Daily Oregraph: なぞのツブツブ
ごらんのとおりの上天気で、最高気温も23.1度まで上がり、ひさしぶりに汗をかいた。夏の残党が小規模の反乱を起こしたらしいけれど、気の毒なことに、たちまち鎮圧されてしまうにちがいない。
本日のランチには謎のスープが出された。なかなかの美味である。牛肉はもちろんすぐにわかったが、たくさん浮んでいる長楕円形の粒々が謎である。穀物にしては煮崩れもないし、食感はツルツルの一点張りである。
「これはなんだい?」とたずねたら、「グーズだ」という。あとで調べればすぐにわかるだろうと思って、スペルを確認しなかったのが失敗だった。
思いつくすべてのスペルで検索しても出てこない。ひょっとしたら「グズ」かも知れないと、さらに調べてもダメ。
わからないままでは気分が悪いから、いろいろ考えた末にたどり着いたのが「クスクス」である。「グズグズ」でなく「グーズまたはグズ」なのは気になるけれど、ツルツルしているところもパスタの特徴だし、ありえない話ではないと思う。問題は粒のかたちのちがいだが、クスクスにもバリエーションがあっておかしくはないだろう。
そんなわけで、クスクスの一種または親戚だろうという結論に落ち着いたけれど、どうも不安である(笑)。どなたかご存じの方がいらしたら、ぜひお教えいただきたいと思う。
Comments
お久です。
パスタのrisoniに似ています。
Posted by: しょうちゃん | October 05, 2019 02:25
>しょうちゃんさん
ごぶさたしております。
おお、たしかにソックリです! 「グ(-)ズ」といったのはギリシャ人ですので、ギリシャ語がチンプンカンプンのぼくには確かめようもありませんけど、たぶん同じものを、かの国ではそう呼んでいるのでしょう。
食べた感じでは、パスタの一種であることは間違いありません。ツルンとして、とても気持のいい(笑)食べ物でありました。
どうもありがとうございます。また教えてください。
Posted by: 薄氷堂 | October 05, 2019 23:25