April 27, 2017

Daily Oregraph: 豚丼を食う

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 本日は150回以上もシャッターを切ったのだが、この一枚を除き、すべて色気のない仕事の写真ばかり。他人の昼飯などどうでもいいとは思うが、せっかく撮ったんだから、利用しない手はない。

 人生の大問題でもあるまいに、チャーハンとラーメンのセットにしようか、それとも豚丼とうどんのセットにしようか、おおいに迷っていると、同席のSさんがぼくの腹の出具合を心配してくださって、

 -セットはおやめなさい。きっと満腹して眠くなるから。

 なるほどごもっとも。そこで素直にご忠告に従って(われながらえらい!)、お店おすすめの豚丼に決定。せっかく十勝に来たんだから、豚丼は悪い選択ではあるまい。

 ごらんのとおり、このお店の豚丼は、いかにもという濃厚な味付けではない。見かけどおり、どちらかといえばあっさり系である。しかしこれはこれで、ほのぼのとした味わい、おいしくいただいた。量もほどよく、Sさんのご忠告を尊重したおかげで、午後の仕事も居眠りせずに勤めることができた。

 さてこの機会に一言。万一ミサイルが飛んできたって、けっして丼を手から離してはいけない。政府のたわけた宣伝を盲信して地べたに伏すも、しぶとく豚丼を食いつづけるも、命中すれば結果は同じ。ハハ、呑気だねえ。

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February 16, 2017

Daily Oregraph: ちょっとだけ札幌

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 2月15日。列車ではなくバスに揺られて、

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やってきたのは久々の札幌。

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 札幌は雪まみれかと思ったら、街中にほとんど雪はなく、ここは例外である。

 わざわざ歩きにくいところを選んで歩くのは、たぶん海外からの旅行客であろう。雪国のプロの住人なら、こんな酔狂な真似はしないからだ。

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 待ち合せまでに時間があったから、お気に入りの喫茶店に向ったら、経営者が変ったらしく、店は別名になっていた。ちょっとガッカリしたけれど、Wi-Fi が使えるのは助かった。

 写真のパソコンはぼくの秘密兵器。OSはXPだし、動作は遅いし、今どきのパソコンじゃないから、バッテリ駆動時間もわずか1時間半ほどだが、とにかくコンパクトで軽い。メールの確認程度には十分使える。Acer の傑作である。

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 夕食は豪華絢爛たる和食のコース。ぼくは貧乏性ゆえ、この種の料理を前にすると落ち着かない。なんだか労働者諸君を裏切っているような気がしてならぬのである。

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 -薄氷堂さん、市電のレールは位置がおかしくはありませんか?

 -はあ、ふつう市電は歩道寄りを走りませんよね。

 たしかにタクシーを止めて乗るには不便だし、危なくもある。なんでわざわざ こうしたものか。

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 かくしてJRタワーの三十何階だったかのバーで、お客様に高級ウィスキーをごちそうになるという、まさにプチブル的経験をしたのだから、足がすくむ思いであった。

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 宴が果てて一階に降りると、早くもお雛様が飾ってあった。これだもの、あっという間に年を取るわけだ。

 -なあんだ、忙しい、忙しいといいながら、君も案外ヒマじゃないか。

 とんでもない、この忙しさ、当分つづきそうなのである。余裕のあるところを見せようと見栄を張ったまで……(笑)

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November 27, 2016

Daily Oregraph: 雪道を走って

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 昨夕仕事を終え、一夜明けて外を見れば雪が積もっていた。

 大雪でなかったのは幸いだが、雪道は雪道である。ふだんよりもずっとスピードを抑えて車を走らせた。これくらいの積雪でも、山道のカーブはひやりとさせられる。

 写真は十勝の紋別川。殺風景な木立も雪化粧すればそれなりに美しく、途中何度か写真を撮りたい場所もあったけれど、車を停めるのが面倒だからやめにした。

 まだ11月だというのに冬本番、いやだねえ。

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November 25, 2016

Daily Oregraph: なんのふしぎもなけれども

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 雲がいろんなかたちに見えるのは、なんのふしぎもなけれども、十勝の青空にだれかが達筆でいたずら書きしたらしい。

