Daily Oregraph: 雪の壁の破壊工作
本日の最高気温は、なんとプラスの3.1度。風は少し強かったけれど、ポカポカと暖かい。
そこで除雪車の築いた雪の万里の長城の破壊活動に励んだ。つまりおおいにサボったわけである。
わが国ではサボタージュを「仕事を怠けること」という意味で使っているが、誤用である。もともとは労働者が工場の機械などを破壊することをいう。レジスタンスが線路を破壊して軍事物資輸送をストップさせたりするのもサボタージュ。
「除雪」とは名ばかりで、敵は卑劣にも民家の前に邪魔な雪の壁をこしらえるから、断乎としてこれを破壊するのである。愚公移山の故事に倣ってスコップをふるい、50センチ、1メートルと雪の山を切り崩していく。空しい。実に空しい作業である(笑)。
コロナとの長期戦に備え、ここ数日 YouTube から大量に音楽を仕入れてきたが、相当数たまったので、明日からは再び捕物帖の世界に戻るつもりだ。雪よ、当分は降るな。
Comments
先日は大和でも雪がちらつき、職場のある榛原ではおそらく昼でもマイナスの気温だったのでは・・・と思うほどの寒さでしたが・・・そんな時には・・・
なあに、薄氷堂さんはこんなのぐらいはへの河童とばかりに雪かきに励んでいらっしゃることを思うことにしています。
Posted by: 三友亭主人 | January 16, 2021 06:58
>三友亭さん
う~む、とても屁のかっぱとは参りませぬが、やらざるをえませんので……
三友亭さんがご近所にいらっしゃれば、ぼくのへっぴり腰をみて手伝ってくださると思うんですけど(笑)。
Posted by: 薄氷堂 | January 17, 2021 23:32