Daily Oregraph: 霧の季節
さてあまりにもバカバカしいから書くのはやめようかとも思ったが……
昨日 YouTube で予算委員会の録画を見たら、例によって首相が「平然として」ウソをついていた。この人、小学生レベルである。この人にはなにをどういっても通じないのだから、まともな頭の持主とはとても思われない。一点の曇りもない愚者である。
内田樹さんのツィッター(5月22日)を引用させていただくと、
総理大臣がまた支離滅裂なことを言っております。でも、「あなたの言っていることは首尾一貫していない」という批判は「自分は知性的で論理的な人間である」ということにアイデンティティーの軸足を置いている人間にしか効果がありません。反知性主義の強みはここにあります。
内田さんは学者だから上品にお書きになっているが、ようするに「バカにつける薬はない」ということだろう。
え、「総理大臣を愚者呼ばわりするとはけしからん」というのですか? いやいや、「愚者を総理大臣にしていることがけしからん」のではありませんか。
あの人に代る後継者がいない、などと寝ぼけたことをいう人がいるけれど、それはあんまりな(笑)。それほど日本人一般をバカにする発言こそ、ネトウヨ諸君のいう「反日」に該当するのでは?
じゃあどうしたらいいといったって、ぼくたちには唯一の合法的武器である選挙権を行使することしかできない。あきらめることはないと思う。投票率さえ高めれば必ず勝てる。
ほんの少しでも歴史のお勉強をすれば、選挙権がいかに値打ちのあるものであるかわかるだろう。昔は貧乏人には選挙権がなかったんだよ。しかも最初から「無記名」投票だったのではない。そのわけは明らかだよね。
選挙で世の中が変らないというのは悪質な宣伝だ。年収数千万の人も二百万未満の人も等しく一票は一票ということは、われわれ貧乏人がゾロゾロと投票所に行けば、たやすく数で圧倒できるということだ。しかも無記名なんだから、だれに遠慮する必要もない。
アニーよ、銃をとらなくてもいいから、投票所へ行け。
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