Daily Oregraph: 映画番外編 大立ち回り
番外編である。材料がなかなか見つからぬから、うんと古いところを探してみた。サイレント映画「雄呂血」(1925年)の一場面なのだが、どうしてどうして、この映画はなかなかの傑作である。主人公の抵抗すさまじく、よく役者の体力がもったものだと感心する。
黒川といえば、ぼくなどは時代劇俳優故黒川弥太郎さんをすぐに思い出す。きりっとして品のある、いい役者さんであった。清廉潔白のお役人などがはまり役であったと思う。だから、この黒川さんが駆けつけたら、「もはや逃れられぬ、観念せい」というに決まっている。
-ちがう、その黒川ではない。おれの黒川を呼べ。
だからさ、どこの黒川さんなんだよ? ぼくにはちっともわからないけど、あなたはご存じですか?
Comments
黒川と言われても、
黒川温泉しか浮かびません。
いずれにしろ、かなーり、腹黒い奴でしょうね。
一言いいすか?
「マスク憎けりゃ、●ベまで憎い。」
さて、●に入るカタカナ一文字は何でしょう?
(成人正答率99%の問題です。)
ありゃ!一言じゃなかった。
切腹!
Posted by: しょうちゃん | May 17, 2020 10:10
>しょうちゃんさん
黒川さんが今後国民の喝采を浴びるとしたら、可能性はただひとつ。まずみんなに罵声を浴びせられても、何食わぬ顔をして居座ります。しかし一呼吸おいて、意外や意外、手のひらを返してアベシャツ一味を一網打尽にするというシナリオなんですが(笑)、それほど腹をくくった人物ではなさそうだし、まあ無理でしょうね。
「切腹」をテーマにしたパロディ、適当な映画を探してみましょう。あるかなあ?
Posted by: 薄氷堂 | May 17, 2020 22:20