September 25, 2022

Daily Oregraph: ちょっとだけ港町

 本日の最高気温は23.8度。快晴。

 あまりにも天気がいいので港町から入舟のあたりを歩いてきた。ポカポカと暖かい。

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 おやおや、ずいぶんお集まりですね。ひょっとして国葬ですか? それにしては警備が手薄なようで、ウミウかな、一羽黒い鳥が混じっていますよ。ご用心、ご用心。

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 入舟岸壁に群落を作っていたのはユウゼンギクだろうか。クジャクチョウがたくさん群がっていた。ほかにもタテハチョウの仲間がいくつか。

 というわけで、ちょっとノンビリしすぎたような気もするが、まあ部屋にこもっているよりはマシだろう。

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September 15, 2022

Daily Oregraph: 裏庭画報 ムカゴイラクサのトゲ

 本日の最高気温は19.5度。晴れ。朝晩の気温がいきなり低くなってきた。

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 ムカゴイラクサの花期は過ぎたのだが、遠くからだとまだ花が咲いているようにも見えるから近寄ってみると……ガラス質のトゲがそれらしく見えるのであった。茎にトゲがあるのは知っていたけれど、こんなところにまで生えているとは。トゲの中には痛がゆくなる成分が入っているそうだから要注意である。

 さて夕方本を読んでいるとスマホに電話が入った。「なんとか調査センターです」という人工音声が聞こえたので、もちろんすぐに切った。無礼者め、人様にものをたずねるのに人工音声とは失礼にもほどがある。いったいどうやって電話番号を調べたのかも気になるところだ。

 だいたい見も知らぬ人物に電話でいきなりなにかを依頼されるというのは不愉快千万である。世論調査はいうまでもないが、選挙の投票依頼もそうだ。幼稚園児じゃあるまいし、投票先くらい自分で決めるさ。無用のケンカはしたくないから「ハイハイ、わかりました」と返事はするけど、ぼくに関するかぎりはイラクサのトゲに触るようなもので(笑)逆効果だ。電話すると確実に一票を失うよ。

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August 25, 2022

Daily Oregraph: 裏庭画報 メイゲツソウの花

 本日の最高気温は25.0度。晴れ。

 今日は一時間ちょっと草むしり。

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 メイゲツソウの花が咲きはじめた。開き切ると花はもっと大きくなるけれど、そう美しいものではない。いつも悪くいって気の毒ではあるが(笑)、花といい葉といい全体にやぼったく、暑苦しいどてらを来てやかましい音を立てながら廊下を歩く山出しのような感じがする。

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 そこへいくとゲンノショウコは地味ながら可憐である。なんだ、おまえいつからそこにいたんだよ?

 さて一昨日80年代アメリカ短編小説傑作選を読み終えた。たまに短編もいいものだと思った。いずれも著作権が切れていないので、ネットでタダ読みするというわけにもいかないし、一々感想を述べるのも面倒だから詳しく触れるつもりはないが、ひとつだけ。

 アリス・マンロー(Alice Munro, 1931-)というカナダ人女流作家の『メネシティアン(Meneseteung)』という、19世紀カナダの一地方を舞台にした作品が特に印象に残った。

 どんな人かしらと思って YouTube で検索したら、端正な顔立ちのお婆さんで、若い頃の写真を見ると美人である。なんとこの方は2013年にノーベル文学賞を受賞したとのこと。ああ、それほどの有名作家を知らなかったとは、おまえはどれほど不勉強なんだよ(笑)。だからたまには現代小説を読まなくちゃいけないんだ。

 というわけで読みはじめたのがコリン・ウィルソン(Colin Wilson, 1931-2013)の『迷宮の神(The God of the Labyrinth)』である。「アリス・マンローのあとにそれかよ」といわれそうだが、これも昔数十頁ほど読んで放り出した一冊、1969年の作品だから一応は現代小説といえるだろう。

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August 19, 2022

Daily Oregraph: 空は秋

 本日の最高気温は21.3度。雨のち晴れ。

 午後から晴れたので、ひさしぶりに弥生中学校跡地にやって来た。

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 まぎれもなく秋の空である。統一教会とずぶずぶの自民党だの五輪汚職だの、いったいどこの未開田舎国家だよといいたくなるニッポン国にはつくづく愛想がつきるけれど、この空の下で太平洋を見ると少しは気が晴れる。

