Daily Oregraph: 裏庭画報 ベストシーズン到来
仕事は昨日一山越したのだが、すぐにまた一山と、ブルックナーの交響曲のように延々とつづく。今度は閉所からの安全な脱出法である。しかしどうしても気が乗らないので、今日は「仕事を自粛」することにした(笑)。
日が射したりかげったり忙しい空模様だが、気温はまずまず、植物観察にはうってつけだろうと判断して、いざ裏庭へ。
エゾヤマザクラはずいぶん咲きそろってきたが、たぶん満開は二、三日後だろう。しかし天気予報によれば土日は天気がよろしくない。かといって、明日はちと早すぎるから、花見は日曜日あたりに雨天決行としようか。
花見といったって、どうせ一人、ショットグラスでスコッチを一杯だけにするつもりだ。カッポレには合わないけれど、BGM は Straight, No Chaser、セロニアス・モンクで文句はあるまい。
こちらは色白のチシマザクラ(ここは足場が悪いので妙なアングルになってしまった)。こいつはやっと咲きはじめたばかりで、ほとんどがツボミである。
ニリンソウ。こちらもまだ大半がツボミだから、見ごろは来週になるだろう。
ユキヤナギもやっと開花しはじめた。大阪とは約2ヶ月の時差がある。
オオバナノエンレイソウは満開である。この花は、一般住宅の庭ではめったに見かけないはずである。
小松菜の芽が出そろったけれど、どうも発芽率がよろしくない。よく見ると、あちこちに犬か猫の足跡らしい凹みがある。ひょっとしたらキツネかもしれない。貧乏人の畑を荒らして困らせるとは、財務省の官僚みたいな連中である。いずれ現行犯逮捕してやるから、そのつもりでいてくれ。
金のない自称上級国民にとっては、これからしばらくが一年でもっともいい時期である。
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