March 16, 2017

Daily Oregraph: きのふけふ

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 きのふ、3月15日。またもや病院のハシゴにつき合う。自分は病人ではないけれど、ぐったり疲れてしまい、なにをする気にもなれなかった。

 ……しかしそれは半分ウソである。ウィスキーはしっかり飲んだから、なにもしなかったわけではない。

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 けふ、3月16日。昨日同様風が冷たい。かなり雪は融けたけれど、ところどころ滑るから油断は禁物である。

 「ああ、もう春なのね」などと浮かれていると、某防衛大臣みたいに、足どころか口まで滑らしてしまうだろう。ああいう人を北海道弁では「はんかくさい女」という。(注:はんかくさいの「はんか」は半可通の半可だから、実は由緒正しいことば)

 ウソをつくな、とはいわない(人間生きていく上で、ウソはぜひとも必要なのだから)。しかしああ間抜けでは教育勅語が泣くんじゃないか?

 一方の奇人籠池氏は、同じほら吹きでも性根が据わっており、多くの人に感銘を与えるだけのしぶとさを備えている。国会答弁のうろたえぶりが見苦しい某首相とは大ちがいで、金槌で頭を殴られても平気な顔をしていそうである。

 大塩中斎先生のような教養には欠けているかもしれないが、彼があれこれペラペラとしゃべりまくれば旧式の大砲よりは威力があって、大阪発の世直し大明神(笑)になる可能性もあると思う。時代錯誤のウルトラ右翼思想にはウンザリさせられるが、ご本人の願いどおり、結果的には案外「お国」のためになるかもしれない。

 いかん、いかん。いつの間にかファンになってしまったらしい……(笑)

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March 11, 2017

Daily Oregraph: 港の風

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 用事をすませた帰りに北埠頭へ寄ってみると、港の風は冷たかった。氷は……いらない。

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 向い側の中央埠頭1号岸壁を見ると、倉庫の回りにぐるりと囲いがしてあった。工事中であることは知っていたけれど、いよいよ本格的な作業に入ったらしい。

 超ローカル紙としては、当然取材せねばなるまい。

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 しかし妙だな。改修工事なら足場を組むはずだが……

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 工事標識を探して反対側へ回ってみると、「建築物等の解体等の作業に関するお知らせ」という掲示があった。

 いかにも役所がらみらしく、曖昧な表示である。建築物「等」とは? 解体「等」とは? ひょっとしたら、この倉庫を解体するのだろうか?

 よほど電話してお聞きしようかとも思ったが、とんでもない暇人だとバカにされるのもシャクだから、思いとどまった。ジャーナリスト失格である。

 ああ、ついに中央埠頭の景色も変るのかと思えば、感無量である(笑)。

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March 07, 2017

Daily Oregraph: 雪のち晴れ

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 昨夜から今朝にかけて降った雪は、幸いたいして積もらなかった。雪かきが楽だったのは、まだ正月の大吉効果がつづいているからだろう。

 この分だと、毎日仏壇の前で教育勅語を唱えていれば、近いうちに国有地を破格の安値で入手できるかもしれない。いや、国会議員ごときに頭を下げるくらいなら死んだほうがマシだから、やっぱり無理だろうね。

 午前午後ともに、家族の通院につきあう。病院のはしごである。ポケットに用意の新書本を読もうとしても、気が散ってさっぱりはかどらない。タバコを吸うわけにはいかないしなあ(笑)。

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March 03, 2017

Daily Oregraph: 丘の上から

 やっと余裕ができたので、午前中に確定申告をすませてきた。インターネットでもできるのは知っているけれど、なにをどこに入力すればいいのかわかりにくいので、毎年現在日本で最も親切な役所である(笑)税務署へ行くことにしているのだ。

 いや、冗談ではなく、実に客あしらいがよろしく、手取り足取り丁寧にかつ根気よく教えてくださる。日頃不満だらけの消費税を少し取り戻した気分になれるのは、ひょっとしたらまんまと術中にはまったのかもしれないが、客商売をされる方は、ぜひ税務署のサービスをお手本にしていただきたいものである(笑)。