 そうそう、オリンピック利権のどす黒さがわかった以上、札幌五輪はもうナシね。どうでもやるというなら、たかが民間の商業イベントにすぎないんだから、税金は一円も使わずにやってほしい。

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July 31, 2022

Daily Oregraph: 摂氏33.5度

 本日の最高気温は33.5度。晴れ。

 33.5度というのは立派な数字である。札幌や帯広を上回ったのだから快挙といっていいだろう。

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 暑さをものともせずに散歩に出た。風が弱かったからさすがに少々こたえたけれど、ぼくの体感でいうと、だいたい京都の29度に相当する暑さだろうか。全然質がちがうのだ。肌にまとわりつくようないやらしさがないのである。つまりビールを飲むには最適の状態なのだが、なぜか飲むのを忘れてしまった(笑)。

 午後はほとんど無風状態になり室温も30度に達したが、夜になって風が出てきたので、窓を開け放った室内は現在快適である。

 ところで予報によれば明日の最高気温は22度。いったいどうなっているんだ?

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July 23, 2022

Daily Oregraph: 秋霜烈日

 本日の最高気温は17.6度。雨。

 -雨のせいもあるのだろうが、この気温の低さはどうしたことか。どれ、般若湯でも温めましょうか。

 -おっと和尚さん、おいらにも一杯。

 -これは吾作どん、相変らず鼻がききますなあ。

 -へへへ。ところで例の国葬ですが、どう思います?

 -ああ、あのお方の葬儀ですか。ご葬儀ならもうすんどるから無用かとは思いますがな、お上がどうでもやるとおっしゃるならおやりになるがよろしかろう。

 -だってさ、おいらの年貢も使われるんだからね、納得できませんぜ。やるんなら金持のお仲間で工面してやるがいいんです。たかが葬式に何万両も使って越後屋を儲けさせようとは正気の沙汰じゃねえが。

 -まあそういわず、吾作どんも世間に生かされていることに感謝して、要らぬいさかいは起こさぬのが無事の道ですぞ。丸く、まーるく生きるのが賢明というもの。

 -ちえっ、長いものには巻かれろですかい。こないだ手習いの先生が、坊主は舌先三寸で貧乏人の不満をそらす幕府の味方だからけしからんといってましたぜ。

 -あの先生は西洋の危険思想にかぶれておられますからな、あまりおつきあいせんほうがよろしかろう。

 -そうですかねえ。

 -それにな、大々的に派手な葬式をしますと、閻魔庁でもさすがに忖度して見過ごすというわけにはいかんのですよ。秋霜烈日といいましてな、あのお役所のお取り調べは奉行所よりもはるかに厳しいんですぞ。

 -へえ、シューソーレツジツですかい?

 -さよう、この世ではお裁きを免れても、閻魔様のお調べはそうはいきませぬ。もちろんあの方はご立派で生前ひどいウソはおつきにならなかったから、心配はございますまいが。

 -なるほどね、たしかに悪いことをしていなけりゃ舌を抜かれることはねえだろうが、あの人はずいぶんウソをついてたんじゃありませんかねえ。

 -これこれ、めったなことをいってはならん。岡っ引きの耳に入ったら大変じゃ。ごらんなさい、あの閻魔様のありがたいお像を。必ずや公正なお裁きをつけてくださるとは思いませんかな。

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 -おや、いつの間に九品仏から運んで来たんですかい? それにしても怖いお顔だねえ。

 -因果応報ということばもありますでな、あとは天のはからいに任せるがよろしい。南無阿弥陀仏。ありがたい、ありがたい。

 -やっぱり和尚さんは口が達者だね。いつもうまくごまかされたような気がしてならないのさ。

 -ハハハ、丸くおさめるのが坊主頭の仕事でしてな。さあ、般若湯でも召し上がれ。

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July 21, 2022

Daily Oregraph: 誤植の話

 本日の最高気温は23.1度。晴れ。

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 ここ数日写真を撮っていないので、18日に撮影した白蕪でお茶を濁しておこう。

