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August 28, 2021

Daily Oregraph: 裏庭画報 キツリフネ

 本日の最高気温は26.3度。晴れ。ちょっと暑かった。

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 裏庭のキツリフネ。見るべき花がほとんどない今の時期には貴重な存在である。奇妙なかたちをしたこの花は、英語で yellow balsam、学名は Impatiens Noli-tangere というらしい。

 Impatiens とはツリフネソウ属を指すが、なんで impatient(せっかちな、いらちな)なのかというと、熟した莢(写真の花の真上に見えるのが莢)を軽く触っただけで勢いよくはじけるからだ。Noli-tangere は 'Don't touch' だから、なるほど学名というのはうまく付けられているものである。

 ……などと感心している場合ではなかった。ちょっと見ないうちに、雑草がふたたび猛威をふるっているではないか。

 やむをえない。やりましたよ。負け戦は避けよ、というのが孫子の教えだけれど、まさか放っておくわけにもいかない。昼飯前に草取りをしてたっぷり汗をかいた。

 もちろん敵は多勢、予想どおり負け戦である。

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Comments

>敵は多勢…

うちなんか決して多勢と言えるほどの庭ではないんですが、負けっぱなしで…おまけに少々抜いたところで、雨が降って日が照るとあっという間に元通りになってしまうので…

勝負はもう少し涼しくなってからです。

Posted by: 三友亭主人 | August 29, 2021 14:37

>三友亭さん

 いやあ、とうてい勝ち目はありませんよ。いっそ焼き払いたいくらいですが、そんなことをしたら消防から叱られますしねえ。

 人間様がいくらいばっても、植物や昆虫(それにウィルスも?)には勝てないと思います。

Posted by: 薄氷堂 | August 29, 2021 21:45

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