Daily Oregraph: 十勝港絵日記 3月17日
大量の木材はマレーシア産のいわゆる南洋材。
現場の方にお聞きしたところ、釧路の水面貯木場が廃止になったことから、十勝港で揚荷されるようになったのだという。
かつては本船から木材を水面に落とし、それを職人わざで筏組みしてボートで曳き、水面貯木場へ運んだのである。しかし北海道内では水面落とし方式もう行われていない。
現在ではこのように直接岸壁に揚げて土場に仮置きしてからトラック輸送するのである。
ご参考までに中央埠頭で撮影した釧路川での水面落としと筏組みの写真をごらんいただきたい(2005年3月27日撮影)。
これは荷役の最後に組んだ筏を曳いて水面貯木場へ向うところ(2005年3月27日撮影)。
もうこの景色は見られなくなってしまった。
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