Daily Oregraph: 春のマウス清掃
本日の最高気温は 12.0度。晴れ。
ずいぶん気温が上がった。旧弥生中学校の広い跡地からは雪が完全に消えてしまい、日陰にまだ多少残ってはいるものの、気象台によれば市内は積雪ゼロである。
さてマウスのお話である。なにをいきなりとお思いになるかも知れないが、長い間首をひねっていた問題が解決したので、あるいは皆様のご参考になるのではないかと思う。
マウスを長く使いつづけていても、ボタンのクリック感やポインターの動作については、ふつうトラブルはほとんど発生しない。だからメンテナンスといっても、たまに全体の汚れを拭き取ったりするくらいですむ。
問題はホイールの動作である。スクロールさせようとしてホイールを回しても、動作がぎこちない。スクロールしたりしなかったり、したとしても動き具合がスムーズではないという症状に見舞われた方は少なくないのではないかと思う。マウスなんて千円台で買えるのだから、新品に交換すればいいだけの話だが、パソコンを何台も使っているとそうもいかない。
ググってみると「ブロワーでホコリを吹き飛ばすとよい」という記事がみつかり、ぼくも試してみたけれど、ちょっと改善したかなあというほどの効果しかなかった。「吹き飛ばす」だけでは不十分なのだ。
そこで目をつけたのがホイールそのものである。ホイールのギザギザが問題なのであった。どういう構造になっているのかは知らないが、山と山との間にホコリやら手垢などがたまりにたまると、動力が伝わりにくくなってうまくスクロールしなくなるらしい。
だから谷間にたまった汚れを歯ブラシで徹底的に清掃すると、動作は確実に回復する。ホイールを少しずつ回しながら歯ブラシで丁寧にゴシゴシこすり、それを何周か繰り返すのである。手持ちのすべてのマウスを清掃して効果を確かめたからまちがいない。
上の写真は昨日清掃したマウスだが、たった一晩置いただけなのにもうホコリが確認できる。それが肉眼では目立たないから、道理で知らぬ間にたまるわけだ。またホコリだけならブロワーで飛ばせるかも知れないが、厄介なのは手垢である。こちらはこすり落とさないかぎり残るから歯ブラシが効果的なわけだ。
お困りの方はどうかお試しあれ。
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