当りの悪い場所であること。しかも夏にはシャクが育って、さらに日が当たらなくなる。 

 なんの考えもなく植えるのでは百姓失格である。いくつになっても人は失敗から学ばねばならないようだ。

 そこで本日朝日新聞デジタルの記事の見出しから反省のネタを拾ってみた。

 鈴木長官が日大側聴取へ「監督に責任、ビシッと伝える」

 -いいねえ。ついでに「首相に責任、ビシッと伝え」てね。


 石破氏「アメフトの日大の対応、してはいけない標本」

 -そうだよね、「モリカケの自民党の対応、してはいけない標本」と、みんな思っている。

 すでに多くの人が指摘しているように、「日大」を「自民党」に、「内田監督」を「安倍首相」に、「学生」を「国民」に入れ替えても、ほとんどすべての文章が成立するのだから、この国は上から下までどうなっているんだろうと、つくづく悲しくなってくる。

 しかし縁あって日本に生を受けたのだから、簡単にこの国をあきらめてしまうわけにはいかない。日大の関係者のみなさんや学生諸君も、大学に対して同じ思いをされているにちがいない。

 今回の事件を非難するあまり、日大の存在そのものを否定しようとする乱暴な人々も中にはいるようだし、相手が一私大だからだろうか、日頃の政権への忖度ぶりを忘れて、マスコミもいいたい放題のように見えるのは気のせいだろうか。

 むしろアメフト事件を契機に理事会の体制を一新して、伝統ある大学の改革を進めるよう、心ある日大関係者を応援したいとぼくは思う。モリカケ事件と国政の関係も同じだろう。

 グースベリの生命力のおかげで(?)、めずらしくマジメなことを考えてしまったようだ。

| | Comments (2)

May 21, 2018

Daily Oregraph: 5月21日 定例散歩

 だんだんタイトルを考えるのが面倒になってきた……(笑)

180521_01

 これほどの凪は実にめずらしい。白波が立っていないのである。太平洋ではなくまるで琵琶湖のようだ。

 もちろん風はごく弱いけれど、パスタでいえばアルデンテ、ほんのちょっぴり冷たさが残っている。
180521_02

 ここではタンポポがもう綿毛になっている。やはり市内ではもっとも季節の進行が速い場所のひとつだと思う。

180521_03
 帰り道でこんなものをみつけた。女の子がチョークで描いたのだろう。まだこういう遊びが残っているんだなあ。

 ……というわけで、なべて世はこともなし。いや、あるか。

 日大の選手がアメフトの試合中に重大な反則を犯した事件で、関学側がカンカンに怒るのも無理はない。あれではヤクザの親分が子分を鉄砲玉に使うのと少しも変らないからだ。まかりまちがえば、人ひとり廃人にしかねない危険な行為だからびっくり仰天である。

 当然のことながら、大勢の人が口をきわめて日大の監督を非難している。首相と一緒に飯を食って得意になっている連中まで、このときとばかり、あいつは卑劣だとののしっている。

 録画が残っているから、いくらごまかしてもごまかしきれない。たとえ「おれが命令したという確かな証拠でもあるか」と開き直ったところで、コモン・センスに照らして、そんな寝言が世間様に通用するわけがない。たとえ直接紙に書かれた証拠はなくても、裁判をしたら有罪は免れないだろう。

 首相に飯をおごってもらったみなさんには、よ~くそのことを考えた上で、かの監督を非難するようおすすめしたい。

 あ、もちろん小生は残念ながら(?)あんパンひとつもごちそうになってはいないからね。

| | Comments (2)

May 20, 2018

大阪通信員だより 天神さんの筆塚

180519_fudezuka

 -ほら、天神さんの写真だよ。

 -天神さん? どこが天神さんなんだ。

 これを見て天神さんを連想する人はめったにいないだろうと思う。なんとなくゲゲゲの鬼太郎風味が漂っている。いったいどこの天神さんなんだ、と問うたところ、

 -大阪天満宮に決まってるだろ。無知は悲しいね。

 そういわれても、天神さんといえばまっさきに思い浮かぶのは京都は北野の天神さんである。ついで太宰府天満宮だろうか。

 -おいおい、失礼な。天満の天神さんを忘れちゃ困るね。

 そうか、そういえば天神橋筋というのがあったよなあ。だけどさ、「筆塚」の写真を見せて、これが天神さんだ、はないだろう。

 第一わが大阪通信員に書道のたしなみがあるとは思えないし、なんでまたシャッターを切ったものかは謎である。ふつうは拝殿の写真を撮りそうなものだが、ふつうでないところが通信員君の値打ちかもしれない。

