Daily Oregraph: 裏庭画報 カブスゲ(?)
本日の最高気温は 13.9度。晴れ。
この奇妙な植物は、たぶんカブスゲだろうと思う。「たぶん」というのは、こいつは見た目がどんどん変化するため、図鑑に載っている写真に似ているような似ていないような……つまり同定するにはもっと念入りに調べる必要があるからだ。
釧路湿原に多く見られるヤチボウズは、カブスゲなどスゲ属の植物の集合体である。上の写真は 2007年5月27日 に温根内で撮影した成長中のまだ若いヤチボウズで、もっと大きくなって上部の緑の部分が枯れると、ゲゲゲの鬼太郎の頭髪そっくりになる。ヤチボウズが無数に並んでいる景色はまさに奇観だから、機会があったらぜひ見物するようおすすめしたい。
さて先日畑を荒らした犯人だが、やはりエゾシカの可能性がある。本日あらためて観察したところ、相当体重のある動物の足跡だったからだ。また今日も向いの空地で数頭のエゾシカが草を食っていたし、隣家の玄関脇に咲いていたチューリップがすべて花を食われていた(連中は生意気にもチューリップを食うのである)。いよいよ怪しい。
貴重な青菜をシカに食われてはたまらないから、明日はなんらかの対策を講じようと思う。住宅地に居座られては困るので、もう少し様子を見て市役所に連絡しようかとも考えているのだが、まさか鉄砲を撃つわけにもいくまいから、手の打ちようはあるのだろうか?
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