Daily Oregraph: 裏庭画報 チンゲンサイの花
ひさびさの好天に誘われて裏の畑に来てみれば……うわあ、雑草がすごいことになっている。どないしましょ。
第二次小松菜と水菜の芽はとっくに出ているはずなのだが、ハコベらしき草に埋もれて、まるで見えないのである。
まだ取り残したチンゲンサイも同様。おや、一株だけ花が咲いているではないか。いかにもアブラナ科の花である。
記念撮影してから、残りをすべて収穫した。低温のせいか、にわか百姓の未熟さゆえか、全体に細身だけれど、かえって食べやすくてうまい。小松菜もそうだが、なんでも大きければいいというものではなさそうだ。
雑草を取れるだけ取って土を均し、第二次チンゲンサイの種をまいた。近日中には第二次白カブに取りかかる予定。
雑草もひどいけれど、虫どもの活動も盛んになってきた。ブンブン音を立てて飛来するものもあれば、土中をチョロチョロするやつもある。
先日白カブの葉っぱをもりもり食っていたでかい毛虫は、せっかく助命して遠くへ蹴飛ばしておいたのに、またしてもウロウロしている。もはや勘弁ならぬから、踏みつぶしてしまった。成仏してくれよ。
草むしりに一日費やすのはばかばかしいから、さっさと退散。いっそ自然農法に転向しようかしら。
いくら人間がでかい顔をしても、結局植物と昆虫にはかなわない。毎年夏になるとそう思うのである。
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