June 22, 2017

Daily Oregraph: 精進といふこと

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 6月21日夜、小樽市内。夕方から雨がポツポツ落ちはじめ、このあと激しく降り出した。

 20日に登別温泉で高校のクラス会があった帰りがけに、わざわざ小樽まで足を伸ばしたというのに、夜の散歩ができなかったのは残念。しかし日中は天気が良く、旧手宮線跡地をゆっくり歩くことができたので、追って写真をお見せしたいと思う。

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 6月22日09時04分小樽発札幌行き普通列車に乗る。

 ついでながら、右から二人目のおねえさんは熱心に英書を読んでいた。えらい! ぼくは一目惚れしてしまった。

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 札幌駅には09時55分頃到着したのだが……なんと10時00分に銭函~朝里間で大雨による倒木が発見され、その処理のため札幌~小樽間の列車が一時間ほど不通になった。

 まさに間一髪。諸君、精進がいいとはこういうことをいうのである。

 昨日千歳~羽田の飛行機で帰ったT君などは、東京の大雨・強風のため、帰宅が大幅に遅れたらしい。まあ、ふだんがふだんだから、しかたがないさ(笑)。

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June 18, 2017

Daily Oregraph: A Foggy Day

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 曇り空ではない。晴れているのだが、霧のため太陽は力なく空に貼りついており、ちょっと作りものめいて見える。

 

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 おっと、人がいる。ここではめったに人に出会わないから、ギョッとした。

 通りすがりにちらっと見たら、フキを採りに来たおじさんが、レールに腰かけて一服しているらしかった。

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 ぼくは山菜採りをしないからうろ覚えだけれど、たしか赤っぽい茎は食べられないが、緑の茎は食用になるはずである。

 なけなしの金を預金しても利息はほぼゼロ。それなのに消費税は8パーセントである。このことをよくお考えいただきたい。郵便局の通常預金金利は現在0.001%だから、8%といえばなんとその八千倍(!)だ。消費税というのはべらぼうな重税なのである。

 だから、おじさんがこんなところまで消費税のかからぬフキを採りに来るのももっともなのである。せいぜいキタキツネがウロウロしているくらいで熊はいないから、山に入るよりはずっと安全であろう。

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 おじさんのフキを目にして、連想があらぬ方向に働き、例のモリカケ問題を思い出してプンプン腹を立てながら(笑)歩いているうちに、少しずつ霧が薄れてきた。太陽が輝きを取り戻してきたのである。

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 ほら、青空が見えてきた。

 気を取り直して A Foggy Day でもいかが。

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June 14, 2017

Daily Oregraph: 憲法チェックポイント

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 今日の船上セキュリティ・チェックポイント。

 ファンネルがそのまま引っ越ししたようなデスクだけれど、飛鳥Ⅱとはずいぶん感じがちがう(あたりまえか……)。

 このところ来る日も来る日も単語帳を相手に、地味な作業をつづけていたから、ひさしぶりの現場は港の空気も吸えるし、気分爽快である。

 しかし辞書を引くといろいろな発見があって、案外退屈はしないものだ。

 たとえばセキュリティ・チェックポイントがらみでいえば、テロリズム(terrorism)。本来の意味は(もともとはフランス革命時の)恐怖政治である。従わぬ者を脅迫して、恐怖で支配する……つまり、町中でむやみに爆弾を破裂させる不埒者や狂信者だけがテロリストなのではない。

 とすれば、「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由」を保障する憲法に違反して、強引に共謀罪なる天下の悪法を成立させようとする連中もまた……おお、恐い、恐い。

 え~、ウソ~! といったってしょうがない。辞書の定義がそうなんだから、ぼくをパクろうとするのは筋ちがいだろう(笑)。

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June 12, 2017

Daily Oregraph: 夏のしるし

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 おばさまが白い日傘をさして歩いていた。

 持統天皇さんは天香久山に干した白妙の衣に夏の到来をお感じになったが、釧路のジジイはおばさまの日傘に初夏を見た。

 本日は釧路の住人が日傘をさすほどの上天気であった。しかし風が少々強く、ピンク色の小さい花びらがハラハラと舞い降りてくる。

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 街路樹を見上げると……これはカスミザクラであろうか。釧路は全体に地味な町だから、青空にピンクの花というのは目のごちそうである。

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 こちらは今夜のごちそう。コマツナをオリーブオイルで炒めようというのだ。このほかに水菜のおひたしまでつくのだから豪華版(笑)である。体質改善の効果もあるにちがいない。

 さてたまには謎かけでもしてみようか。

  総理のご意向とかけて、手作り野菜と解く。

  その心は……家計(加計)が助かる。

 おっと、ほんとは Kakei ではなく Kake らしいね。これは失敬。

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June 09, 2017

Daily Oregraph: 裏庭画報 ミズナ収穫

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 ミズナ(京水菜)が約22~23センチになったので初収穫。お店で売っているのは、この倍近く成長したものだが、むしろこれくらいのほうがうまいと思う。

