May 26, 2022
May 19, 2022
Daily Oregraph: 裏庭画報 さらばナナカマド
本日の最高気温は11.7度。曇り。
別れの一本杉(春日八郎のヒット曲を、知るや君?)ではなく、一本ナナカマドとの別れ。
とうとう切ってもらったよ。なにしろ伸びすぎて二階の屋根と接触していたから、いやでも始末せねばならなかったのである。この切り株(直径40 cm)からは想像もつかぬほどの大木に生長し、数年前から一本二本と、手の届く範囲の枝をノコギリで切り落としてはいたのだが、ぼくはサルじゃないから、高いところはとても無理。プロに依頼する必要があった。
枝や幹の残骸はトラックの荷台一杯になった。切るだけでも大変なのに、後処理を考えると恐ろしい手間である。お子さんが生まれた記念に植樹する方もいらっしゃるようだが、すでに何度も申し上げたように、戯れに木を植えるべからず。数十年後には余計な出費も覚悟しなければならないしね(笑)。
May 16, 2022
May 13, 2022
Daily Oregraph: 本の重さに……
本日の最高気温は11.8度。曇り時々雨。
これは一昨日近所で撮ったものだが、黄色い花はたぶんレンギョウだろう。
先日日本文学の歴史(角川書店版)全12巻を読み終えたのだが、車で通りを流しながら商店の看板を眺めた程度にすぎないので、どこまで頭に入ったやら。最終巻は昭和43年発行だから、なんと半世紀以上も昔、高橋和巳の名前はちらりと登場するだけである。ほんとに time flies だ!
読むべきなのに読んでいない本の多さに押しつぶされそうな気がする。日本文学に限っても、その重みでペチャンコにつぶされるんだから、さらに外国文学が加わればどうなるのか、考えるだけで恐ろしい。
どうせ今からじゃ間に合わないし、気分転換するために P. G. ウッドハウスの『ウースター家の掟(The Code of the Woosters)』を読むことにした。ウッドハウスの小説では、以前『ピカデリ-・ジム(Piccadilly Jim)』というのを読み、腹を抱えて笑った記憶がある。しかしウッドハウスは口語・俗語を駆使しているから、案外手ごわいのである。辞書を引く手間がかかるので、笑うのも楽じゃない(笑)。
これからどうするかは、ウースター家のあとで考えることにしたい。
May 09, 2022
May 08, 2022
May 03, 2022
Daily Oregraph: 裏庭画報 咲きはじめた花々
本日の最高気温は13.6度。晴れ。
エゾエンゴサクにつづいていくつかの花が咲きはじめた。毎年のことではあるが、やはり挨拶はしておこう。
ニリンソウの葉の間から顔を出しているのはカタクリ。ハイこんにちは、といいたいが、たいへん挨拶、いや撮影しにくい場所に咲いている。ぼくは膝を痛めているからなおさらである。
花びらのクルリと反り返ったところを待って撮るのが定石だけれど、たまにはこういうのもいいんじゃないだろうか。
こいつはオオバナノエンレイソウ。いまはまだ少女のように遠慮がちな姿だが、花が開き切ると老舗の女将のごとき堂々たる貫禄を示すのである。
実は近々腐った板塀の取り壊し工事を控えているため、足で踏みにじられてしまえば、これら三種の花々は今年限りで見られなくなるかも知れない。そうなれば園芸種ではないから復活は非常に困難なので、半ば別れの挨拶のつもりである。
Recent Comments