Daily Oregraph: 裏庭画報 エゾシロチョウ
本日の最高気温は 19.3度。晴れ。
エゾシロチョウ。羽根の一部の鱗粉が落ちて磨りガラスみたいに見えているのは雌の特徴らしい。
まもなくもう 1匹現われて、これから交尾に取りかかるようにも見えるし、ぼくもそう思ったのだが、部屋に戻って「北海道昆虫同好会ブログ」の記事を拝見したところ、「野外で飛んでいる♀はすでに100% 交尾が終わっている」のだそうである。
本日の最高気温は 19.3度。晴れ。
エゾシロチョウ。羽根の一部の鱗粉が落ちて磨りガラスみたいに見えているのは雌の特徴らしい。
まもなくもう 1匹現われて、これから交尾に取りかかるようにも見えるし、ぼくもそう思ったのだが、部屋に戻って「北海道昆虫同好会ブログ」の記事を拝見したところ、「野外で飛んでいる♀はすでに100% 交尾が終わっている」のだそうである。
本日の最高気温 17.7度。天気は相変らずだ。
コマツナと水菜の出来ぐあいを確認すると、日照不足と低温がつづいたせいか、成長が遅れている。ぐずぐずしているから虫食いの穴が増えるのだろう。
ジャガイモの葉っぱにテントウムシがへばりついていた。マクロに弱いカメラだったからこれ以上近づけなかったけれど、このサイズで見てもかなり存在感があるのには感心した。こいつはアブラムシの天敵なので、どうかゆっくりご滞在いただきたい。
さて昨日カモメの悪口を書いたら、大阪通信員より「日頃馬鹿にしているから糞を落とされるのだ」という鋭い反撃をくらった。なるほど心当たりがないわけではなく、胸にチクりと痛みを感じるけど(笑)、無差別爆撃は国際法違反だから勘弁して欲しいものである。
明日は十勝港へ出張予定。精進が悪いから、天気はパッとしないんだろうなあ。
今の時期あまり近づきたくはないのだが、菜っ葉の種を撒きに裏庭へ。
ずうずうしく伸びたギシギシの茎を除草鍬で一撃して倒したところへ蝶が飛んできた。図鑑を調べるとヒメウラナミジャノメによく似ているけれど、ちょっとちがうような気もする。羽の一部が欠けているから、余命いくばくもないのだろう。
モンシロチョウはよくみかける。幸いいまのところ青虫はみつからないが、こっそり隠れて菜っ葉を食べているのかもしれない。小さな蛾も飛び回っている。得体の知れぬ虫が、足元でいきなりピョンと跳ねる。
八月の裏庭では、人間は完全によそ者である。気をつけていてもクモの糸に引っかかるし、もうじき蚊も飛び回るだろう。ここはあんたの来る場所じゃないよといわれているようなものだ。まったくシャクにさわる(笑)。
今年もまたこの花がたくさん咲きはじめた。散歩していると、あちこちでよくみかける。園芸植物くさいから調べる気にもなれないのだが、秋を予感させる花のひとつだと思う。
ミヤマニガウリは今日も元気だが、頂点に達すればあとは衰えるのを待つのみ、無常といふことだなあ。
ヤマブドウもひとつふたつと実が大きくなりはじめた。
今年はじめて目にしたアカトンボ。秋ですよ、秋。
ちょっと盛りを過ぎたようだが、ハッカ。ハッカの葉はいつまでも爽やかな香りが残る。何年も前に辞書にはさんでおいた葉でも、指でそっとこすれば、フッと芳香が漂うのである。
クサレダマ。この花はトップヘヴィだから、斜めに倒れていることが多い。わずかの風でも大きく揺れるため、案外撮りにくい花である。
ミツバフウロ。ゲンノショウコによく似ているので、花だけアップで撮ったのでは区別がつかないと思う。
ナガボノシロワレモコウ。この気の弱い幽霊みたいな花を見るたびに、なにが楽しみで生きているのだろうと、つい余計な心配をしてしまうのである。
風が強かった。目が悪い、腕が悪い、風が強いときては、写真を撮りにくいことは申し上げるまでもない。
あちこちでミヤマニガウリの花が咲き、夏の盛りを告げているというのに、気温はさっぱり上がらない。今日も最高気温は21.4度(@10:45)である。