 やはり虫食いがひどいけれど、よさそうなところを選び、炒めて食った。蕪は葉っぱがうまいのである。あの微妙な苦味がいい。

 さて本を読んでいて困るのが誤植である。人間のすることだから少しくらい誤りがあるのは当然としても、ペンギンブックスを含め、安手の紙を使ったペーパーバックには結構誤植がある。

 たいていはすぐにわかるけれど、ときどきまぎらわしくて意味を取りちがえそうになるものもある。だから複数のテキストを比較するといいのだが、そう何冊も同じ内容の本を買えるわけがない。そういうときに頼りになるのがインターネットだ。

 著作権の切れた古典なら、たいてい数種類のテキストを比較参照できる。インターネットの場合、データを取り込む(打ちこむ?)際に新しいミスが追加されることがときどきあるから、あるテキストを参照して内容になおも不審が残る場合は、さらに別のテキストと「比較」することが大切である。

 誤植も単純な凡ミスならいいけれど、どこぞの政治家の発言のように、白を黒にするようだと迷惑千万である。そんな誤植があるものかとお疑いの方のために、本日出くわした実例をお目にかけよう。

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 上がぼくの持っているテキスト、下がインターネットのあるサイトで見つけたものである。ほら、白が黒になっているでしょう(笑)。

 ある捕鯨船(原告)の銛を打ちこんだ鯨が、銛・ロープ・ボートもろとも逃げてしまった。その後その手負い鯨を別の捕鯨船(被告)が捕獲したというので裁判になり、上はその判決の一部である。

 ずっと読んでいくと、判決は鯨を横取りした被告に有利で、鯨本体はもちろんそれに附属していた銛とロープは被告のもの、ただしボートは乗組員が生命を守るためにやむなく放棄したのだから原告に返却せよというものであった。

 ところがぼくのテキストでは「原告が後で魚(鯨)を穫ったがゆえに、前記物品(銛とロープ)は原告のものである」となっている。もちろんすぐにおかしいとは気づいたけれど、一瞬全体を誤読したかと疑って(笑)、もういっぺん段落の最初から読みなおすはめになった。

 また念のため別のテキストを確認したから、ずいぶん時間を無駄づかいしてしまった。「まずおのれの頭を疑い、それからテキストを疑え」というのがルールだから、仕方がないといえばそれまでだけど、植字工のうっかりミスにはやっぱり腹が立つ。

 え、虫に食い荒らされるような土地に野菜を植えるのも「誤植」じゃないかって? そんな殺生な。

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July 17, 2022

Daily Oregraph: 裏庭画報 チンゲンサイ

 本日の最高気温は21.7度。雨。

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 ちょうど青物を切らしたので、雨をものともせずにチンゲンサイを収穫。今年は割と大きく育った。加里肥料を加えたのが功を奏したのだと思う。去年までは小ぶりもなにも、この半分ほどの大きさだったのだからお話にならない。

 ぼくはたまに超零細農家を名乗っているが、もちろん自嘲をこめた冗談である。失敗しても困らないのだから、いわばお遊びだ。生活のかかっている農家の方から見れば、バカも休み休みいえ、ということになるだろう。

 -君ね、たしかに自称農家はずうずうしいぜ。笑っちゃうよ。大型トラクターを走らせるような土地を持ってからいってほしいね。

 -いや、面目次第もない。でもね、ボウフラみたいに湧いている自称なんとか連よりは罪が軽いんだから、大目に見てくれよ。

 -ははあ、自称評論家のことだな。たしかに大勢いるな。

 -最近目立つのが自称社会学者だよ。数学や物理学だったらすぐにボロが出るけど、社会学だったらおじさんおばさんを煙に巻けそうだからね。

 -だけどさ、にせものってのはなんとなくわかるから不思議だ。どうもうさんくさいんだな。あれこれベラベラしゃべるくせに、まるで学者の風格がそなわっていないから、お婆さんに高い蒲団を売りつける訪問販売の口上としか聞こえない。

 -政権の太鼓持ちをして食っている、自称ジャーナリストというのもいるな。面の皮が鉄板でできているらしい。おれの自称農家なんてかわいいものさ。

 -ほかにもいるぜ。さっぱり観客の入らない映画を作る自称芸術家もいたな。それでも眉つり上げて威張っているんだからたいしたものだ。

 -おれが笑ったのは自称文化人だ。気の毒だから名前は伏せるが、「私のような文化人が釧路に来て……」と本人がいったのをこの耳で聞いたときには吹き出しそうになったよ。無知蒙昧な田舎に乗り込んで啓蒙してやろうという意気込みだけは買ったがね。

 -ハハハ、自ら文化人を名乗るとはいい度胸じゃないか。君の百倍はずうずうしいね。君ももっと農家として売り出しちゃどうだい?

