Daily Oregraph: ならぬ堪忍……
傑作「戦艦ポチョムキン」から一場面を拝借して、勝手にセリフをつけてみた(字幕サイレント映画だけど、ロシア語字幕がわからなくても筋は大体わかると思う)。
ぼくは子どもの頃、亡き父に連れられて、この映画を市内の映画館で観たことがある(1925年じゃないぞ(笑))。オデッサの階段のシーンにはショックを受けて、いまだに忘れられない。
水兵が怒るのも無理はないとぼくは思うのだが、みなさんはいかがであろうか? 従順な兵士が反抗するには、それ相当の理由があるということだ。残念ながら、蹴落とされた士官の顔は見えないが……(笑)
Comments
「戦艦ポチョムキン」は私ども世代には全く知る機会もなかったような映画でしたが、それこそ高橋和己の評論で(どれだったか忘れてしまいましたが)その名を初めて知りました。一度は見てみたいなとは思いつつ見ることがKなわぬままにこの齢まで・・・
今回のこのリンクをたどり、一度は最後まで・・・と考えております。
Posted by: 三友亭主人 | April 26, 2020 22:09
>三友亭さん
まあ、先入観なしにごらんになってください。ただし伴奏音楽はぼくが映画館で観たものとはちがっています(YouTubeのはショスタコーヴィチの音楽ですね)。当時聞いた音楽の一部は、いまだに覚えていますが、あれはあれでカッコよかったですね。
以前ある船員と話していたら、オデッサ出身だというので、ぼくが思わず「おお、ポチョムキン!」といったら、うなずいていました(笑)。
Posted by: 薄氷堂 | April 26, 2020 23:28