イケマはどちらかといえば地味な植物だが、花と葉との取り合わせには一種の気品が感じられる。
今日はマクロレンズじゃないし、うっかりリコーのコンパクトを忘れたので、あまり寄れなかったけれど、イトトンボ。名前は知らない。
ぼくはトンボの中ではイトトンボが一番好みなのである。一瞬ふっと消えたかと思うと、少し離れたところにひょっこり現れる……その変幻自在な飛び方がおもしろい。
やはりコキマダラセセリだろうか? チョウはアングルによってずいぶん見え方がちがうから、写真図鑑を見てもいまひとつハッキリしないことが多い。
明日明後日と天気予報はパッとしない。晴れるか降るか、どちらにしてもはっきりしてほしいものである。
今日も夏らしい一日だった。最高気温24.3度(@15:08)である。
ツリガネニンジンが開花した。これもうかうかしていると夏が終わってしまうぞ、というお告げの花のひとつである。急いでジンを飲んでしまわなくてはいけない。
コキマダラセセリだと思うのだが、昨日温根内で見たのと微妙にちがうような気もする。しかしもはや昆虫にはまる余裕などないから、深く追求しないでおこう。
もしご存じの方がいらしたら、ばかもの、ちがうじゃないか、といってお叱りのうえお教えくだされば、まことにありがたい。
さて裏庭はどうなったかというと、一昨日からハムシが大発生して風雲急を告げ、第二次小松菜はまだ若いうちにすっかり収穫してしまった。むざむざハムシに食われてしまうのはシャクだからである。セセリチョウは愛らしいから絵になるが、ハムシの群は気味が悪いだけだから、写真は撮っていない(笑)。
殺虫剤は使いたくないので、ホウキをふるって無慮数百匹を退治したが、そんなものではとても間に合わない。いったいどこから湧いて来たものか、自然とはげに恐るべきものである。白カブの運命が気になるけれど、いまのところ手の打ちようはない。
今日の釧路市内は最高気温23.0度(@14:15)だったが、温根内はたぶんプラス3度以上はあったと思う。
平日にしては駐車場にそこそこ車が停まっており、中には神戸ナンバーの乗用車も混じっていた。
ヒメジョオンの群落。
シオガマギクに止まるセセリチョウ。これはたぶん次の写真のチョウと同種だと思う。
クサフジを吸蜜しているのはコキマダラセセリだろう。
今日はチョウやトンボがたくさん飛び回っていたが、ぼくの好みはセセリチョウとシジミチョウの仲間なので、的を絞ってみた。
ヒロハヒルガオ。
ゴキヅル。ミヤマニガウリが開花したばかりだから、ゴキヅルの花が咲くのはもう少し先である。
林の中に咲くタチギボウシ。
これはエゾミドリシジミだと思うがどうだろうか?
このチョウにかぎらないけれど、昆虫が猛毒のドクゼリやトリカブトに中毒しないのはおもしろい。有毒植物にしてみれば、人間に死なれたって一向に平気でも、虫に寄ってきてもらわねば困るわけだから、自然というのは実にうまくできているものだ。
今日一番数が多かったのはヒメシジミである。標準ズームではあまり寄れないので、ポケットからリコーのコンパクトを取り出して、
はい、クローズアップ。こういうのを撮るには実に便利なカメラだと思う。このカメラ、まだまだ寄れる(むやみに寄ればいいというものではないけれど……)。
タヌキモがまだ咲いていた。これもリコーのコンパクト。液晶モニタの見にくささえ我慢すれば、位置的にいって、コンパクトのほうが撮りやすい。
今日はまともな写真を撮れなかったけれど、サワギキョウが咲きはじめていた。だんだん秋の包囲網がせばまってきたように感じる。
イヌゴマ。一般的な人気のほどはわからないけれど、花びらの模様に愛嬌があって、ぼくは気に入っている。
ホザキシモツケ。これは春採湖畔にもたくさん咲いている。
汗まみれになって一周したが、今日はたくさんのチョウにも出会えたし、まずは満足。次に訪れるのは、ゴキヅルの花が咲く頃になるだろうか。
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