 さっそく晩飯の鍋に入れて味わった。といっても、味らしきものはないけれど……(笑)

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 コマツナもそろそろ食べられそうだ。虫食いの穴はご愛敬。

 昨日は一日中雨だったけれど、野菜は一雨ごとにぐんと成長するように思う。確実に大きくなる野菜は、ゼロ金利時代にはまことにありがたい存在である。

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 ギョウジャニンニクは、うしろに見える大きなツボミが開くと、小さなツボミが放射状に広がる。すごく美しいというほどではないが、開花するのが楽しみである。

 こいつは山菜として人気が高いけれど、わが家では花を観賞するだけで食べない。個人的にはちょっとクセが強すぎると思うのである。

 さて以下はおまけ。

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 前回の記事で取り上げた「海岸保」だが、うかつにも石標の裏側を確認していなかった。「北海道」と彫ってあるから、軍部でも地理院でもなく、これは道庁の管轄らしい。

 海岸保=海岸堡=上陸拠点説はますます分が悪くなってきたけれど、ではいったいなんなのだろうか? 生きているうちにはわかるかしら(笑)。

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 キタキツネは近所でもときどきみかけるから、ちっとも珍しくはない。しかし二匹いっしょのところは初めてお目にかかった。

 親子か夫婦かは知らないが、どう見てもしょぼくれている。伏見稲荷の正一位おキツネ様のような貫禄がまるでないのである。ブラキストン線以北のキツネは身分が低いのであろうか。

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June 07, 2017

Daily Oregraph: 超ローカルニュースいくつか

【裏庭のユキヤナギ咲く】

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 この花を京都で見たのは3月27日。満開であった。

 わが裏庭でも咲いたとはいえ、まだ満開ではない。京都で三月の末ということは……歳時記を確認してみると、果たせるかな、ユキヤナギは春の季語であった。

 してみれば、釧路にもやっと春が到来したわけだから、ニュースとして掲載する値打ちはあるだろう。

【中央1号の倉庫消滅】

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 以前中央埠頭1号岸壁の倉庫が解体工事中であることをお伝えしたけれど、その後いったいどうなっただろうか?

 きれいさっぱり消えていた。

 どうでもいいことのようだけれど、ひとつの時代が終ったことを告げる事件だから、やはりニュースとして取り上げる価値はある。

【海岸堡ふたたび】

 これは文化欄ネタかな?

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 臨港鉄道の線路脇にある「海岸堡」については、やはり以前ご紹介したことがある。

 知人の浜の少し手前にあるのだが、前回の記事には位置を示さなかったので、本日撮影し直してきた。ごらんのとおり、たいへん小さな石標であるうえ、砂利にまぎれてまことにわかりにくい。

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 石票を見直すと「海岸保」と刻まれているが、たぶん「海岸堡」と同じだろうと思う。

 もちろん、とんでもないかんちがいをしている可能性もある。「海岸」とは、たとえば陸軍測量部か国土地理院あたりの石標だとしたらお笑いだが、どっちにせよ、広辞苑にも大辞林にも載っていないから正体不明である。そこで以下「海岸堡」として話を進める。

 驚いたことに、国語辞典には見当たらない「海岸堡」は、英和辞典にはちゃんと見出し(beachhead)がある。やはりぼくの推測どおり、OED によれば、橋頭堡(bridgehead)からの連想によって作られたことばらしく、「上陸拠点」の意味である。

 OED には、bridgehead の文例は1812年のものが、beachhead は1940年のものが収録されている。

 そこで疑問がいくつか湧いてくる。

 (くどいようだが、あくまでも「海岸堡」だとして)英語を輸入して海岸堡としたものか、日本は日本で独自に橋頭堡から海岸堡という造語をこしらえたのだろうか。それとも1940年といえば日独伊三国同盟締結の年だから、ドイツ語の beachhead に相当する単語を翻訳したのだろうか。(ぼくのカンでは英語からだろうと思うのだが……)

 次に「海岸堡=上陸拠点」だとしたら、なぜ日本語の石標なのだろうか。日本軍の防衛拠点ならともかく、上陸拠点とは解せない。

 さらに、敵軍にせよ日本軍にせよ、この場所は上陸に適しているだろうか。当時はまだ砂浜が浸食されていなかったとすれば可能性はなくもないけれど、近くには岩礁もあり、ぼくならここは選ばない。

 それに、首尾よく上陸したところで、目の前にはすぐ崖が迫っているため上から丸見えで、狙い撃ちにされる危険性大である。

 とまあ、だんだん「海岸堡」説に自信がなくなってきた(笑)。しかしここに書いておけば、「なんだ、そんなことも知らんのか、たわけめ」というお方が現れるかもしれない。おじいさん、ご存じではありませんか?

