Daily Oregraph: 裏庭画報 エゾノシモツケソウとフウリンソウ
本日の最高気温は18.8度。曇り。
五輪強行開催にも比すべき無理・無駄な事業とは重々承知しつつも、午前中一時間近くかけて草刈りを決行した。成果は45リットルのゴミ袋ひとつ。持てばずしりと重いのだが、予想たがわず、見た目はやらないより多少ましな程度であった。あと数回は汗をかかねばなるまい。
草取りも良し悪しで、去年やりすぎたために今年はチゴユリやシコタンキンポウゲが咲かなかった。とにかく加減がむずかしいのである。
エゾノシモツケソウ。これも例年はもっとたくさん咲くのだが、今年はこの一株だけ。
さてこいつは毎年必ず咲くのだが、今年は恐ろしく数が多い。多すぎて不気味なほどである。特徴的な釣鐘形の花は、英語でいう blue bell の仲間といっていいんじゃないかと思う。
ネットで調べてみた結果、どうやらフウリンソウらしい。近所でもあちこち見かけるから、たぶん野生種ではなく園芸種が越境して、頼みもしないのに勝手に増えたのだろうが、驚くべき繁殖力である。
その勢いのすさまじさを見ていただくためにもっと引いて全体を撮ろうとしたのだが、腐れかけた板塀までハッキリ写ってしまうから断念した。上級国民ではない悲しさである。
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