Daily Oregraph: 裏庭画報 土起し
本日の最高気温は11.7度。晴れたり曇ったり。
畑に鍬を入れた。今年初めてミミズを見た。まだ粗い塊だらけなので、あらためてもう少し細かく砕く予定。明日は雨の予報なので明後日になりそうだ。
毎年のことだが、裏の通りから板塀越しにゴミを投げ捨てる不届者がいる。見つけ次第百叩きの刑に処すつもりだから覚悟するように。
さて音楽三昧も乙なものだが、毎日ではさすがに疲れてきた。ミニコンポでは p ~ f、L-510 では pp ~ ff だったとすれば、現在は ppp ~ fff まで、つまり消え入るような弱い音から雷が落ちたような大きい音まで聞こえるので、つい聴きこんでしまう。「ながら聴き」ができないのである。
いい機会だからマーラーの交響曲を全曲聴き直してみた。これまでほとんど無視していた大曲、第3番のおもしろさに気づいたのは収穫だったが、第8番はやはり体が受けつけなかった。曲がつまらないというのではなく、第1楽章の出だしを聴いただけで腹一杯になってしまうんだから、体力負けだろう。
少し胃もたれがしたので、ぶぶ漬けサラサラとばかり、深夜に山田流の箏曲を聴いてみたら、当然とはいえあまりのちがいに愕然とした。どちらがいい悪いの話ではなく、これを聴いてしみじみ感心する西洋人がどれほどいるだろうかと疑問に思ったのである。異文化の理解と口でいうのは簡単だが、実際は大変むずかしいものだ。
あまりにも活字から離れすぎたので、来週からはそろそろ平常営業に戻ろうと思う。
Comments