 読めそうで読めないけれど、最後の一文字は「比」、またはアルファベットなら二文字で「tt」というところか。古代の人はこうした偶然に神の意志を感じたのだろう。

 え、あなたもお感じになりましたか? 今どきのお方ではありませんね(笑)。

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 北海道ではキタキツネはユビキタスな存在だから、港に出没したって、それこそなんのふしぎもなけれども、この寒さの中でみかけると、ひときわ哀れを誘うものだ。

 どうやら乗組員が昼間こいつに食パンを与えたので、ひょっとしたら……と期待してやってきたらしい。親切のつもりだったのだろうが、ずいぶん罪なことをしたものだ。

 惻隠の情なきは人に非ざるなり(だったか?)とはいえ、野生動物にエサを与えるのは御法度である(春採湖には野鳥にエサをやるな、という看板が立っている)。

 みなさまから石を投げつけられるのを覚悟でいうと(笑)、タンチョウヅルの給餌だって問題だと思う。あれを美談に仕立て上げるのは、ダブルスタンダードの典型ではないだろうか。

 寒さに震えながら、そんなつまらぬことを考えた。とにかく寒い。とても11月とは思えないほどである。

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November 23, 2016

Daily Oregraph: 十勝港夕景

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 本日の生存証明写真は十勝港の夜景一歩手前。

 写真は第4埠頭だが、町の規模から考えると、大型船が複数接岸できるのだから堂々たる港である。これから数日この港をうろつく予定。

 さてこのたびの地震には驚いたけれど、原発に被害がなかったのは不幸中の幸いであった。こんな地震国に原発なんてとんでもない話である……という常識をそなえているのは利権とは無縁の貧乏人ばかり、とは情けない。

 しこたま金を貯めこんだ連中は、日本に人が住めなくなればさっさと国外逃亡できるけれど、あなたやぼくはそうはいきませぬ。最悪の場合、日本人が難民と化す可能性もあるとお考えになったことがあるだろうか?

 風がひどく冷たい。心も冷える(笑)。散歩どころではないから、さっさとホテルに戻ることにしよう。

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November 11, 2016

Daily Oregraph: 湖畔凍結道路

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 11月10日。雄阿寒岳にはさほど雪は積もっていなかった。

 阿寒にやって来たのは何年ぶりだろうか? 一泊するなど、それこそ何十年ぶりかだと思う。

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 たまげたのはカチカチに凍った道路である。

 国道の路面は完全にドライだったのに、湖畔の温泉街に入ったとたんにこれだから、一瞬目を疑って、恐怖に体が凍りついてしまった(笑)。早めにタイヤ交換していたので助かったけれど、夏タイヤではとても走れそうにない。

 あちこち散歩する予定だったのだが、道路の氷を見てげんなりし、結局ホテルの部屋に閉じこもったきりというお粗末。

 山はもう真冬である。

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June 26, 2016

Daily Oregraph: 広尾町海洋博物館

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 広尾町海洋博物館を見学してきた。ここを訪れるのは二度目である。今日はゆっくり見学し、たくさん写真を撮影したけれど、ここではほんの一部だけご紹介することにしたい。

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 海洋博物館だから、こういう展示はもちろん、漁具や船の模型などが多数陳列されているけれど、実はここは総合博物館といったほうが正確だろうと思う。

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 これは娼妓の契約書。じっくりお読みになることをおすすめしたい。

 このほか戦前の文書が数多く展示されており、一見の価値はある。

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 本物の大本営発表(笑)。もう21世紀なんだから、いいかげんだまされるのはやめにしたいものだ。

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 北海道指定有形文化財の円空仏。案外小さいもので、写真を大きめにして見たほうが細部はよくわかる。

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 人気のない場所でこういうのを見るとギョッとするものだ(笑)。

 ……とまあ、ここまではふつうの展示だが、この博物館は一味ちがっていて、

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横綱のまわしもあれば、

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地元の山岳画家である故坂本直行さんの作品展示も充実しているし、

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さらには坂本龍馬の資料展示コーナーまである。

 どうして北海道の広尾町に? と疑問に思うかもしれないが、実は坂本直行さんは坂本龍馬の一族なのだそうだ。

 展示されたパネルはたくさんありすぎて、とても読み切れなかった。このコーナーだけでも、じっくり見れば何時間もかかりそうである。龍馬ファンのみなさまにはおすすめ。

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 さて入館したときは窓口のご担当者が不在で、料金はお帰りのときにお支払いくださいと表示されていたので、見学し終わったあとで差し出すと、お願いもしないのに領収書をくださったのには驚いた。なんと律儀な!

