Daily Oregraph: 雪降らぬ町
本日の最高気温は1.1度。晴れ。
一昨日ひさしぶりに雪が降ったけれど、ほとんどミゾレに近く、たいして積らなかった。釧路は例年と比べても異常なほど少雪で、ふたたび大雪に見舞われた札幌とはえらいちがいだが、道路脇に寄せられた雪山はまだ大部分が残っている(我ながら汚い写真で申し訳ない)。
問題は歩道で、まだ凍った雪の残っている箇所が多く、今日のように気温が上がると、そいつが融けかかってかえって滑りやすくなる。転んでケガをしてはつまらないから、いくら暖かくとも用事でもなければ出歩こうという気にはなれない。
先日やっと『二都物語』を読み終えたので、気分転換のため、本棚に眠っていた日本文学の歴史全12巻を通読することにした。当然古代から始まるわけだが、古い日本語はわけがわからないからいやになる。
そういえば、昔日本史に挑戦しようとして、少しも興味のないなんとか土器とやらがたくさん出てくるのに閉口して、たちまち挫折した覚えがある。しかし今度は最後のチャンスだから、簡単に放り出すわけにはいかない。しばらくは忍耐の日々が続きそうだ。
Comments
>日本文学の歴史全12巻を通読することにした。
これはまたたいそうご立派なお心がけで…
私などは「古代から」だけじゃあなくって古代のみに終止して、一向に時代を下ることができません。
どうぞ、無事近代まで…
Posted by: 三友亭主人 | February 26, 2022 07:31
> 三友亭さん
おほめいただくほどのことではありません。それどころか、一般教養の貧しさを痛感しております。
古代で厄介なのは、なんといっても人名(神名?)のややこしさですね。いっぺん読んだだけではとても覚えられません。まあそこは「通読」ということでご勘弁いただきましょう。
それから日本語のわかりにくさ。なんですか、あれは? 19世紀の英語のほうがずっと読みやすいとは(笑)。
Posted by: 薄氷堂 | February 26, 2022 21:17