 調べてみたら、この筆塚はたしかに大阪天満宮の境内にあるそうな。塚の手前にある「老筆函」には、供養するために使い古した筆を入れるらしい。

 道修町(どしょうまち)の薬種商のみなさんが建てたらしいけれど、昔は毛筆で帳面をつけていたからだろうか。あるサイトから引用させていただくと、「
毎年1/8に講員が揃って参拝し、献湯神事をする。会員は道修町の製薬業者」ということらしい。

 なんで天満宮に筆塚かというと、たぶん菅原道真さんが学問の神様だからなんだろう。ぼくは知らなかったけれど、京都北野や太宰府その他各地の天満宮にも筆塚はあるそうだ。

 あれほど通ったのに見落としていたのはくやしいから、ぜひ北野の天神さんへ確認しに行かねばなるまい。神社マニアとしては、ついでに大阪天満、太宰府にも足をのばしたい。

 天満の天神さんは大阪通信員君に案内してもらうとして、太宰府はどうしようか? これから無給通信員を募集しようかしら(笑)。

| | Comments (2)

May 12, 2018

Daily Oregraph: 17時の気分

180512_01
 時刻はちょうど17時00分。

 なんのあてもなく旅に出た男が、ふらふら歩いているうちにここにたどり着いたとしよう。

 この町には知り合いもいないし、今夜の宿はまだ決まっていない。さてどうする?

 特別食いたいものはない。男の財布の中にはまだ一万円札数枚残っているけれど、一人で居酒屋に入るのはまっぴらだ。ポケットにねじこんだ文庫本を読む気にもなれない。

 ほんと、どうしたらいいべか……というのが今日の気分である。あなたにもきっとこんな日はあるにちがいない。

| | Comments (2)

May 06, 2018

Daily Oregraph: 魚釣りの夢

180506_01
 連休最後の日。

 ぼくなどは毎日が連休のようなものだけれど、ひさしぶりに仕事が入ったので、南埠頭にやって来た。

 みなさんやってますなあ、今の時期なにが釣れるのかしらないけど。よく釣りは短気な人向きだというが、ぼくはダメ。短気すぎるのである。

 おまけに虫ぎらいときているから、ミミズやゴカイなんぞを餌にするのはまっぴらご免こうむりたい。どうしてもやれというなら、エビで鯛を釣るという優雅で上品な釣りを選ぶだろう。

 結局いつ食いつくかわからない魚を待ってボーッとしているくらいなら、トロールで一網打尽のほうがいいやと、強欲な資本家みたいなことを考えてしまうのである。

 しかし手元に肝腎の資本がないから、ぼくが漁業に手を出さぬのは、資源保護上まことに結構なことだ。もっとも首相に取り入って補助金をどっさりもらえるなら(笑)話はまた別なんだが。

 ……などとバカな想像をしながらも無事仕事を終え、明日からはまた平常営業、魚釣りよりもさらに効率の悪い単語集めを再開する。いくら短気でも、こればっかりはトロール漁法は無理だからしかたがない。

| | Comments (2)

May 01, 2018

Daily Oregraph: 五月の空

180501_01
 四季の配分にはいささか不満があるけれど、北国にも平等に五月は来た。風からはとげとげしさが薄れてきたようだ。

 めずらしく鯉のぼりにみとれてしまったが、なんとなく鯉がシシャモに見えてしまうのは釧路育ちのせいだろうか。

 やっと外出の季節がめぐってきたというのに、ほとんど部屋にこもって歴史の本を読んでいる。万策尽きたリチャード2世の運命やいかに(笑)。

| | Comments (2)

April 25, 2018

Daily Oregraph: 霧雨の日の手仕事

180425_01
 用事があって町へ出たのだが、霧雨が降って外は寒い。散歩もそこそこに車に逃げ戻った。

 この気温では畑に種をまくわけにはいかない。しかたがないから、一日中面倒くさい作業をすることにした。

 先日英単語帳の表示を、見やすさに配慮して、「左詰め」から「両端揃え」に変更した。ところが EXCEL 君お得意の副作用が現れ、表示の乱れが多数発生したのには閉口した。

 本日現在で 13,174項目、すべて目視点検して、ひとつひとつ手作業で修正するんだから腹が立つ。当然見落としもあるだろうが、まず九割以上は修正できたと思う。

 一体なんでそんなバカなことをしているんだ? とお思いの方もいらっしゃるだろうが、ハードディスクの片隅に保存しておけば、きっといつかお役に立つ日が来る。ゆめゆめ疑うべからず(笑)。

 せっかくだから宣伝を兼ねて、ひとつだけサンプルをご紹介しよう。

What a time you are!