 どうやら見学の途中ですれちがったときにご挨拶したので、あらかじめ用意してくださったらしい。う~む、おれって桝添さんに似ていたっけ?

 料金わずか 300円也でたっぷり楽しませていただいた。ごく簡単なご紹介しかできなかったけれど、ユニークな博物館なので、あなたもぜひ。

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June 25, 2016

Daily Oregraph: 雨の漁港

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 広尾漁港。

 泣きながら撮ったらこう写った……わけではなく、車の窓ガラスが雨滴フィルターとなったのである。

 早朝厚内の市街を過ぎて、厚内トンネルへ向う海岸沿いの道路に出る手前で通行止めになっていた。あそこはふだんでも道路が波しぶきで一部濡れていることがあるから、今朝は相当波をかぶっていたのだろう。

 やむなく逆戻りして国道へ出て、いつもより十五分遅れで十勝港に到着したら、結局この雨で仕事はなし。行くあてもないから、午後まで車の中。雨にゆがんだ漁港の景色をボーッと眺めることになった。

 明日も予報は雨。せっかく昨日は太陽が出たというのに、だんだん腹が立ってきた。ちょっと機嫌がわるいから、EU離脱なんぞという面倒な話は持ちこまないでほしい(笑)。

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June 08, 2016

Daily Oregraph: 十勝港絵日記 6月7日~8日

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 6月7日。

 十勝の畑は広大である。いつ見ても感動する。もちろん機械力を駆使しているのだろうが、それにしてもすごい。

 これを目にしたあとに、虫食いの小松菜を見にわが裏庭へ行くのは気が進まない。

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 カモメのジョナサンはずいぶん哲学的な鳥だそうだが、そんなはずはない。カモメは頭の悪い間抜けな鳥だからである。

 貝かなにかは知らないけれど、固い殻に覆われているらしく、いくらつついたって食えやしない。カラスなら空中から貝を落下させて殻を割るという芸当を見せるところだが、この愚かな鳥には無理だ。

 こいつを見ているうちに、最初からうまくいくはずもない愚にもつかぬ経済政策に執着するだれかさんを思い出してしまった(笑)。

 失敗しても失敗してもそれを認めないとは、失礼ながら、あん たオツムは大丈夫なのか?

 -しかたがないの。だって、私はカモメ。

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 釣りをしているのではありませんぞ。ペンキ塗り。

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 6月8日。

 船上セキュリティ・チェックポイント。逆光だからとストロボを発光させたはいいが、彼氏、まぶしくて目をつぶってしまった(あとになって気づいたのである)。せっかくの男前なのに、惜しいことをした。

 というわけで、二日分の絵日記にしては内容がお粗末だけれど、ひさしぶりに仕事をしていたのだからしょうがない。『国富論』も先に進んでいない。湯河原の別荘でゆっくり読みたいところなのだが……

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February 11, 2016

Daily Oregraph: 十勝港絵日記 本日休館

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 おやおや、本日休館とは残念! さてどうしたものか。

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 といったって、ほかに行くあてもなし……広尾漁港の周辺を散歩することにしたのはいいけれど、港は眠ったような静けさである。

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 さすがはサンタの町である。

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 防波堤沿いにブラブラ歩けば、

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このあたりは造船所地区。今日は祝日だけれど、作業中らしい物音が聞こえてきた。

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 たぶん図書館がお休みだからだろう(笑)、時間をもてあました人々が港内で釣りをしていましたよ。

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 一枚くらいは美的な写真を撮らねばと、じっと倉庫の壁を見る。え、いったいどこが美的なんだって? ふん、わかる人にはわかるんだよ(笑)。

 ああ、やはり図書館で本を読みたかった!

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