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 気も楽になったことだし、午後は散歩に出かけた。今日は丘の上から知人の浜を眺めてみようという趣向である。

 とんでもない田舎のように写っているが、実はそうではない。回りは住宅街である。

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 釧路埼灯台近くの丘、というより崖の上から見た知人の浜。釧路に残る昭和的風景の代表といっていい。

 ぼくは阿寒湖や摩周湖の景色よりも、迷わずこちらを選ぶ。旅人にはおすすめの場所である。必ずや旅愁にひたることができるだろう。さあ、あなたもぜひいらっしゃい。

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March 02, 2017

【新刊案内】 英単語帳はいかが?

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 しばらく多忙のため遅くなりましたが、英単語帳をアップロードしました。上は内容見本(?)です。

 現在のところ、収録項目数は 10,034 にすぎないけれど、今後充実させていくつもりです。まだまだ不満な点も多く、少しずつ語義や例文にも手を入れて、ときどきアップデートする予定ですので、どうかごひいきに。

 権威はまったくありませんけど、もしかしたら案外役に立つかもしれませんよ。一例を挙げますと、上の見本の最後にある "fur piece" などはいかがでしょうか。

 フォークナーの『八月の光』の出だしに登場するのですが、まさか毛皮の襟巻きのことではありませんぞ(笑)。「思えば遠くへ来たもんだ」という歌の文句みたいな感じでしょうか。

 ブログの左欄にある DOWNLOAD から選んでクリックし、ファイルを保存します。ZIPファイルを解凍して、単語帳本体、略号一覧、readme.txt を取り出してください。

 なおご使用前には、必ず readme.txt をご一読くださいますようお願いいたします。

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February 27, 2017

Daily Oregraph: 海を見ていた……

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 本日の船上セキュリティ・チェックポイント。仕事が一段落したので、担当者は海を見ていた。たぶん彼の名前はジョニーであろう。

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 ところで先日いただいた焼酎をこれからロックで楽しもうとして、ラベルをよくよく見たら、「適飲 保健」という文句が印刷されているのには感動した。

 もちろん飲み過ぎはよくない。しかしまったく飲まないのもよくないのだ(笑)。毎日適度に飲みつづければこそ健康が保たれるのである。

 適飲 保健……これこそ人生の指針であろう。座右の銘としたい。

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February 25, 2017

Daily Oregraph: 定期航路復帰

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 ほんとうに久々の定期航路である。このコースは日当り抜群だから、線路脇の雪も消え、安心して歩けるようになった。

 砂利の上は少々歩きにくいけれど、足の裏をマッサージしていると思えばいい。これだけ石が転がっていれば、どこかのツボにはヒットするだろう。

 レールは半ピカ状態。どんどん石炭を掘っていただきたいものである。かつては散歩すればたいてい列車に出くわしたのだが、最近はとんと目にしなくなった。採炭量が増えたって、ぼく自身が得をするわけじゃないけれど、この古いなじみの鉄道が廃線になっては困るのである。

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 知人の浜にはまだ雪が残っている。多少は景色の単調さを救っているかもしれないが、もう雪はいらない。

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 廃屋にも等級というものがある。知人の路地の廃屋は、兵隊の位でいえば、骨と皮だけになった瀕死の老将軍というところだろうか。すでにピサの斜塔ほどに傾いているから、いつ倒壊してもおかしくはない。

 -閣下、ご気分はいかがでありますか?

