Daily Oregraph: 一切れの海
日本史の汚点として永久保存するつもりの(笑)アベノマスクはまだ届かないし、容疑者が検察を抱き込もうとしているし(前代未聞の信じられない話である。こちらは世界史の汚点だろう)、気分がムシャクシャするから、海を見に行こう。
まっすぐ知人の浜へ行くつもりだったが、ひどく遠回りになるので、たくぼく線(旧米町線)の終点までやって来た。ここはもと石炭列車の踏切があった場所である。
ああ、予想どおり、こちら側にも立入禁止の看板が立っていた。ぼくの定航散歩コースだったのだが、「ここは遊歩道ではありません」といわれては通るわけにはいかない。
で、浜へ降りようにも黄色い「私有地進入禁止」の立札が立っているし、にっちもさっちもいかない。次回は知人へ直行するしかあるまい。
しかたがないので、海を一切れだけ切り取って帰ってきた。味気ないことである。しかし潮風を胸一杯吸い込んだから、まあ、いいか。
Comments
一切れだけでも海が見えれば・・・
それに胸いっぱいに潮風を、なんてのは私にとって今もっとも身をさらしたい環境であります。
仕事は別として・・・出歩くと言えば大神神社のみ。それはそれで悪くはないんですが、これがひと月も続くとねえ・・・ちょいと変化が欲しいところです。
Posted by: 三友亭主人 | May 12, 2020 22:21
>三友亭さん
どんな土地であれ、たまには外へ行きたくなるものですが、盆地は特にそうでしょうね。気分的に逃げ場がありませんから。
潮風は気持がいいです。
Posted by: 薄氷堂 | May 13, 2020 08:52