Daily Oregraph: 裏庭画報 ユリ
今日の最高気温は26.9度。曇り。
夏枯れのせいか花はほとんど見あたらないが、雑草の間から顔を出していたのがこれ。ユリにはちがいないけれど、花被片に斑点がないからオニユリではない。まだ開き切っていないので、二三日後にもう一度観察してみよう。
さて今日の新聞に入っていたのがこのチラシである。学習塾の折り込み広告ならうんざりするほど目にするが、公立高校の広告は初めてだからビックリした。
じっくり拝見したところ、「日本一広い高校」だという。いわゆる進学校ではないようだけれど教育内容は大変ユニークだし、「全国の仲間が集う」学生寮まである。標茶町といえば同じ管内だし標茶高校の存在はもちろん知っていたが、どんな学校なのか詳しいことはまったく知らなかった。お恥ずかしいかぎりである。
地元の学校の発展を願う関係者のみなさまの熱意には感心した。こんなマイナーなブログで宣伝したってなんのお役にも立てないが、これも何かの縁、応援したいと思う。興味のある方はどうか画像を拡大してご覧いただきたいと思う(勝手に掲載したご無礼をお赦しください)。
Comments
こりゃあ、頑張っていますなあ。
同業として、ちょいと気にかかるのが、チラシの右下。
「標茶高校教育振興会」って組織が気にかかりますねえ。
ここまでの組織をどうやって作ってゆくか、興味深いですねえ。
Posted by: 三友亭主人 | August 09, 2021 08:16
>三友亭さん
少子化によって学校の統廃合・規模縮小が進んでいますけど、十年、二十年先はどうなるのか想像もつきません。特に人口が増える見込みのない地方では事態はより深刻でしょうから、学校の存続をかけて生徒数を確保したいのだと思います。
学校に湿原があって(!)高校生がガイドしてくれるというのは魅力ですから、ぼくも資格があれば体験入学したいところですよ。
三友亭先生でしたら業界のコネ(笑)がおありでしょうから、8月21日にはぜひ。
Posted by: 薄氷堂 | August 09, 2021 12:13