 -なあに、ちと疲れてはおるが、まだまだ。

 -お薬であります。どうぞ。

 -おお、当番兵、気が利くではないか。かたじけない。

 飯盒のフタになみなみとついだ米焼酎をうまそうにゴクゴクと飲む姿は、塹壕の兵隊たちの感動を誘ったが、やがて満足そうな微笑を浮かべつつ、老将軍は崩れるように倒れ、息を引き取ったのであった。

 -おい、みんな泣くんじゃない。喇叭だ。閣下のために喇叭を吹け。

 となればまことに結構だけれど、おのれの保身のみをはかろうとする連中がのさばる世の中では、それほど部下に慕われるほどの将軍はざらにはいまい。

 ……なんてね、いつもいっているように、散歩中はろくなことを考えていないのである。

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February 23, 2017

Daily Oregraph: 未練雪

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 なんだかど演歌みたいなタイトルになってしまったので……え~い、やっちまおう。

  忘れたはずのあなたを思い
  めそめそ泣くよな雪が降る
  いっそこの身を投げ出して
  埋もれて眠ろか
  ああ、未練雪

 どなたか曲をつけてくだされば、大ヒットまちがいなし(笑)。

 またしても鬼のような電話がかかってきたので、一昨日から今朝にかけ、締切りに追われて作文に励んでいた。なにせまるで色気のない文章を書くんだからたまらない。やっと仕上げたはいいけれど、頭が空っぽになってしまった。

 そこへひょっこりおいでになったSさんがめずらしい米焼酎をプレゼントしてくださった。

 -疲れたときに飲んでください。

 え、疲れたとき? そういえば、おれは今疲れている。それならせっかくのご厚意だし、いただくなら今だぞ。

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  あなたがいつも飲んでたお酒
  ひとりでつげば雪が降る
  いっそ今宵は飲みつづけ
  酔って眠ろか
  ああ、未練雪

 いやあ、これはうまい。ストレート、なかなかいけます。極楽、極楽。Sさん、どうもありがとうございます。

 う~む、まだ疲れが残っている。よし、もう一杯!

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February 18, 2017

Daily Oregraph: ツララ鑑賞

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 港町岸壁から見る水面の氷はすっかり消えてしまった。天気もいいし、やはり春が近いんだな……と喜ぶのはちょいと待った。

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 漁船には歯ブラシ状のツララが並んでいる。風も恐ろしく冷たく、冬が反撃を試みているようだ。

 この風では散歩をする気にもなれず、車でコンビニへ行った帰り道である。これはいかんとばかり、すぐに車に退却したのは、われながら情けないけれど、春の援軍を待って散歩を再開するつもりだ。

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February 16, 2017

Daily Oregraph: ちょっとだけ札幌

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 2月15日。列車ではなくバスに揺られて、

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やってきたのは久々の札幌。

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 札幌は雪まみれかと思ったら、街中にほとんど雪はなく、ここは例外である。

 わざわざ歩きにくいところを選んで歩くのは、たぶん海外からの旅行客であろう。雪国のプロの住人なら、こんな酔狂な真似はしないからだ。

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 待ち合せまでに時間があったから、お気に入りの喫茶店に向ったら、経営者が変ったらしく、店は別名になっていた。ちょっとガッカリしたけれど、Wi-Fi が使えるのは助かった。

 写真のパソコンはぼくの秘密兵器。OSはXPだし、動作は遅いし、今どきのパソコンじゃないから、バッテリ駆動時間もわずか1時間半ほどだが、とにかくコンパクトで軽い。メールの確認程度には十分使える。Acer の傑作である。

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 夕食は豪華絢爛たる和食のコース。ぼくは貧乏性ゆえ、この種の料理を前にすると落ち着かない。なんだか労働者諸君を裏切っているような気がしてならぬのである。

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 -薄氷堂さん、市電のレールは位置がおかしくはありませんか?

 -はあ、ふつう市電は歩道寄りを走りませんよね。

 たしかにタクシーを止めて乗るには不便だし、危なくもある。なんでわざわざ こうしたものか。

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 かくしてJRタワーの三十何階だったかのバーで、お客様に高級ウィスキーをごちそうになるという、まさにプチブル的経験をしたのだから、足がすくむ思いであった。

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 宴が果てて一階に降りると、早くもお雛様が飾ってあった。これだもの、あっという間に年を取るわけだ。

 -なあんだ、忙しい、忙しいといいながら、君も案外ヒマじゃないか。

 とんでもない、この忙しさ、当分つづきそうなのである。余裕のあるところを見せようと見栄を張ったまで……(笑)

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