July 31, 2023
July 27, 2023
Daily Oregraph: 真夏のパソコントラブル その2
本日の最高気温29.3度。晴れ。さすがに暑い。
パソコンの復活はわずか二日天下であった。一昨日夕から昨日いっぱいは正常に動作していたのに、本日ふたたび起動しなくなったのである。ひとつだけ実行していなかったメモリの抜き差しも試してみたが、まったく効果はなかった。もはや白旗を掲げて降参するしかない。
道は二つある。ひとつはノートパソコンに外部ディスプレイその他一式を接続する方法で、これはSSD内蔵だから、実際に試してみたら速度的にも十分であった。
もうひとつはかつての主力マシンであった九年もののデスクトップの再活用である。CPU は一応 i5 だけれど、旧世代だからさほど高速ではない。おまけに SSD じゃないから、ひどく遅い。しかし買い換えて一からアプリを組み込むのはシャクだし、かつてはこいつで仕事していたのだから、我慢できないことはあるまい。
図体のでかいケースを(初めて)開けてみたら、ホコリだらけなのには愕然とした。写真はざっと掃除した後のものである。中は広々というよりがらんとして、CMOS 電池などは楽々交換できる。この電池は九年間放置していたものなので、ついでに交換しておいた。今までちゃんと起動していたのだから、ずいぶん長持ちするものである。
Windows 更新のために時々起動してはいたが、本格的に使うのはひさしぶりである。やはり遅い! Windows 更新に要する時間が半端ではない。ノートパソコン+外部ディスプレイ方式のほうがはるかに高速だけれど、しばらくこのままでいく。
ハードディスクを SSD に交換するという手もあるが、もう九歳になる機械だから、どこか不具合の発生する心配もある。結局買い換えというオチになるかもしれないね。パソコンとはまったく厄介な代物である。
July 26, 2023
Daily Oregraph: 真夏のパソコントラブル
本日の最高気温は 28.9度。晴れ。夏らしい一日であった。
ダイコンソウかオオダイコンソウのどちらか(申し訳ないけれど、面倒だから深く追求しないでおく)。どちらにしても地味な花である。
さて昨日はほぼ一日パソコンに時間を費やした。実にばかばかしい話だが、結局解決したからよしとしよう。
昨年の12月15日に CMOS 電池を交換したことはすでに書いた。その後順調に動作していたのだが、一ヶ月ほど前から不調になり、起動時に再起動を繰り返したり、起動後数分以内に勝手にシャットダウンしたりする症状が頻発した。
いろいろチェックしたけれど、ハードウェアに特別の異常はなさそうだし、CPU 温度の異常上昇も見られず、放電もしてみたがまるで効果はなかった。そうかといえば一日中異常なく動くこともあるので首をひねっていた。
ところが昨日はついに BIOS も表示されず、うんともすんともいわなくなったから、いよいよこいつも寿命かとあきらめかけたのであった。しかし新しいパソコンを買うのはなるべく避けたいものだ。
ぼくはお金持ちではないが(いうまでもないか……)、パソコンの一台くらい買う蓄えはある。問題なのはまともに使えるようになるまでにかかる手間である。おまけにOSが新しくなれば重要なアプリが使えなくなる恐れもある。だから最新最速の新品パソコンと、多少古くて遅くともすぐに自分の仕事のできるパソコンとでは、ぼくは迷わず後者を選ぶ。
そこでもう一度考え直して思いあたったのが CMOS 電池である。交換したときの記憶によれば、電池の表面が一部酸化して(?)曇っていた。まさか半年ほど前に交換した電池が消耗するはずはないし、ひょっとしたら電池のケース側の表面もまた一部酸化していたため、接触不良を起こしていたのではないか。
この素人考えが当たっていたのかどうかは不明だが、もう一度電池を交換してみたところ……みごと復活した。何事もあきらめずに試してみるものだ。
ただし再交換直後、Windows は問題なく起動したけれど、なぜか BIOS のマークが表示されなかった(古い電池を取り外してから交換するまで、しばらく放置しておくべきだったのかも知れない)。いきなり Windows 画面になるのである。何度かシャットダウンして再起動すると正常に戻り、無事 BIOS の日時設定をすることができた。
今のところまったく異常なく動作しているので、当分はたぶん大丈夫だろうとは思うが……こんなことに時間を使いたくはないから頼むぜ、おい。
July 20, 2023
July 14, 2023
Daily Oregraph: 春採湖畔 7月14日
本日の最高気温は 22.9度。曇り。
ひさびさに春採湖畔を歩いた。気温は高くないのだが、ちょっとむしむしする。植物に興味をお持ちでない方には退屈かもしれないけれど、写真を数枚だけ選んでみた。いまいましいマイナカードなんぞは話題にしたくもないし(もちろんぼくは所持していない(笑))、ほかにネタもないので、あきらめておつきあい願いたい。
