Daily Oregraph: 相生坂植物観察
本日の最高気温は24.0度。晴れ。
相生坂までやって来たのは、坂を下ってミヤマニガウリを観察するためである。目的の場所はこの先の二股を左に折れて下るのだが、まずはその手前で見かけた花をご紹介したい。
エゾトリカブト。猛毒でなければ部屋の中に飾ってもいいくらい美しい花だと思う。わが裏庭でも数年前には咲いていたのだが、去年は見かけなかった。今年はどうかな?
ヒヨドリバナ。牧野先生の図鑑によれば「北海道からフィリピン、支那にまたがる東亜の温、暖地に広く分布」するというから、めずらしい花ではない。ヒヨドリが鳴く頃咲くからヒヨドリバナというのだそうな。
さて真打ちのミヤマニガウリだが……いつも花を観察している場所にはまったく姿が見えない。どうやら草刈りをしたらしいのである。なんでも刈ればいいというものではない。宝石と砂利の区別がつかない(笑)人たちにはまったく困ったものだ。
しかし近くにはもう一箇所群落がある。おやおや、こちらも草刈りされていたのにはガッカリしたが、幸い一部は残っていた。
う~む、残念! 花がありそうな葉っぱをひっくり返してみたけれど咲いてはいなかった。少し時期をずらせば見られるかもしれないので、いずれもう一度足を運ぶつもりである。
おまけは弱った舗装の割れ目を突き破って顔を出したメイゲツソウ(ベニイタドリ)である。このずうずうしさを見ていただきたい。ぼくが畑の大敵だと敵視するのも無理はないだろう。なにがメイゲツソウだよ。
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