Daily Oregraph: 裏庭画報 さらばナナカマド
本日の最高気温は11.7度。曇り。
別れの一本杉(春日八郎のヒット曲を、知るや君?)ではなく、一本ナナカマドとの別れ。
とうとう切ってもらったよ。なにしろ伸びすぎて二階の屋根と接触していたから、いやでも始末せねばならなかったのである。この切り株(直径40 cm)からは想像もつかぬほどの大木に生長し、数年前から一本二本と、手の届く範囲の枝をノコギリで切り落としてはいたのだが、ぼくはサルじゃないから、高いところはとても無理。プロに依頼する必要があった。
枝や幹の残骸はトラックの荷台一杯になった。切るだけでも大変なのに、後処理を考えると恐ろしい手間である。お子さんが生まれた記念に植樹する方もいらっしゃるようだが、すでに何度も申し上げたように、戯れに木を植えるべからず。数十年後には余計な出費も覚悟しなければならないしね(笑)。
Comments
>後処理を考えると恐ろしい手間である。
「ななかまど」といったら、確か七回かまどにくべても灰にはならないってやつだったかと思うんですが、そうなると、薄氷堂さんのご心配も宜なるもの…
Posted by: 三友亭主人 | May 21, 2022 16:43
>三友亭さん
去年苦労して太い枝を一本切ったんですが、かなりのサイズでしたから、そいつをまたノコギリでいくつにも切り分けねばならず、いやはや大変な作業でした。
まして丸ごと根元から切るとなれば、とても素人の手には負えませんね。
町中の住宅地ではよほど広い敷地を所有していないかぎり、決して木を植えてはいけません(学校で教えるべきではないかと……)。
Posted by: 薄氷堂 | May 21, 2022 22:36