【英単語帳 11,000項目突破】

 超ローカル紙といえども新聞である以上広告欄もある。

 英単語帳の増補改訂も少しずつ進み、昨日11,000項目に達した。語義欄を見直しするとともに、細かい誤りについては気づき次第訂正しており、例文の増強にも努めている。かなりの頻度でアップロードしているので、常に最新版をダウンロードしていただければ幸いである。

 作成当初は英和辞書から語義を丸写しして羅列しただけだったが、だんだんマニアックな内容になってきた。今後さらに改善するつもりなので、学習辞書と併用すれば、きっとお役に立つことがあると思う。

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June 05, 2017

Daily Oregraph: 青空に誘われて

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 ひさしぶりの上天気。ちょうど用事もあったので、いつものコースとは反対方向へ向った。

 何十年も通ってきたこの裏道も、さまざまな花が咲いて、つい先日までとはまったく別の顔に見える。いい感じである。

 しかしこれほど天気がいいのに、風はまるでエアコンから吹き出したようにひんやりとしている。そのせいか、裏の畑のコマツナは、もう一ヶ月以上もたつというのに収穫にはまだ少し早いし、カブも成長がひどく遅い。

 冷涼な釧路の海岸地帯は農業の適地とはいいがたく、地球温暖化信者のみなさまには申し訳ないけれど(笑)、もうちょっと暖かくなってもいいと思う。

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 大阪の友人I君が送ってくれたアジサイの写真である。釧路ではアジサイは七月の末、わが裏庭では八月の初めだから、やはり二ヶ月近い時差がある。立秋の手前だから、夏の季語としてはぎりぎりパスというところだろう。

 植物の生長が遅いということは、考えようによっては、人間の成長=老化もゆっくりしているということだから(?)、I君には気の毒だけれど、ぼくのほうがしぶとく長生きするかもしれない。なんだか申し訳ない気分である(笑)。

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May 27, 2017

Daily Oregraph: 遠ざかる過去

 今日は雨。こう毎日天気が悪いと散歩もできないし、気が滅入っていけない。

 そこで古い写真のファイルをあれこれ見ていたら……あ、やっぱり! 写真は撮っておくべきものである。

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 4月18日掲載の記事には掲載しなかったが、これは天使突抜という町名のもととなった五條天神社の写真である。

 はてな、ここにはどうも一度来たような気がする。しかしいつだっただろうか? それともいわゆるデジャヴュというやつだろうか。

 帰宅してからも、それが妙に気になっていたのである。

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 あった、あった、ありましたよ。2002年9月18日。まさに五條天神である。画面右端の門からちらりと見えるのが松原通り。

 このときは天使突抜の場所を知らなかったから、たぶん松原京極をふらふら歩いているうちにみつけたのだと思う。

 記憶の底にはぼんやり残っていたけれど、写真がみつからなければ確認できなかった。15年ほど前といえば、記憶力の程度を判断するには、なかなか微妙な過去である。

 最近固有名詞がなかなか出てこないし、水飴を引き延ばすように過去がどんどん遠ざかっていくような気がする。記憶の赤方偏移だろうか(笑)。

 なんだか心配になってきた……

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May 25, 2017

Daily Oregraph: 裏庭画報 チシマザクラ

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 またしても曇り空。予報によれば、明日も明後日も天気が悪そうだ。

 どんよりした空なのでいまひとつ生彩に欠けるが、チシマザクラがほぼ満開になったのは good news である。

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 しかし今年のエゾヤマザクラはとても満開になりそうにない。ごらんのとおり、枝に見えるのはほとんど冬芽のままのようである。来年に期待することにしよう。

 そんな次第だから、今年は花見酒はなし。別の名目で飲むことにする(笑)。

 さて大阪の友人から紹介されたあるサイト、ご承諾をいただいたのでリンクに追加した。ぼくとほぼ同時期に、すでに地上から消滅したキャンパスを共にしたお方だというから、これもなにかの縁というものであろう。今年は京都でも仏縁だらけだったし、縁に縁のある年だといえる。

 ぼくみたいに短気な男でも、たいへん穏やかな気持になれる Yamanaka Osamu さんの水彩画サイト(OSAMU'S GALLERY)、ぜひごらんいただきたいと思う。

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May 24, 2017

Daily Oregraph: 裏庭画報 グースベリのツボミ

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 今日も曇り空。サクラの花もまるで勢いがない。

 今朝の新聞によれば、昨年の台風による塩害のせいで、今年はサクラの元気がないのだろうという。しかしぼくの見るところでは、共謀罪なる時代錯誤のふざけた法律が衆院を通過したせいだろう。日本国の品格がこれでまた一段と低下したから、サクラがへそを曲げたのである。

 しかし植物すべてにへそを曲げられては、夢も希望もないというものだ。なにかないかとよく見れば、例のグースベリの枝に一箇所ツボミが現れていた。もうじき地味でつつましい花が咲くだろう。頼むぜ、おい。

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