Daily Oregraph: 裏庭画報 コンロンソウ
本日の最高気温は14.2度。曇り。
裏庭の工事が終ったので見て回ったら、コンロンソウが咲きはじめていた。こいつは地味な花だけど、雄大な崑崙山脈を連想させる名前がいい。この白はきっと高山に残る雪の色なのだろう。
幸いなことに姿を消したはずのギョウジャニンニクのツボミもみつかり、ホッとした。踏まれて倒されたのが起き上がったのだと思う。ひどく傷んでいなければ花が咲くだろう。
しかしニリンソウなどは来年の春が来るまで安否を確認できない。諸君、どうか生き延びてくれ!
五月は中旬以降なにかと雑用が多く、落ち着いて本を読めなかったけれど、気がつけばはや六月である。なかなか事は思いどおりにはかどらないのに、確実に歳は取りますなあ(笑)。
Comments
これはまた可憐な花ですねえ。
なのに名前は雄大そのもの。おっしゃるようにその雪の色のちなんだものなのでしょうが、やはりそのイメージにはちょいと大きな断層が…
まあ、そんなたぐいはかぞえればきりがありませんがね。
Posted by: 三友亭主人 | June 02, 2022 18:24
>三友亭さん
> そんなたぐいはかぞえればきりがありませんがね。
アハハ、ありますね。雑誌 Hanada や WILL の見出しと事実との断層などはいかが?
Posted by: 薄氷堂 | June 02, 2022 23:52
それにしても
いろいろな植物の名前を
よくご存じですね。
私などは嫁が買ってくる大量の植物の名札作りに
翻弄されております。
Posted by: しょうちゃん | June 04, 2022 01:47
>しょうちゃんさん
ずいぶん以前のことですが、当地方の野に咲く花の名前を約二百種ほど調べたことがあります。しかしもともと記憶力が乏しいうえに、最近はボケてきたせいか、すぐに名前が浮んでこないことも多いですね。
なお園芸種の花は多すぎますから、チューリップなどを除けばほとんどわかりません。「あの赤い花」とか「その黄色い花」ですませています(笑)。
Posted by: 薄氷堂 | June 04, 2022 23:09