 -虫食いのチンゲンサイでかい? 無理無理。第一自称なんとかに共通しているのは芸を売ってたんまり稼いでいるところだが、おれはなにも得しちゃいない。消費税を取られる一方さ。

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July 11, 2022

Daily Oregraph: 青菜に塩

 本日の最高気温は21.1度。小雨のち曇り。暑くはないが、少しジメジメする。

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 小松菜の初収穫。今年は補修工事をしたためいつもよりかなり遅く、6月に入ってから種をまいたので、虫食いがひどく多い。しかし完全無農薬の貴重な青菜、もちろん食べられる部分はギリギリまできっちり食べる。

 さて虫食いのあとを見ればすぐわかるとおり、虫どもが食うのは柔らかい葉ばかりで、茎の部分はほとんど無傷である。たぶん茎は固くて歯が立たないのだろう。葉っぱの虫食いを眺めているうちにつくづく情けなくなってきた。

 つまり頭空っぽの元おニャン子クラブには一定数の有権者が群がるけれど(虫と一緒にしてまことに申し訳ないが(笑))、まともな道理を展開する硬骨漢は敬遠されがちになるということだ。与党の諸君はおニャン子層の習性をよく知っており、それを選挙にうまく利用しているのだろう。

 そうかといって柔らかい葉っぱばかり食っていては歯がダメになる。歯がダメになれば、しまいには脳が退化する。国民の健康を促進するためにも、喜んで茎を食わなくてはいけない。それに、意外とうまいから、ぼくは茎のほうが好きなのだ。

 ところでどなたかおニャン子支持層の実態を詳しく解明してくださらないだろうか。いい年をして分別そなわっているはずのおじさん、おばさんたちがおニャン子に投票するとは信じたくないのである。こいつは社会学方面の出番かと思うのだが、ひょっとして文化人類学? それともまさかとは思うが民俗学? 待てよ、精神病理学かな?

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July 09, 2022

Daily Oregraph: 7月10日は参院選 (3)

 本日の最高気温は18.8度。曇りのち雨。

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 投票所は地平線の彼方にあるわけじゃないんだから、おっくうがらずに行こうね。

 昨日の事件には驚いた。まだ不明な点が多いけれど、どんな理由であれ、殺人がけしからんのはあたりまえのことである。しかしこれまであらゆる手を尽くして言論統制をはかってきた与党が、にわかに言論を守れなどと言い出して人の死を選挙に利用することがあってはならない。今回の事件を引き起こした責任の少なくとも一端は、強権を背景に民主主義を軽視しつづけてきた与党にもあると反省してしかるべきではないか。

 安倍氏が暗殺されたことはまことにお気の毒だし、対象が与党であれ野党であれ、今後同種の暗殺事件が再発しないことを祈るのは一市民として当然だ。しかし本来法廷で裁かれるべきであった安倍氏の数多くの疑惑がこれで帳消しになったわけではない。これはこれ、それはそれだ。死者に下品な悪罵を投げつけるのはもちろん非常識だとしても、すでにマスコミが行っているような事実に反する過度の美化も当然控えるべきだろう。

 死者には鞭打たず、政治家の功罪を公正に評価しないのが大人の対応だなどと勘違いしつづけると、日本は着慣れない棚ぼたデモクラシーを身にまとっただけの見せかけ民主主義国家のままで終るだろう。いや、それで終るならまだましで、ファシズムへの道へまっしぐらになりはしないかとぼくは恐れている。

 柄にもなくえらそうなことを書いてしまったけれど、このままではボーッと生きている人々がボーッとしていられるどころか、生計困難に追いこまれて四苦八苦した挙句に鉄砲かついで命まで失う羽目になるのではないかと心配でならないのである。杞憂に終ればいいのだが……

 まあ、そう弱気にならず、投票所へ行きましょう……と、彼女もいっていることだし、どれヨッコラショ。

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