【熟】ずいぶん時間(手間)がかかるね ※なぜか辞書には見当たらない。ただしWhat a time you have been! なら「ずいぶん手間取ったね」(研究社リーダーズ英和および昭和26年第6版新英和大辞典)

(例文)O dear, O dear, Tom, what a time you are! [GE]


 調べてごらんなさい。たぶんお手持ちの辞書には見あたらないと思う。英米の辞書にもない。例文末尾の [GE] は George Eliot の略(略語表ファイルも付属)。

 ほかにもふつうの辞書には掲載されていない単語・熟語がいくつかあり、例文には格調の高いものから低いものまでそろっているので、案外ひまつぶしにもなると思う。ただし頻繁にアップデートしているから、常に最新版をお使いいただければ幸いである。

 ああ、疲れた。一杯やるとしよう。

| | Comments (0)

April 22, 2018

Daily Oregraph: 駅裏異景

180422_01
 ポカポカと暖かい一日だった。

 駅に用事があったついでに、釧路駅北口の通称「駅裏」界隈をちょっとだけ散歩。例の道具屋さんは営業中であった。

 ひさしぶりに暗愚の宰相や、「仁義なき戦い」に登場する山守組長みたいな某財務相のことを忘れて(笑)、鉄北センターのあたりを一通り歩いたのだが、特にお目にかけるべき写真は撮れなかった。さすがに毎度同じ景色ばかりではなあ……

 しかしふだん足を踏み入れぬ場所へ行ってみたところ……

180422_02
 おお、これは! 家の中はいったいどうなっているのだろうか?

 美醜を超えたすさまじい迫力がある。いわば芸術界のゲリラ戦。正統派美学の先生は言葉を失うのではないか。

 狭いようでも釧路は広かった。

| | Comments (0)

April 17, 2018

Daily Oregraph: 黒いのに白

180417_01
 散歩の途中でいやなものを見てしまった……なんてことをいうつもりはない。見方によっては、このポスター、皮肉の効いた風刺画のようでもあるからだ。唯一の欠点はレタッチソフトの使いすぎであろうか。お顔がツルツルになりすぎ(笑)。

 もちろんどう見るかは各人の自由である。

 「その道を進まれては迷惑だ」とか「国民のものなどと真っ赤なウソをつくな」とか「嘘つきのくせにずうずうしい」とお腹立ちのお方もいれば、「アベちゅちょうがんばれ!」という年端もいかぬ幼稚園児や、「アベノミクスのおかげで生活が楽になった」という不思議な感性をお持ちのお方もいるだろう。

 自己責任のせいか、ちっとも生活が楽にならないぼくの感想を、 G. K. チェスタトンの「真っ黒に書ける赤鉛筆(真っ赤な焼け火箸のこと)」をまねていわせていただくと、「真っ黒いのに白」である。その心は……雪よりもなお白々しい。

 そりゃあアベさんにだってご自分の道を進む権利はある。進みつづけて転落する自由もある。あるにはあるけれど、善良なる市民を巻き添えにしないでいただきたいものだ。

| | Comments (2)

April 16, 2018

Daily Oregraph: さらば雪よ

180416_01
 上天気である。昨日の雪はもうすっかり融けてしまった(写真をよく見ると、まだほんの少しだけ残っているので、「ウォーリーを探せ」の気分でごらんあれ)。

 浦見町の高台から遠くを望めば、雌阿寒の山頂にはたっぷり雪が残っているけれど、それはしかたがない。しかし、「さらば」といった手前(笑)、もう降らないでくれよ。

 明日も予報は快晴である。そろそろ畑の土起しをせねばならぬ日が近づいてきた。やれやれ……

| | Comments (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

たべもの | アルコール | カメラ | 京都 | 写真 | 北海道 | 文学 | 昆虫 | 植物 | 歴史 | 石炭 | 紀行 | | 釧路 | 雑記 | 音楽 |