左はオオウバユリ(ユリ科)。防災無線のラッパ形スピーカーみたいな花をつけた奇妙な植物である。こんなにたくさんあったかしらと思うほど、あちこちに突っ立っている。
右はイケマ(ガガイモ科)である。牧野先生の新日本植物図鑑によれば、イケマはアイヌ語で、「巨大なる根」という意味である。
ヨブスマソウ(キク科)。やはり牧野先生の図鑑によれば、「よぶすま(夜衾)」というのは、コウモリのことで葉の形をコウモリの翼を拡げた形に見たのである。
ヒヨドリバナ(キク科)。「どこがヒヨドリなんだ」といいたくなるかもしれないけれど、ヒヨドリが鳴く頃、花が咲くのでヒヨドリバナの名がある(牧野 新日本植物図鑑)。しかしぼくは鳥については無知なので、ヒヨドリが鳴いていたかどうかはなんともいえない。
なおミヤマニガウリはまだ花をつけていないようだったので、次回のお楽しみとしたい。
July 10, 2023
Daily Oregraph: 裏庭画報 ギョウジャニンニクの種
本日の最高気温は 21.5度。曇り。
ギョウジャニンニクの蒴果は、どことなくピーマンに似ている。まだ完熟していないらしく、強く圧迫してみてもビクともしなかった。
カッターの刃を入れるとまだかなり水気があり、独特のニンニク臭が鼻を突いた。三つあるコブをすべて上手に切開するのはむずかしく(百年修行してもぼくは外科医にはなれそうにない)、やっと一つだけ皮をむいて種を取り出すことができた。しかし拳骨一つにつき種が 3個できていることは確かである。
長さ約 3 mm の堂々たる種である。花は毎年見ているのだが、種を目にするのは初めてだ。小松菜なんかの種に比べれば巨大といってもいいのではないか。
こいつは毎年パラパラ落下しているはずだから、どれもが順調に発芽して成長すればギョウジャニンニクだらけになりそうなものだが、そうは問屋が卸さない。要りもしない雑草はむやみに増えるというのに、世の中うまくいかないものである。
July 09, 2023
Daily Oregraph: 裏庭画報 蒴果の話
本日の最高気温は 21.5度。晴れたり曇ったり。
クサノオウの花の右隣に見える縦長の細いサヤは蒴果(さくか)。広辞苑によると「乾果の一。複子房の発達した果実で、熟すと縦裂して種子を散布する」のが蒴果である。
自然に「縦裂」するくらいだから、時期が来れば手で軽く触れただけで破裂して種が飛び出すところは、バネ仕掛けのおもちゃみたいでおもしろい。本日のところはまだ完熟していないので変化はなかった。
こちらは本日のギョウジャニンニク。図鑑で確認したところ、緑色の拳骨みたいな部分はやはり蒴果である。写真によれば、下にある拳骨の一つが破裂しているようにも見える。
ということはそろそろ時期が来ていそうだから、明日にでも拳骨を一つもいで、内部を観察することにしたい。拳骨は三つの部分からなっており、それぞれに種が一つずつ出来ているはずである。
July 03, 2023
July 02, 2023
Daily Oregraph: 裏庭画報 エゾシロチョウ
本日の最高気温は 19.3度。晴れ。
エゾシロチョウ。羽根の一部の鱗粉が落ちて磨りガラスみたいに見えているのは雌の特徴らしい。
まもなくもう 1匹現われて、これから交尾に取りかかるようにも見えるし、ぼくもそう思ったのだが、部屋に戻って「北海道昆虫同好会ブログ」の記事を拝見したところ、「野外で飛んでいる♀はすでに100% 交尾が終わっている」のだそうである。
July 01, 2023
Daily Oregraph: 裏庭画報 ハタザオキキョウ開花
本日の最高気温は 22.9度。曇り一時晴れ。
ハタザオキキョウが咲きはじめた。去年よりも数が増えている。ググってみたら「大正時代に観賞用として持ちこまれた」というのだが、むやみにこんなものを持ちこむなよ。放っておくといくらでも増えるから、ぼくにいわせればただの雑草だよ。
エゾノシモツケソウはこうなった。これを見るたびに、こどもの頃ピンク色に着色した甘いそぼろを食べたことを思い出す。今ならたいしてうまいものとは思わないけれど、甘さに目のない子どもの単純な舌にはご馳走なのであった。
それにしても葉っぱに残る虫食いの跡の多いこと! 生意気にも虫の分際でダイエットしているのだろうか?
虫といえば、毎年もう少しするとハムシが大発生し、数日間猛威をふるう。百や千の単位ではなく、とても退治し切れない数だから、想像するだけでゾッとするのである。虫といい、雑草といい、いかに人間が非力であるかを思い知らされる。
夏は暑さよりもそちらのほうがいやだ。早く冬にならないものだろうか(笑)。
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